なんとかやり過ごしながら、やりすごしながらだ
6/1
昨夜、一日の疲れを取りながらメールに返事を書く。
実に自分勝手な返事を書く。
頂いたメールは、私にはそのように読めるのだが、書いた方はそんな思いで書いていないんだろうなあと、後から読み直してみると感じる。自分の都合の良いように文字を単語を拾って文脈を作っている。
いかん。まだまだ修行不足だ。
◆
久しぶりの月曜日の授業だ。
今日の授業は、『街場の教育論』の発表。土曜日に大学に行ったら準備をしていた学生たちの発表だ。
今日の発表は、なかなか良かった。
準備に20時間ぐらい掛けているんじゃないかな。このぐらい準備すると良いものが出来るという見本である。
もちろん、これをさらに良くするためにはどうしたらいいのかということを指摘する。スタートラインが高いところにあるので、面白いものになりそうである。
◆
授業を終えて研究室に戻ると、先日の校内研修会のまとめのメールを頂いていた。先生方一人一人の感想が書かれている。伝えようと思っていたところが伝わっていたようなので、一安心。
たった2時間。しかし、大事な2時間を頂いての校内研修である。日々の授業を作りだすための何らかのヒントが届いたのであれば、とても嬉しい。
先週の木曜日に行った研修会の結果が、月曜日に届く。
そりゃあ、まあ読む方からすればすぐに頂けるのは嬉しいけど、申し訳ない気持ちも。打ち込まれた先生、大変だったでしょう。私もこの役をやっていましたのでヨークわかります。ありがとうございました。
◆
遅い昼食をとりに行こうとすると、ノックの音が。
『どうぞ』というと、卒業生である。
一回企業に就職して一年間やったのだが、どうもダメでその後のことを先日相談に来ていたのだが、そこでアドヴァイスしたことがとんとんで動きだし、非常勤講師で働くことになりそうだとの報告であった。
いやあ、良かった。
『食事はしたか?』
と聞くと
「まだデザートなら入ります」
との答え。
ま、このぐらいでなければダメだ。
食事をしながら、あれこれ話す。倒れるなよ。
◆
私はまだまだ復活はしていない。むしろ、深ーいところにたまって行くのを感じる。その中で大量の仕事が襲ってきている。あ、向こうにも見える。その向こうにも。
が、こうして学生や卒業生、さらには講座を受けてくださった先生方たちからの声で、エネルギーを貰っているのだとわかる。
ありがたいことだ。
なんとかやり過ごしながら、やりすごしながらだ。
仕事が終わらず、まだ研究室に居続けている池田でした。
BGM 「空へ」 by カルメン・マキ&OZ
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