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2009/08/01

第一回児童教育学科「立志式」 その2

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キャンプファイヤーが終わってから、体育館に集合して夜の学習会である。講師は我らが土作彰先生である。

先生には、一期生が二回生のときに特別活動論で集中講義をお願いしている。多くの学生たちにとっては、久しぶりの再会である。ではあるが、久しぶりなんてことは感じられない学生たちとのやり取りであった。さすがである。

夜の学習会では教育実習に向かう心構えを中心にして、学生からの質問にあれこれ答えて下った。学生たちはこれが如何にすごいことなのかが本当にわかっているのかどうか分からないが、幸せな顔をしていたのは事実である。先生、ありがとうございました。

で、その後、大根深海である。いや、大懇親会である。80名での懇親会である。お酒が嫌いではない私は、三回生になるのを実は楽しみに待っていた。別にお酒は嗜好品であるからして、飲まなければならないというものではない。

国語教育会の重鎮である花田修一先生は、私を飲みに誘ってくださるときに、必ず仰ることがある。

「池田さん。酒はね、情けを酌み交わすんだよ」

と。私は大懇親会の最初にこの話をした。そして、

『君たちが、立志式を実行に移し、ここまでやってこれたことを非常に嬉しく思う。酒は飲まなくても良いものだ。だが、ま、折角20歳を超えたことだし、無理のない範囲で情けを酌み交わそう。友情を酌み交わそうではないか』

のように話した。もちろん、それだけではなんなので焼酎と日本酒を差し入れした。焼酎は『閻魔』。これから成績が待っているぞという意味も込めてf(^^;。日本酒はかの名酒『獺祭』を二本。学生には贅沢であるという話も一部ではあるが、お祝いである。良いものを用意してあげたかった。宿に向かう前に、浜大津で購入したのであった。

ま、ここまで来ると道楽かもしれないが、差し入れの道楽ならまあ多くの人は困らないだろう。

延々と、教育のことを語り合う。学生たちはここぞとばかりに、あれこれ先生方を囲んで話をする。教員は私を含めて四人が行ったのだが、延々と。土作先生も明日が早いのに学生たちに延々と語ってくださった。ありがたい。

延々と語り続けて、無事に終了。
良い時間であった。

翌朝。私はゼミ生に起こされることになる。
いや、携帯電話がどこかに行ってしまい、タイマーがセットできなかったのである。気がついたら、朝食の時間は終わっていた。

「先生〜〜〜〜〜!」
と声をかけられ、
(ん、なんで君たちがここにいるの?)
とびっくりしたわけだ。

で、午前中は三つのプログラム。
一つは、幼児教育コースの学生のために、ベテラン保育士の先生からのお話である。学生たちは、疲れた体にむち打ちながらも、良い話に必死に聞くことになる。

ここからは大学の教務課の職員の方も駆けつけてくださって、様子を見てくださった。たしかに大学から40キロのところである。だが、そこに足を運んでくれるというのが嬉しい。

そして、メインの立志式である。
学生たちは、各自400字程度の決意文を書いて臨んでいる。今まで学んできて、ここからの進路をどうしようと思っているのか。これを仲間の前で宣言するのだ。

時間の関係で全員は無理であったが、実行委員が選んだ学生たちの宣言はどれも自らをきちんと見つめて、その方向に向けてもう少し努力を重ねて見ようとするものであった。小学校教員を目指す者。幼稚園教員を目指すもの。保育士を目指すもの。小学校教員を目指すつもりで入学したが、一般社会を目指すことに決めた者。自分が何者なのかを見つめ直そうとした者。揺れている自分を発見した者・・・。いろいろであった。

仲間が読んでいるのを見て泣くもの。読みながら涙を流す者。その涙を見ながらもらい泣きをする者。これからの教育実習、採用試験に向けての不安を決意をきちんと言葉にしていた彼ら彼女らであった。

本当に、この会を企画して良かったとしみじみ思った。

講評の宮嶋先生のお話も良かった。進路を選ぶということ、教育実習とはなんなのかということということについて、語っていただく。教員養成系の大学の教員ならば、必ず語る機会の来るテーマであるが、しっとりとした語り口で、しかも熱い内容であった。

そんな先輩と一緒に学科の教員でいられることをとても誇りに思うのであった。

最後は、フォトストーリーである。
学生たちがいままで生きてきた道のりを振り返ることができるような構成になっていて、これもなかなか良かった。20分弱の作品である。

よし、やるぞという気持ちにほとんどの学生がなったのではないかと私は感じた。
来年度以降もこの企画は後輩たちに引き継がせて行きたいものである。

集合写真を浜辺で撮って、昼前におしまいであった。

ご苦労さん。
良い夏休みを。
そして、良い実習、いい進路を得るための学びをさらに進めよ。

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