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2009/09/30

こうして世代交代が進んで行く

9/30

久しぶりの雨である。
一雨ごとに、秋も深まって行くのであろう。
今年も、クレイジーな京都滋賀の紅葉がやってくるのである。

今日から、二年目の学級担任論の授業が始まる。
二回生の授業である。

前期は二回生の授業が一つもなかったので、ちょっと新鮮。もちろん、びしっと授業。

このごろ、大学のキャンパス内を歩くと、二回生の姿が良く目に付く。というのか、三回生の姿が見えない。そうである。三回生の児童教育コースの学生は、教育実習に行っているのである。

いつもなら児優館の二階のテラスには三回生が多いのだが、二回生が多くいる。良いことだ。こうして世代交代が進んで行くことのだと思う。三回生は、実習後はテラスで寛ぐのも良いが、新しくできた教職保育職支援室の学習スペースであれこれ励みなさい。

授業後、昼ご飯をとる暇もなく出張。高校での模擬授業である。
タクシーの中でおにぎりを頬張るのは、なかなか味わい深いものがある。

今日の高校は、事前に質問したい内容を準備し、高校生からの謝辞も用意してある。ま、謝辞については読み上げであり、模擬授業から学んだことなど具体的なものに触れてはいなかったが、それでも先生方のご指導の後が分かる。

高校によっては、業者に任せっきりでその高校の先生が誰も一度も顔を出さないというところもある。随分違いがあるものだ。

90分間たっぷりと模擬授業、そして質疑応答。教育と言う世界に自分の人生を賭けようとしている高校生に少し、参考になるものが届いたのなら嬉しいなあ。

2009/09/29

という感じを、私にプレゼントしてくれる娘

9/29

午後から打ち合わせがあったので、昼前に大学に向かう。昨日の夜、久しぶりに遅くまで頑張ってしまったので、食事の後もう一度寝る。

嘗ては、こういうのはなんか罪悪感があったが、いまはそうして健康状態を保つことの方が大事という考えになりつつある。今いる環境を十分に生かすことが大事という考え方である。

もう少し遅く家を出て良いのだが、後期の始まりでもあり、やることがたくさんあるので、早めに家を出る。

マンションの中庭を歩いていると、
「ばいばーい!」
と声が聞こえる。振り返ると家の前の廊下から娘が手を振っている。
嬉しくなって応える。すると、さらに
「ばいばーい!」
である。
いつまでしてくれるかなあと思いながら大学に向かう。

大学に着いたら奥さんからメール。
「もっとパパにバイバイしたかった」
と家で話していたそうだ。
うう。なんて可愛いんだ。

GPに関する打ち合わせを終え、学生のリクエストに応え、授業。

今日は一回目なので、授業の受け方、ルール等を丁寧に話す。ただ、さすがに大学に移って四年目。私がどんな授業をするのかは先輩から伝え聞いている学生が多くなっているようで、特段厳しい言い方をしなくても、いや、するまえにもう学ぶ姿勢になっていることが多い。よし、である。

さて、来週は何人残っているかな(^^)。

家に帰ると、泣いていたらしい娘が笑顔で
「ぱぱ〜、おかえり!!」
と走りながら叫びながら迎えてくれる。

今日も一日終わったという感じを、私にプレゼントしてくれる娘である。

2009/09/28

「MacBook touch」

http://www.excite.co.jp/News/column/20090928/Gizmodo_200909_macbook_touch.htmlから

引用開始 ーーーーーーーーーー

2009年9月28日 16時00分

お待たせしました! 噂の「MacBook touch」が年内に完成と判明
Gizmodo_200909_macbook_touch_s

iPhoneに次ぐ大発表となる予感も...

出るぞ出るぞとの前評判のみで、先にマイクロソフトのほうがタブレットスタイルの新デバイス「Courier」を正式発表しそうな勢いでしたけど、アップルファンの皆さま、誠にお待たせいたしました! ついに噂の「MacBook touch」が、9.6インチのタッチスクリーン&3.5Gの「HSDPA」高速無線通信を装備して、年内にもアップル本社へと完成品が届けられますよ。アップルが買収したP.A. Semi製の低消費電力プロセッサの採用により、長時間のバッテリー駆動も保証されてますね。

台湾発の複数の業界情報筋から明らかにされたニュースによれば、新次元のMacBook touchのパーツ製造に関わるのは、Wintek、DynaPack International Technology、MAG. Layers Scientific-Technics、Wanshih Electronicの4社が確定しているとのことで、とりわけWintekは、すでにiPhone向けにタッチパネルを提供してますね。量産体制を整えて、来年2月に一斉発売というスケジュールで準備が進みつつあるようです。

ただし、iPhoneよりも一回り高い販売価格となる予定で、最小構成モデルは799ドルから発売されるんだとか。まぁ、スタンドにセットして、ワイヤレスキーボード&マウスとリンクするデスクトップスタイルで活用するなんて荒技も使えそうですけど、この設定価格でのリリースは微妙な反響にもなりそうですよね...

