八月は「それで居て」終わるのであった
8/31
いやあ、忙しかった八月が終わる。多分、私の人生の中で宿題に終われた夏休み、浪人生の夏休みすらも越えるぐらいの忙しさであった八月が終わる。
ブログに書いていることだけではなく、書けないこと書かないことなどそれ以外にもあれこれあったわけで、実に忙しい夏であった。ただ忙しいだけではなく、充実していた夏でもある。
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午前中は、野球の応援とゼミ合宿でできないでいたあれこれをやる。あれこれは終わりきらないが、それでも少しできただけでホッとする。
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昼ご飯は久しぶりにパスタ。
ペペロンチーノを200g食べる。いやあ、食べ過ぎだなあ。
ペペロンチーノの上にはスイートバジルを十数枚ちりばめる。
これはなかなか美味。去り行く夏の味わいであった。
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娘の昼寝の後に、今年最後の市民プールに出かける。
さすがに、今日は人が少ない。
娘は、
「おっきいプール!!!」
と叫び大興奮。防水カメラでガンガン撮影する。
水中から娘を撮るとこのようになる。
ところが、今日は結構涼しい。
雲の切れ間から日差しが出ると良いが、隠れると寒い。
30分ぐらい遊ばせていたら、娘の唇の色が少し変わってきた。
『出る?』
と聞くと
「嫌」
と即答。仕方なしにもう少し遊ばせるが、歯がガチガチ言い出す始末。さすがにこれはダメ。泣く娘を抱っこして、バスタオルでくるんで太陽に温められたコンクリートの部分に寝かせる。娘が笑顔になったので、一安心であった。
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が、プールから出たところの坂道でこけて、膝を擦りむく。大泣き。こうなると梃でも動かない。お父さんは白旗を揚げる。奥さんに電話でヘルプであった。
ということで、今年の夏は終わっていく。
あ、思い出した。
引用開始 ーーーーーーーーーー
このごろは あなたにほれて居てほれてゐて
どうにもならぬほど ほれて居て
それで居て
あたしもさりげない顔をして
とうとう夏も終わるか
1924.8.31作
川上澄生
引用終了 ーーーーーーーーーー
八月は「それで居て」終わるのであった。
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コメント
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思わず,自分のmixiの日記で紹介したくなりました。
とてもステキな言葉ですね。
とても切ない気持ちになります。
投稿: 得津秀頼 | 2009/08/31 23:29
どうぞ紹介してください。
川上澄生さんは、先生なんですよ。
いいですよ。
投稿: 池田修 | 2009/09/01 05:30