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2009/05/14

原産はアフリカモロッコ沖のカナリヤ諸島

5/13

健康診断の日である。水曜日は会議と授業があり、その合間を縫って健康診断である。多くの学生に指導するだけでなく、小中高と学校に訪問指導することの多い私たちは、人様に移してはならぬ病気を持っていないか、検査する必要性が高い。

8:30スタートのところを8:00過ぎに大学に行ったらもう既に6人の先生が並んでいた。早い。私の前は学長先生。私が研究室に行く前で鞄を持っているのに気づかれ先生は、
「席を取っておきましょう。書類をどうぞ」
と言ってくださった。慌てて鞄を置きに研究室に走る。

戻ってくると、さらに人の列。15人ぐらいになっていた。
「先生。学長先生に持っていただくなんて恐れ多いですよ」
と児童教育学科の先生。
まさにその通りである。
『いやあ、私甘えさせていただくのが大好きなので』
「まったく(^^)」
いやあ、良い大学である。

研究入門ゼミでは、図書館の使い方を学ぶ。

    1)    図書館司書の方に、ガイダンスを受ける。
    2)    実際にメディアセンターで、PCを使って検索。
    3)    図書館に移動して、実物を見つける実習。

という流れである。高校時代の検索とは違い、opacやNACSIS Webcatの使い方を理解していなければ検索はままならない。ここの部分を1)でお願いする。2)では実際に課題を出す。今回出した課題は、次の二つである。

引用開始 ーーーーーーーーーー

課題は二つである。
どちらか一つできたら、二階のロビーにいる池田のところに持ってくること。
制限時間は、12:10までである。
健闘を祈る。

    1.    池田修が書いた本、論文、原稿、作品などを探して持ってくる。
    2.    本日の日直が活けてくれたお花は、chrysanthemum frutesceusという花で、原産はアフリカモロッコ沖のカナリヤ諸島とのことである。さて、カナリヤ諸島原産のこの花が、どうして日本にやってきたのであろうか。その原因を探りたい。それがわかる本を探して持ってくる。

引用終了 ーーーーーーーーーー

解説が必要であろう。
1.は、同姓同名の学者がいるので、それを間違えて持ってくるというのが味噌である。口頭では、「私、池田修が書いた本」と言っているので、ここをきちんと聞いているかどうかがポイント。

2.は、結構難しい問題である。研究入門ゼミでは、毎回日直に、そのときに咲いている学内の花を一輪挿しに活けよという課題を出している。そのときに、その花の「学名、別名、原産国、花言葉、写真」などを記入するカードを一緒に置かしている。

で、今週の日直の花を見たら、「chrysanthemum frutesceus」とあり、原産がカナリヤ諸島だというので、(大瀧詠一さんの、「カーナリアナーイランド、カーナリアナーイランド」と口ずさみながら)出した問題なのである。

1.は、本の在処を調べるだけの問題であるが、2.は理由を調べる問題である。(ちょっと難しいかなあ)と思って待っていたら、なんとこの日の日直が燃えて、該当の本を探してきてしまったのだ。それも二冊も。これには図書館司書のお姉さんもびっくり。もちろん、私もびっくり。なかなかやるね、今年の一回生ゼミの諸君。

午後の会議は、大学のものが一つ。さらに、コース会議は、教育実習指導・訪問指導のあり方について、あれこれ。その後の学科会議では三回生が行う「立志式」への後援が承認された。

立志式とは、今年度の前期の最終日に、三回生が自分たちで行う企画である。琵琶湖の北の宿舎を借りて、一ヶ月後の教育実習、一年後の採用試験、さらには就職活動に向けて、今まで自分たちが学んできた学びを確認し、新たな学びのスタートを切るために決意を新たにするための学習会であり、親睦会である。

新入生キャンプの三回生版と言っても良い。これを学生たちの手で作り出すのだ。その後援を学科として行おうというものである。だから、教員は相談には乗るが、あとは任せる。場所、企画、業者との交渉そのほかもろもろこれを学生実行委員が作る。私たちはご招待される形だ。

このぐらいのことが三回生で出来ないようでは、ダメだというのが私の考えである。これが学科の意志として学生たちを育てるために認められたのは、とても嬉しい。

美しい琵琶湖で、児童教育学科の三回生が良い時間を過ごせることを期待する。

こうして、ひとつずつ。目の前の仕事を終わらせながら、大きな目標に向かって行くしかないのだなあと、改めて思う。

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