引用終了 ーーーーーーーーーー

うーん、どんな感じかな。
重さ、入力方法、大きさなど確認してみないと分からないなあ。iPod touchが結構使えるとなると、このセグメントは、ちょっと曖昧かもしれない。

でも、楽しみである。

教え子のHP

教え子のHP

大昔、私がまだが塾の先生をしていて、英語の講師をしていた頃の教え子です。その彼女が開いたHPです。いろいろあってイラストレータになりました。

http://www.motoko-umeda.com/

素朴な味わいの絵柄です。
ご用命を賜れば幸いです。

明日の教室 10/17 岩下修先生

明日の教室 10/17 岩下修先生のご案内です。

http://kokucheese.com/event/index/487/

糸井先生のブログから紹介します。

引用開始 ーーーーーーーーーー

10月の「明日の教室」は、岩下修先生に御登壇いただくことになっている。
「岩下先生に来ていただける」と、興奮気味に妻に話をしていたら・・・
「えっと、岩下先生って、知らないんですけど・・・」と、冷めた返事が返ってきた。

うーん・・・・である。
岩下先生の名を全国に知らしめたのは、1988年に刊行された名著、「AさせたいならBと言え」(岩下修著・明治図書)によってであろう。
この本は、今も、買うことができます。読んでいない方は、絶対に読むべき本である。お薦めなどという言葉は似合わない。読まなくちゃ駄目!である。

以来、日本教育の最前線で、教育界を引っ張って来られた方である。
現在は、立命館小学校に勤務されている。

私が、岩下先生から学び、そて、今も学びたいと思っていることは4つあります。

一つ目は、「子どもへの的確な指示の出し方」です。岩下先生を語る時、「AさせたいならBと言え」に代表される「指示」というキーワードは外せません。

二つ目は、「子ども達への自学自習のさせ方けです。岩下先生は、自学自習に関する本も何冊か出されています。岩下学級では、子ども達がすごい学習をノートに展開していくのです。その裏側の話を是非ともお聞きしたい。

三 つ目は、国語の授業です。岩下先生は、多くの国語の授業実践を書かれています。立命館小学校でも、国語の授業を公開されています。私も、立命館小学校の公 開研究会に参加し、岩下学級を見に行ったのですが、あまりの人の多さに子ども達の姿が見えない有り様でした。是非、じっくりと国語の授業について教えてい ただきたいものです。

そして、四つ目は、「表現教育」です。岩下学級の合唱、音読の素晴らしさは有名です。是非、その指導法について学びたいと思っているのです。

で、今回の御登壇です。
わがままいっぱいの依頼をしました。つまり、「岩下先生を丸ごと学びたい」のです。

まず、今回の講義は、DVDの第4弾として撮影を行います。御期待下さい。

内容ですが、模擬授業を行っていただけることになりました。
「詩」と「音読」の二本立てです。
つまり、岩下先生の「国語の授業」と「表現教育」を児童役になり、体験できるのです。

更に、岩下学級の様子もビデオで見せていただけるとのこと。この内容は、個人情報に関わることですから、DVDに入れることはできません。

10月の「明日の教室」は、10月17日(土)です。
時間はいつもと同じ。13:30~17:00となっております。
場所は、京都橘大学 児優館です。

引用終了 ーーーーーーーーーー

お待ちしております。
お申し込みは、

http://kokucheese.com/event/index/487/

です。

2009/09/27

秋の空にシャボン玉

9/27

まあまあぐっすりと寝て5時には起きる。最近良く寝ているなあ。昨日はお酒を飲むことも無く寝た。休肝日である。

年を取ると睡眠が浅くなると言われている。アルコールが睡眠障害になることもあるらしいが、昨日は飲まなかったのにも関わらず何回か目覚めた。ということは、もう一つの理由、「加齢」かもしれない。メラトニンが不足してくるという奴だ。ま、自然の摂理である。

マックをベランダに持ち出して、朝日が昇ってくるのを見ながらメールのチェック。ベランダでは、今年は美味く育っているハイビスカスが、今朝また一つ咲いた。まだ三つ、四つと蕾が育っている。

涼しい朝の風を感じつつ、風呂が沸くのを待つ。琵琶湖にはブラックバスを狙う釣り船が少しずつ集まる。

風呂では読書。これもいつも通りだ。

いつも通りではないのが、今日の日程。
今日は大学の入試関係の仕事で出勤である。

気持ちをきりっとさせて、出勤である。

で、粛々と仕事を終わらせていつもより早く帰宅。
久しぶりに三人でガーデンに行く。
秋の花が咲き始めている。
10月に満開になる秋薔薇も少しずつ咲き始めている。

ガーデンの外ではシャボン玉を楽しむ。
唇をつぼめて息を吐くことができなかった娘だが、
このところは、奇麗なシャボン玉を飛ばすことができるようになった。

秋の空にシャボン玉。
いいねえ。

明日から本格的に後期の授業も始まる。

「個別支援と集団づくり」

9/26

昨日は岡山県津山市での研修会に伺った。「個別支援と集団づくり」というテーマである。放課後研修講座というものであった。

個別支援といえば、青山新吾先生である。しかも、岡山県である。津山は青山先生の初任の地。ということで、青山先生もご一緒していただくことになった。

津山の教育事務所には、明日の教室にも参加してくださるYさんがいらっしゃる。なんと本学大学院を修了されているのである。といういろいろなご縁で伺うことになる。

運動会の取り組みの前後だというのに、50人近くの方が参加された。青山先生が、最初にこの研修会の目的を説明される。さすが県の指導主事だなあと思う。必要にして最小限の言葉を使って簡潔に説明される。

私はそれを受けて1時間程度お話をする。
今回のテーマが設定された問題意識は、個別支援に光が当たると集団づくりが見えにくくなる。実際は、個別支援と集団づくりは車輪の両輪であり、どちらも必要なのではないかというところから設定されている。

