三回生ゼミの第一回の合宿 その2
8/30
キャンプ場で朝ご飯を食べてから、決戦である。この日は、海釣り大会なのである。ガチンコ勝負である。
人生を楽しむには、読書を覚えるとかいろいろとあるが、釣りを覚えるのも重要なファクターである。キャンプの初心者もいれば、釣りの初心者もいる。なんとかさびき釣りで楽しく釣り上げてほしいものである。
釣り場書を決定する時間に、海岸で少し寛ぐ。
こういう時間も結構好きだ。
◆
で、いろいろとあってキャンプ場の近くの釣り場にいく。
水深はそれほどないので、豆あじを狙う。
結果的に、私が優勝(^^)v。
ここは教員の威厳を保つことができた。はっははは。
ちなみに、女子学生は全員釣れた。良かった良かった。坊主は、寂しいからねえ。
◆
この釣りをしているところの近くに、水上バイクを楽しむ一団がいた。ま、五月蝿いのは我慢するとして、驚いたことがあった。まだ生まれて半年ぐらいの赤ちゃんを抱えて、水上バイクにタンデムで乗っているのである。もちろん、ライフジャケットはないし、よく見ると缶ビールも転がっていた。もちろん、水上バイクも飲酒運転は御法度である。
赤ちゃんは泣きもせずに、母親の片腕に抱えられて海へと出て行く。母親のもう片方の手は運転手の体にある。
なんともである。
その母親は、最後にクルーザーで帰るときに、ちょっとした50cmぐらいの段差をよじ上ろうとしていた。父親らしき男性が、手を差し出したところ、父親を引っ張って落としてしまい、自分も後ろに倒れた。
『あ、赤ちゃん!』
と私は叫んでしまった。
幸いにして、母親がクッションになり赤ちゃんは何でもなかった。ただ、左右に10センチでもずれていれば、母親も赤ちゃんも相当の怪我をしていた。その場所を五メートルも下がれば段差はない場所なのに。
本当に危なかった。
◆
遅い昼ご飯を小浜で食べる。地元の魚を食べさせてくれる場所で、たっぷりと食べる。
写真は、私が食べていた刺身の一切れ。
なぜか、おじいさんの笑顔に見える。
さらに、潮風でべたついた体を温泉で流す。
いやあ、極楽。
こういうのはいいねえ。
◆
車の方向が違うので、小浜で解散。
家に帰るまでが合宿。
安全運転で帰るように話して、解散であった。
◆
帰りの車の中で、あの赤ちゃんの話になった。うちのゼミ生は泣かなかった赤ちゃんのことを可哀想だと言っていた。恐らく泣いても反応がないので、泣くのを止めてしまった「サイレントベイビー」ではないかという話もでていた。
赤ちゃんは泣くのがお仕事。
周りにいる大人は五月蝿いのだが、泣くのがお仕事。そして、その鳴き声に駆け寄り、あやすのも大人の仕事。
だけど、泣かなくても良い状況を作るのも大人のお仕事である。
◆
19:30ごろ帰宅。
荷台に娘を連れて奥さんが登場。
学生たちは娘とじゃれ合ってくれている。
写真を撮ってバイバイした。
ふう、良い合宿であった。
合宿係ご苦労さん。
次は、冬合宿か(^^)。
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