« 集中講義三日目 | トップページ | 『明日の教室』第五巻 »

2009/08/22

集中講義最終日

8/21

集中講義最終日。この日だけ3講時まで行う。
作文指導である。

これもなんで特別活動論なのかという疑問があるであろうが、理由は二つある。

1)行事の後に書くことの多い作文。この作文は担任が指導することがほとんどである。教科に関係なく作文の指導が出来る必要がある。だからである。

2)作文を書いた後、書き込み回覧作文をする。これによってクラスの人間関係づくりを行う。その実際を学生たちに体験させるためである。

一講時が、作文の書き方の指導。二講時が実際に60分で3枚の作文を書く。三講時が、書き込み回覧作文という大まかな構成である。

大学生に今更作文の書き方指導、というのもこれまたなんだが、やる。大学の教員になってから、『作文の書き方を習ったことのある諸君はいるか?』といままであちこちで聞いてみるのだが、手が挙がらない。僅かに挙った学生に確認すると、それは原稿用紙の使い方という場合が全てである。習っていないのである。

もちろん、私だって大学時代に習っていない。だから自分で考えた。なぜならば、職業人というものは、習っていないからで来ませんなんてことは言えないからである。

ではあるが、ここは大学。だから、作文の書き方の指導方法を教えるのである。国語科教育法であれば、3時間かけるところであるが、今回は1時間で。エッセンスだけだ。

書き込み回覧作文をやると、クラスがしっとりする。大学の授業でもそうである。ある学生は、特別活動論の授業は、140人のクラスになっていたと感想に書いてあった。嬉しい評価である。そのクラスもしっとりとした感じになった。

最後は、今までに行ってきた授業で伝えきれなかった資料を見せ、振り返る。そして、最終課題の「実踏報告書」の作成指示のプリントを配って、さらっと終わる。

さらっと終わるってのが、私のやり方。授業の余韻はそれぞれが持てば良いので、授業をやる方はさらっと終わる。

ひとまず、授業としての集中講義、特別活動論は終わった。集中講義は、学生にとっては集中的に講義を受けるということなのだが、講義をする側の私にとっては、体力と知力とあれこれをここに集中する時間であるのだ。倒れないように、ぎりぎりの一歩手前まで力を注ぎ込むのだ。それでなければ140人相手に四日間連続で授業を続けることは厳しいと私は考えている。

それが終わった。
もちろん、このあと私は課題の評価をするし、掲示板のチェックもするし、出席もチェックすると言う仕事が残っている。だが、学生たちの頑張りに支えられて、この仕事も営々と乗り切ろう。

ふう。
さ、来週は長野県と大阪府だ。

« 集中講義三日目 | トップページ | 『明日の教室』第五巻 »

コメント

集中講義お疲れ様でした。

学生の頃、集中講義が終わると、学生と先生の一体感を感じたのを思い出します。あの一体感は何だったのだろうかと思うと、やはり、先生のお力と、当時の学生の面々の力だったと思います。今では、ほとんどが中核をになう教員になってきましたから・・・。

とにかく、先生の集中講義を受けられるのは幸せです。
作文指導などは、仕事をしながら身につけた技術です。
それを贅沢にも集中講義で受けられるとは!

といっても、明日の教室の第一回でした模擬授業は、
私の大学の集中講義で学んだものだったので、人のことは
いえませんが・・・。

個人的には、今年の集中講義は今までと比べてハードルが高かったのです。
1)前の週に一週間東京にいた。
2)前日に一日研修でH市にいた。
3)受講生とがいままでで最大の146人であった。
これらの条件の中で、どうしたら良い授業になるのかをあれこれ考えて授業を構成していました。

やる方も受ける方も、この期間はエイヤっと、乗り越えなければならないんですね。私は学生たちにある種の一体感が生まれてきているのを嬉しく思っています。池田の集中講義特別活動論を乗り越えたというだけで、受講した年代は違っても、たぶん「戦友」のような一体感が生まれるんじゃないかなf(^^;。

私も学生も必死な四日間でした。

そのうち、必ずもぐります(笑)

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 集中講義三日目 | トップページ | 『明日の教室』第五巻 »