集団づくりを意識するとき、集団とは何かをまず考える。そして、

『このクラスが居心地が良いと思う人は、ちょっと周りを見回してください。そして、居心地が悪いと思っている人がいないか考えてください。もしいたら、どうしたらその人も居心地が良くなるのかを考えて、行動してみてください。
また、居心地が悪いと感じている人。それを少し声に出してください。どうしたら良くなるのかを他のメンバーと一緒に考えて行きましょう』

のように話していた。基本的な考え方はこれである。ただ、そこに教師の支援があった方が集団づくりの一歩目を踏み出しやすい子どもがいるのも事実。そんな子どもについて事例をあげて話を進めた。

その後、懇親会。
いやあ、久しぶりに酔っぱらった。
教育事務所の先生方の熱い思いに、きちんと答えようとあれこれ話していたら、飲んでしまった。

たまたま近くにいた先生方が、みんな娘の父親で、
「いや〜、娘は良いよねえ」
という話でも盛り上がってしまったf(^^;。

本日は、津山を案内してもらい、温泉とお魚を堪能して帰宅。
ありがたいことだ。
ありがとうございました。

2009/09/25

最近読んだ三冊

9/25

いまは、特にテーマを追いかけて本を読み続けているわけではない。それにも関わらず、たまたまその本が次の本を呼び込んで、さらに呼び込んでテーマが重層化して私の中になんらかのものを構築して行く、または答えを放り投げてくれるということがある。

強く意識しているわけではないが、無意識にテーマを追いかけているのかなあ。これは良い循環である。

最近読んだ三冊は、螺旋階段状に相関しながら、私を高めてくれた。非常に心地の良い時間であった。

    1)    『間違いだらけの教育論 』(光文社新書/ 諏訪哲二)
    2)    『「空気」と「世間」』 (講談社現代新書)/鴻上尚史 )
    3)    『健全な肉体に狂気は宿る—生きづらさの正体 』(角川Oneテーマ21/内田 樹 (著), 春日 武彦 (著)

キーワードは、近代、消費社会、身体論、教育かな。これらが私の中で心地よく響き合った。

どれか一冊読んだ方は、他の二冊も合わせて読むことをお勧めしたい。

2009/09/24

さ、後期が始まった

9/24

後期は、合唱コンクール前の中学校のような忙しさから始まった。

1限は、事務処理。
2、3、4限は授業。
昼休みは学科会議。
5限は、学生の指導。

それこそ、お茶を飲む時間も、トイレに行く時間もなかったなあ。

学生への指導は、大事な教育実習について。
正しいということは、関係性の中にあるものであって、正しいということだけで独立して存在しているものではない、ということが理解できていないことから生じたものについての指導である。

頭を下げるのは教員の大事な仕事だが、当該の学生にもきちんと指導である。

そして、慌てて大学を出る。ちょっと他にも用事があるのだ。

忙しくはあるが、賑やかになったキャンパス。
一回り成長したように見える学生たちの顔。
いいもんだ。

さ、後期が始まった。
楽しみである。

世話焼き女房型

9/22-4

私が大学に行っている間の、娘と奥さんの会話。

「お父さんはね、お仕事。△△ちゃんもお仕事」
と奥さんが娘に言う。
すると、娘が
「いいなぁ、○○も、お仕事したいなぁ」
とのこと。

そういう娘はよく働く。
洗濯物を干す、畳む。さらに料理の手伝いは結構なもの。

お箸、箸置き、ご飯茶碗のみならず、お味噌汁の入ったお椀をテーブルまで運ぶ。

今晩はお風呂に入るときに、自分でお茶とタオルを持って準備をしていた。長風呂の娘は、入浴中に外にいるお母さんにお茶を所望する。顔を拭くタオルも。

ところが、今日は自分でお茶とタオルを持参して、風呂場にセットしてから服を脱ぎ始めた。ちなみに、私のタオルもセットしてくれた。

お風呂の中では、自分の飲んだお茶を、私にも飲めと勧める。風呂から出ると、ビールを注ぎ枝豆を食べさせてくれる。世話焼き女房型である。うれしい。

でれでれの父である。

写真は、娘がお気に入りのパンダ。本人が撮影。

Pnd

2009/09/23

一番大切なスケジュールの確認

9/22-3

昼前から大学へ。
明日から始まる後期の授業や後期のあれこれについて、準備である。

大学にはサークルや部活動の学生たちで結構賑わっていた。
私は、明日の授業の流れの確認と、後期に行う授業の流れの確認。教室変更や資料、さらに一番大切なスケジュールの確認である。

三回生の他学科の授業はあまり調整する必要も無いが、三回生のゼミでは、教育実習に行っている学生のスケジュールを確認しておかなければならないし、二回生は大学祭の流れも確認である。

このスケジュール調整、確認がとにかく私は面倒くさいのである。面倒くさいが、ここが大事だということも理解している。大学の行事、自分の研究、学生のスケジュール等を調整して、授業がより効果を発揮するであろうスケジュールを立てて行くことが大事。

ま、ここは教育実習に行くと勘のいい学生は理解するかな。

明日はいきなり2、3、4限と授業で、昼休みと授業後にも会議や打ち合わせ、さらには学生の指導も入っている。

準備は早めに切り上げて家に帰り、娘と遊ぼうと思うのだが、次から次へとやることを思いついてしまう悲しい性であったf(^^;。

でも、ここでもう止めて帰るぞ。
おー。

「まんざい!」

9/22-2

朝風呂に入る。すると、娘も
「お風呂!」
と言って付いてくる。
一緒に入ることに。

脱衣所で、
『○○、お洋服脱ぐよ。万歳だね』
「まんざい!」

確かに漫才だ。

ありがとう、R53

9/22

Mini1_2

いろいろなことがあって、R53、MINICOOPER-Sとお別れすることになった。魔性の車で本当に楽しかった。娘が大きくなったら助手席に乗せて琵琶湖沿いをクルージングするのが一つの夢だったけど、お別れすることになった。とても悲しい。

