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2009/07/29

『君は靴のひもを結べるかね?』

7/28

模擬授業が終わった。教科教育法国語の授業も終わった。

私のゼミで模擬授業をやった学生が、再び挑戦した。ゼミのときに私が指摘した課題について、それを解決しようと挑戦している姿が、この授業に見て取ることができた。こういう努力を重ねて行こうとする学生は、伸びる。どのタイミングで伸びるか分からないが、伸びる。それを楽しみに待ちたい。

授業後研究室で、さらに授業の振り返りをする。

『君は靴のひもを結べるかね?』
「はい」
『では、その結び方を説明できるかね』
「えっと、〜〜〜〜〜〜〜というふうにやります」
『うむ。では、靴のひもを結ぶときに、そのことを頭の中で考えてそのようにやっているかね?』
「? いいえ」
『それだよ』

靴のひもの結び方は、知っている。そして、それは通常は言語化されることなく、ほぼ無意識のうちに行われる。ある種身体化されていると言っても良い。

『君は、私が指導した内容を頭の中に入れて、それを模擬授業で実際にやろうと挑戦していたのだと思う。それはよくわかった。つまり、靴のひもの結び方を教わったので、その通りにやろうと挑戦していたわけだ。

だが、授業はそれではうまいこといかない。言語化等意識することなく靴のひもが結べてしまうように指導した点が無意識にクリアされた形で授業の中で展開されるようにならなければならないのだよ』

高度なことを求めているのは分かる。新人の教師でこれができる教師はどのぐらいいるのか私にはよくわからない。だが、だからといって学生には出来なくていいよというのはおかしい。出来ないかもしれないが、出来ることを目指してレッスンに励まなければならない

我が学生はなんと言ったか。
「先生、もう一度模擬授業をやらせてください」
である。その心意気や良しである。

期待しているぞ。

会議が終わり、大学を後にしようとエレベーターに乗り込んだのが21時前。中には生源寺先生がいらっしゃた。

『あ、先日は伺えなくて失礼しました』
「池田先生、それは昨日のことだよ」
『え? あ、本当だ、昨日のことだ』

一回生ゼミのパーティがあったので、学科の納め会に参加できなかったのだが、そのことを思いながら「先日は伺えなくて」と言った。そしたら、「昨日のことだよ」と言われた。

びっくりした。
本当に、昨日のことだ。でも、『あ、先日は伺えなくて失礼しました』と言ったときの実感は一週間前の出来事を話しているような感覚であった。

一週間が一日のように感じることもあるが、一日が一週間のように感じるほどいろいろとある一日だったわけだ。すごいなあ。これって充実していると言って良いのだろうかf(^^;。

いよいよ明日で前期の授業が終了。
実はこの後の方が忙しい。

体調を保ちつつ、まず、お盆休みまで乗り切って行こう。

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