車には移動するための車と、運転するための車があるということに気がつかせてくれたのも、この車だった。

2000回転からきちんとスーパーチャージャーが利いて、フラットなトルクで加速。センターマフラーからは独特な排気音とともに、きちんと6500回転まで回っていたエンジン。二速で引っ張るとき羽根を付ければ飛ぶと確信できた。固めのサスペンションは、思った通りの道をトレースしてくれた。

可愛いデザインと見えるフロントマスクも、時に凛々しくも見え、インテリアはアルミの削りだしでびしっと締めて、精悍さを出していた。シートは腰に負担がなく、東京までの450kmを走り終えた後、すぐに京都に戻れと言われても問題ないぐらいの作りであった。

5万キロを越え、ますます調子が良くなって来たのではあったが、お別れすることになった。

新しい相棒も、これから楽しい時間を用意してくれるだろう。
ありがとう、R53。Mini2_2
よろしく、新しい相棒。

p.s. このブログを書いているときにitunesから「横顔のタクシードライバー」が流れてきた。うーん、さらに泣かせてくれる。

2009/09/22

比較検討である

9/21

久しぶりに家でボーッと過ごす。
朝風呂に娘と一緒に入り、読書。
パスタを食べて読書。

今後のあれこれについて思いついたアイディアを小さな文章に落とす。これを貯めておくことが大事。

夕方から家族ででかける。
ある種のウインドウショッピングである。

心動かされるものが結構あるが、衝動買いは出来ない。
私が自分に衝動買いを許しているのは、本とネクタイだけである。

ぐっと堪える。
比較検討である。

でも、そろそろ結論を出さねばなあ。

2009/09/21

浮御堂までのツーリング

9/20

10:30の集合時間なので、その前にまたゆっくりと温泉。良く晴れた天気で、露天風呂からは琵琶湖がとてもよく見える。空の青は、琵琶湖の青を作る。

いつも思うのだが、この電線の無い広い空。
これが琵琶湖の宝物だと思う。

宿の送迎バスで、オーパルまで運んでもらう。
今日のメニューは、午前中が体験。午後がツーリングである。これが九月の明日の教室の内容。

私はテクニックがそんなにあるわけではないが、乗っている時間は結構増えてきたので、落ち着いてパドルを捌く。怪我の痛みが心配であったが、そのため余分な力を使わないで済んだのと、違う筋肉を使うことが分かったので、午後のツーリングも参加可能と判断して出かける。

Sany0008

こういうとき、Xactiは非常に便利。防水であり、かつ浮き輪のリストバンドをしているので、水が掛かっても落としても大丈夫。シャッターにちょっと癖があるのだが、慣れてしまえば大丈夫。

運動会で突然の雨、または砂埃。これはデジカメにとって非常にいやな条件である。だが、このXactiなら洗い流せば良いだけの話。4GBのSDカードだと2時間30分の動画も撮影できるしね。

願わくば、レンズが28mmの広角を装備してくれるといいんだけどねえ。

Sany0057 Sany0075 浮御堂までのツーリング。片道4キロ。
去年と同じ、雲一つない青空。
その後の、プール、ジャグジー。

遠足や修学旅行で子どもたちにやらせてあげたいなあと言う声も多く出る。そうだと思う。

そして、懇親会。

本当に良い時間であった。来年もやりたいなあ。

「明日の教室 大人の修学旅行」

9/19

昼前に大阪に出かける。
あまり大阪に用事はないのであるが、後期の準備に必要なものを捜しに出かける。一つはオッケー、もう一つは再考というところか。

思ったよりも時間がかかり、いったん家に帰ってから雄琴に向かうのにどたばたしてしまった。さらにこう言うときに限って湖西線は強風のために遅れている30分以上も遅れてしまった。

集合場所は、雄琴温泉の旅館である。今回、「明日の教室 大人の修学旅行」に参加するメンバー中では、私が一番近いところに住んでいる。まあそういうものである。一番近い人が遅くに到着というのは代の習いである。

ではあるが、予定していた夕ご飯の6時30分にはちゃんと到着。風呂に入ること無く早速夕食。刺身をごま塩で食べると言う食べ方に驚くが、まあ、ナムルのようでもあり意外と美味しい。

食事後、温泉。
泊まった宿の温泉はさほどいいものではないのだが、隣の宿の豪華な温泉に入ることができるのである。怪我の治療のためこのところお風呂に入り続けているなあと思う。

ただ、何の怪我かブログに書いていないので、参加者のkayaさんから、いろいろと憶測であれかこれかと思っていたと言われてしまった。中には、がっちゃき(埼玉方言)ではないかと思っていたとの噂もf(^^;。

その後、部屋に移動してゆったりと教育の話をする。良い時間であった。

2009/09/19

ある意味天才だと思う

9/19

朝の会話。
昨日、自分が銀行で風船を貰ったことを私に一生懸命話す娘。それを聞いた私。

『お、○○。天才じゃないか?』
「二歳!」

ある意味天才だと思う。

琵琶湖でカヌー いよいよ明日。

いよいよ九月の明日の教室が明日になりました。

http://ikedaosamu.cocolog-nifty.com/kokugogakkyuu/2009/09/920-767e.html

まだ、申し込みは大丈夫です。
幸い、明日の天気は晴れです。
大きな琵琶湖の空を抱きしめてください。

お待ちしております。

2009/09/18

動き出すぞ

9/18

学生の相談に乗ってから、会議。
文科省のGPについての会議である。

新しいことを組織ではじめるには

1)今までに培われてきた財産を活用すること
2)新たな負担が最小限で済むこと
3)プロジェクトの意義や目的を共有すること

等が必要だと私は思っている。

ではあるが、当たり前であるが新しいことなので、そのことを詳しく理解している方達が会議に参加しているのではない。むしろ、逆で新しいが故に分からない状態にあるのが当たり前である。

やってみたら実はとても簡単なことだと分かるのだが、その一歩目を踏み出すのがなかなか難しいのが組織というものだと思っている。企業のように明確に縦の命令系統で動くのではないのが、教育の組織である。

これは教育の組織のデメリットのように考えられることが多い。確かにそのようなこともないとは言い切れないが、私はここが教育の組織では大事だと考えている。

先生というものは、自分の世界観を描くことが職業上求められている。もっと言えば、自分は正しいということを思うことである。これがなければ、子どもたちの前に立つこと等出来ない。だから、自分の世界観を持つことが大事である。が、ここが真正面からぶつかり合うと、時に不毛な議論になってしまう。これがデメリットの部分である。

しかし、これが大人の教員組織であるとき、そこは対立せずに、むしろお互いの世界観を共有できるところは共有し、新しいものを生み出す力に変えて行くことができる。これは縦の命令系統で動く企業ではむしろ生み出しにくいものかもしれない。

で、大人の京都橘大学である。
二時間弱で取り組みの骨格が承認される。

動き出すぞ。

金沢二十一世紀美術館

9/17

朝はゆっくりと起きる。昨日の夜に回転寿しをたっくさん食べたので、朝ご飯は入らない。ぼーっとして、読書をして、そのままホテルの最上階の風呂に向かう。温めの温泉に使って、傷を癒す。

このホテルの露天風呂は、なんか美術館のようなデザインで、面白い。基本的に四方をコンクリートで囲ってあるのだが、空はスッコーンと抜けている。そして、今日は見事な青空。雲一つないとは、このこと。
Rimg0078

チェックアウト後、荷物をホテルに預けて金沢の街に足を向ける。室生犀星の文学館などを見てこようと計画した。

近江町市場という、滋賀県にあるような名前の市場が金沢の台所。市場の入り口には、9/1に底引き網漁が解禁になったとの看板が出ていた。市場でいろいろなものまずはここで魚たちの顔を見て、昼ご飯はやっぱりお寿司。

市場のお寿司屋さんには昨日の夜に行こうかどうか悩んで辞めたのだが、結果的にはこの判断は正しかったことが分かる。いや、ネタは悪くはないと思うが、値段がね。昨日のが安すぎたのかな。

その後、金沢城公園を抜けて、兼六園まで歩く。兼六園は一度来たことがあるのだが、もう一度来た。

Rimg0134

いやなに、近江八景の一つ、「唐崎の夜雨」で有名な、唐崎にある松と同じ種の松が、この兼六園にあるということを聞いたので、滋賀県人としては
(伺わなければなるまい)
と判断して向かったのだ。

見てみると、たしかに唐崎の松と同じような枝振りだ。ただ、兼六園の松の方が見ている人が多い所為か、立派に見えたな。手入れの行き届いたお庭は、見ていて気持ちが良い。

Rimg0149

芭蕉の句碑などもあって、なかなかこれも味わい深い。

兼六園を後にして、次は「金沢二十一世紀美術館」に向かう。学生がお勧めしてくれたので、これも行かねばなるまいと思って向かう。で、これが非常に良かった。

言ってみれば、直島の地中美術館のような感じと言えば良いだろうか。それでいて常設展は350円。お得である。この美術館は空間の使い方が非常に大胆で、非日常をゆったりと味わうことができた。教えてくれた学生に感謝。

プールの写真は、上から撮ったものと下から撮ったものがあるが、面白いでしょ。実はこれ透明なアクリル板の上に10cmだけ水が張られていて中は空間。上から見ても下から見ても面白い。

さらに、空の写真は圧巻です。是非、美術館で見てほしいなあ。空間が切り取られているだけ。その周りにベンチが用意されているのです。カップルの写真の上に白い部分が見えますが、ここが空で、二枚目の写真の空は、ここが写っています。実物の空なわけです。ま、泊まったホテルの露天風呂にも似ていますが。

とにかくお薦めです。

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Rimg0282

Rimg0244

Rimg0257

で、室生犀星の文学館である。が、タイムアウトであった。でも、また来たいなあと思ったので、そのときに来よう。

バスを乗り継ぎ、お土産を買って、特急サンダーバードに乗り込む。乗ってしまえば、京都まで2時間10分。東京に向かう新幹線よりは少し早い。

途中で本来なら私が降りる駅を通過。そのときに我が家が見えた。
降ろしてくれれば楽なのだが、そうもいかない。京都駅まで行って引き返した。

家に着いたら娘が大喜び。
お父さんが帰ってきたのを本当に喜んでくれて、ぎゅーってしてくれる。お父さんも張り切って、お土産のノドグロを塩焼きにして、娘に食べさせる。

相当美味しいのか、ご飯もお替わりして食べる食べる。
ああ、長い距離を運んできて良かった。

さ、また明日は会議だ。

2009/09/17

私ではなく、私たち

9/17

政権が交代した。
福田イズムから、田中イズムに変わったというのが内田樹さんの見方である。なるほどなあと思う。

国民の生活を向上させることが政治の役割であるはずだが、その方法はいろいろなやり方がある。今回は、社会の弱いところにいる人たちを守るというスタンスで取り組もうとする姿勢が感じられる。

で、私が気になったのは別のところにある。
言葉である。

その1は、官房長官が大臣を紹介する場面でのこと。

基本的に、○○さんなのだが、防衛大臣と、男女共同参画・人権・総務担当大臣のところだけ、○○参議院と読んでいたことである。

学級で担任は、○○くん、さんと呼ぶのであれば、全員に同じように○○くん、さんと呼ばなければならないわけである。子どもと政治家を同列で扱ってはまずいかもしれないが、普段呼び名については注意するようにと指導している側からすると、聞いていて気になったなあ。

なんだろう、ここに隠れているものは。

その2は、 総理大臣の就任会見でのこと。

「私」ということばではなく、「私たち」ということばを鳩山総理大臣はかなり使っていたということである。

スピーチライターが指示したのかどうかは分からないが、私ではなく、私たちという主語を選択したことは、内閣と言う集団のリーダーとして、集団を率いて行く意志を感じられるものであった。

もちろん、よく分けのわからないことを言っている新人議員もいたわけで、それはそれで
(やっぱり言葉は大事だよなあ)
と思うのでありました。

もう一つ、本当にやるの?というのが、教職課程6年制だ。免許更新制度を廃止することと一緒にやるようだが、教職課程6年制の青写真はどんなものなんだろう。

学部で四年間学び、大学院で二年間教師のための学びをするという制度なのか、六年間連続で行うのかいろいろなやり方があると思うが、こんなことを考えているようである。

引用開始 ーーーーーーーーーー

教員養成6年制に、民主が方針 12年度導入、免許更新制は廃止
  民主党は27日、衆院選で政権を獲得した場合、教員免許取得に必要な大学の4年制養成課程を、2012年度から大学院2年も義務化して6年制に延長する方 針を固めた。教員の指導力向上が目的。今年4月に始まった教員免許更新制度は「教育現場の負担が大きく、効果が不透明」として新制度導入に合わせ廃止す る。免許取得前1年間の教育実習も義務付ける。
 6年制の受け皿とな る「教職大学院」は09年度現在、全国に24校しかない。民主党は、11年度までに都道府県ごとに設置した後、12年度から新制度に移行させる考え。政権 獲得後1年をかけて(1)カリキュラムの策定(2)教授陣の選考(3)教育実習受け入れ校の確保―などの準備を進める。
 教員免許更新制は「教育再生」を掲げた安倍内閣が「不適格教員」排除を念頭に導入を決めた。教員免許を有効期間10年の更新制とし、更新前に30時間以上の講習を義務付けた。しかし講習時間確保を求められ、教育現場の負担が大きいなど問題点が指摘されている。
  民主党は現職教員の質の向上策として、免許取得後8年以上の現場経験を積み、「教科指導」「生活・進路指導」「学校経営」の各分野で高い能力を持つと認定 された教員には「専門免許状」を与える制度も新設する方針。将来的には、校長や教頭などの管理職となるには学校経営の専門免許状取得を条件とする方向だ。
 民主党は、政府の無駄遣いを精査する「事業仕分け」の結果を7月に公表し「講習の効果が不透明で教員の質の向上は図れない」として免許更新制廃止を主張していた。
2009/08/27 14:02 

引用終了 ーーーーーーーーーー

ということは、免許更新制度はあと3年間行われ、同時に教員養成6年制に移行するというのか。ということは、今の中学校三年生で教師になろうという生徒から適応されるということか。教員であるから、幼小中高の全てを6年制度にするのか。

「専門免許状」はどこが認定して、どのように出すのであろうか。

ここには書かれていないが、文部科学省を中央教育委員会にするという話もあったなあ。

政権交代は、具体的に私の周りでも変化を齎していくことになるかもしれない。

2009/09/16

歴史的な一日を

9/16

このところ娘が急に成長しているように感じる。会話も文脈を理解した上で、あれこれ変化球を投げてくる。

朝、食事をしながら娘に語りかける。
『○○、生まれてきてくれてありがとうね』
と。
すると、娘は突然私のところに体を寄せて、
「ぱぱ〜。ぎゅーっ」
と私の体を抱きしめてくれた。

娘の父としてこれ以上の幸せがあるだろうか。

午前中は大学へ。会議の予定で会議場所に向かうが、誰も来ない。あれ、やってしまったかな?

確認をすると、今日の会議は延期になっていたとのこと。確かにメールは貰っていたが、それは新たに会議を設定したと読んでいた。つまり、今日はアリだと読んでいたのね、私。国語科教育法を指導しています。

いやあ、これが会議があるのに忘れて欠席でなくて良かった。これはまずい。でも、無いのに行くのは、ま、大丈夫。

で、まあ、その御陰で2時間弱時間が出来たので、事務仕事をあれこれ。本当は空いた時間に読書でもしたいのだが、そうはいかないのが仕事って奴ね。

13:10京都発のサンダーバードに飛び乗り、保育実習指導のために金沢に向かう。金沢は10年ぶりぐらいかな。魚がとっても美味しかったのを覚えている。奥さんが子どもの頃に住んでいた町だ。

電車の中で読書の予定であったが、ここで疲れが出たのか寝てしまった。姿勢が悪かったのか、腰に痛みが。やっぱりいろいろと出てくるねえ。

無事、実習指導が終わりホテルに戻る。金沢のホテルは、ピンからキリまであるが、ビジネスホテルが安くていい。私が泊まったホテルは駅から3分ぐらいだが、安くて奇麗。最上階には露天風呂まである。

早速風呂に入って寛ぐ。金沢だと大学の規定では日帰りなのだが、自腹で宿泊を決めた。体を大事に動かしていかないと、新学期に影響が出そうな気がしてのこと。

軽く露天風呂に浸かって、夕食の準備である。

保育実習指導の帰りのタクシーの運転手さんに、美味しい寿司屋を聞いた。もちろんネットでも調べておいたのであるが、もう一度聞いたのだ。

そしたら、意外な答えが返ってきた。回転寿しが良いというのである。ホテルに戻って調べてみると、いわゆる一流どころの寿司屋の半値以下の値段で食べられる。

で、あれこれ調べてホテルから近い店に行って見たのだが、これが大正解。東京の寿司屋の感覚で言うと、10000円ぐらいすると思うのだが、1/3ぐらいで食べられる。そして、回転寿しと言いながら全然回転していなくて、注文でどんどん食べられるし、レベルも高い。

京滋にもって帰りたいなあ。金沢の回転寿し。

で、今日は政権交代の日でもあった。私の見方が変わったのかもしれないが、鳩山さんの顔がぐっと締まったように見えた。締まったのか、締まったように見えたのか。

教育関係でも大きく法改正をしようとしている。教職免許の更新制度、文部科学省の存在、学習指導要領の取り扱いなど変わる可能性がある。良い方向に動いて行くことを、ここまで来たら願うしか無い。

ただ、私が別の観点で興味を持っていることがある。権力を持った人間たちの顔がどのように変わって行くのかということである。ここを見続けたいなあと思う。

歴史的な一日を、娘のぎゅーっと学生の指導と美味しい魚で過ごす私でありました。

2009/09/15

一日の大半を読書をして過ごす

9/15-2

一日の大半を読書をして過ごす。

午前中は病院に行って体の治療。まだ痛いのだが、以前に比べると随分良くなった。後一ヶ月ぐらいは掛かるのかなあ。その病院の待合室で読書。

昼ご飯を食べて、読書。ところが、娘が手を引っ張って一緒にお絵描きをしようと要求する。はいはい。やりましょう。

夕方前に京都駅に向かう。二歳の誕生日お祝いをきちんとあげていなかったので、捜しに行く。おもちゃと靴とフォークとスプーンを求める。買い物の合間に、読書。

ちょっと早めだったが、そのまま京都駅で夕ご飯を取る。子どもがいても大丈夫なイタリアンレストランで。パエリアが出来上がるまで、読書。

食事後、娘がトイレに行っている間に、読書。

帰りの電車の中で、読書。

細切れであるが、新書一冊半ぐらいは読めたかな。じっくり読む必要のある本がこのところの読書では続いているので、一日に読む量はさほど気にしていないが、目安としてこのぐらい読めると良いかなと思う。

さて、明日は午前中会議。そのまま京都駅に行って、そこから特急サンダーバードで金沢への出張である。また読書の一日になるかな。

書籍版『明日の教室』(ぎょうせい)が、アマゾンで1位から5位を独占

9/15

Amazon15

御陰さまで、書籍版『明日の教室』(ぎょうせい)が、アマゾンで1位から5位を独占することができました。ありがとうございます。

若手の先生方が、学級担任をするにあたって、

・何かある前に
・何かあったときに

さっと手を出して確認することができる、一種の百科事典的な使い方も出来るシリーズになったと自負しております。

五巻セットで揃えても1万円切ります。教員になってから最初の10年をサポートするシリーズです。と考えると、年間1000円。一冊、200円でオッケーとなります。ああ、なんて安いんだ(^^)。

その分野で日本一の先生方が、実践に即して手に入れてきた知見を、読みやすいフォーマットで惜しげも無く公開してくださっています。

どうぞ、お買い求めください。

2009/09/14

夏休みの宿題に日記を書くと言うものがあった

9/14-2

夏休みの宿題に日記を書くと言うものがあった。
この宿題の最大の難所は、毎日の天気を書くところである。

まとめて夏休みの宿題をやる、またはやらざるを得ない子どもにとっては、ここが難所。つまり、毎日日記を書かなければならないように設定されていたわけである。

日記を書くことが夏休みの宿題なのであるが、それだけでは毎日日記を書かない子どもが出る。そこで毎日の天気を書かせることで、日記を毎日書かざるを得ないようにシステム化していたのである。その事によって生活のリズムを守っていたのである。

これは岩下修先生の名著『AさせたいならBと言え』を読んだ人なら分かる設定である。

毎日の天気を日記に書くことから、日記が始まるのであった。

ところがいつのまにか、気象庁が過去のデータを公表するようになった。そして、そのサービスが良いと喧伝された。私もうっかり、

(いやあ、良い社会になったなあ。私の子ども時代にあれば良かったのになあ)

なんて思っていた。

しかし、これが消費社会に突入したサインの一つと気がつくことはなかった。

冷静に考えれば、

『おい、気象庁。子どもたちが毎日きちんとやらなければできない課題を、適当にやっても出来るようにサービスするなよ』

と教育業界は気象庁に文句を言わなければならなかったのである。気象庁の人気取りが、子どもをダメにするということを教育の文脈で言わなければならなかったのである。

もちろん、文句を言っても今のインターネット社会では意味もなさないのであるが。

いや待て。
もっと昔にあったのを思い出した。それは私が小学校4、5年生の頃の話である。

夏休みのラジオ体操である。毎日朝6時に起きて、近所の公園に向かう。そして、終わってから判子を一つ押してもらう。夏休みの間一日に一つずつ判子を貰う。そして、8/31にその判子に応じて少しばかりのプレゼントをもらうのであった。

ところが、私の一つ上の学年のある人が、こんなことをした。

「毎日来ていたんだけど、判子を押してもらったカードを無くしました」

と言って、一日だけ来て夏やすみの全部の日程に判子を貰ったのである。そして、一日だけ来て夏休みの全部の判子を押してもらった後、

「やった!」

と小さく良いながらにやりと笑ったのである。

私は

(えー。そんなのありなの?!)

と思ったのを、今でも覚えている。

あの人は、今何をしているのかなあとも思う。

さすがに今の時代に私の子ども時代のような、ラジオ体操のシステムでうまくいっているところはないだろうし、日記でも同様であろう。

問題は、子どもが規則正しい生活習慣で暮らせるというような(A)という目標に関して、嘗て行っていた日記にその日の天気を書くというような(B)の設定を、今の時代に合わせて新しい(B)を作り出すことであろう。

私はその新しい(B)の候補をいくつか思いついているが、ここには書かない。なんとなれば、書いた瞬間にそれは子どもたち、またはその消費社会に伝わり、そこから対策が立てられ(A)が実施できなくなるのを分かっているからである。

調べれば分かる。調べれば学習したというパラダイムの授業も必要である。しかし、調べても分からない。調べたことをベースにして、考えた上でできる課題を設定するという考え方を、授業者はもっと積極的に設定するときに来ているのではないだろうか。

コピペがこれだけ簡単にできる時代。
コピペはダメだよ、というだけでなく、コピペがやりたくても出来ない、またはやったところで意味が無いような課題の設定。ここが大事なのではないかと、少し思うのである。

(ホーホー、ヘーヘー)

9/14

昨日の夜は、関東からディベートの仲間が我が家にやってきてくれた。彼は彼が高校二年生の頃から知っている。その彼は30歳。いやあ、時の流れるのは早い。

我が家で夕暮れの琵琶湖を愛でながら食前酒を楽しんでもらい、その後タイ料理屋に直行。辛い辛い料理、上手いうまい料理を楽しむ。

こうして立ち寄ってくれるのが嬉しいなあ。

で、本日は早速打ち合わせである。文科省のプロジェクトについてである。午後ずっと打ち合わせである。

私はこういうプロジェクトを進めて行くのは初めてなので
(ホーホー、ヘーヘー)
と思いながら話を聞く。

「池田さん、おめでとう。でもこの後の方が大変だよ」
と本日大学でいろいろな先生に言われたが、本当にそうだなあと思いながら聞く。

ま、でも楽観視している部分があるのが私である。児童教育学科の仲間の先生方、京都橘大学の先生方、事務職員のみなさんと協力してやって行けば、良いものが出来るんじゃないかなあと思っている。

能天気に育ててくれた親に感謝だな。

さ、今日は早く帰ろう。

青空と琵琶湖を愛でながら、体を温める

9/13-3

文科省の審査にパスしたことを受けて、お世話になっているオーパルに報告に伺う。この企画はオーパルさんがなければ存在しない企画であった。

メールでも良いのだが、プールにご招待していただいていたので、これも合わせて実施。さらに、今週の明日の教室の下見もしてくる。

Sany0023 プールは奇麗だった。
足を入れると、
(ひえー、冷たい)
ではあるが、折角なのでまずは入る。

ひと泳ぎしたところに、担当のNさんがやってくる。さっそくお礼と報告。ありがたいことだ。

今日は、うちの学生たちが四人ほどボランティアで小学生たちの面倒を見ていることも教えてくれた。学生たち頑張っているな。

その後、プールは諦めてジャグジーに移動。
いやあ、これが気持ちよい。
青空と琵琶湖を愛でながら、体を温める。
怪我を癒すのにもいい。

Opal1

9/20の明日の教室では、カヌーの後、このジャグジーに入れます。
是非、ご参加を。また、ご参加の際は水着もどうぞ。ジャグジーは水着です。

詳しくは下記のリンクへ。

http://ikedaosamu.cocolog-nifty.com/kokugogakkyuu/2009/09/920-767e.html

平成21年度「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」

9/13-2

この三、四ヶ月、大学での授業を縫って必死にあれこれやってきたことに、結果が出た。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/09/1284354.htm

昨日のブログでその2に書いたことだが、文部科学省のHPにあるのでもう書いても良いだろう。

私が大学に着任してから、この四年間であれこれやってきたことがある。学科の立ち上げである。方向性をきちんと定めたいと思って、学科の先生方と一緒にやってきた。それが学部レベルでさらに一つの大きな流れを作る動きにすることができた。

ざっくり言って10倍のコンペを通ったわけである。HPを見たとき、ちょっと感動した。自分の大学の名前を見て、
(ん、やってきた甲斐があったなあ)
と思うわけである。

もちろん、これからが本番。
だけど、教員の仕事は本当に授業にかけられる比率が少ない。ま、この企画が動き出すことで、学生たちが力を付けるチャンスを多く用意できるのであるから、結果的には良いのだが(^^)。

進学先にとして京都橘大学文学部、人間発達学部を考えているみなさん。
わくわく、どきどきの学生生活が待っていますよ。

ちょっと入試広報のような、私でもあります。

2009/09/13

大きな情報がいくつも届いていた

9/13

メールを受信できない環境にいて帰宅したところ、大きな情報がいくつも届いていた。いやあ、いいのね、いいのね。まだ公開できないものなのであるが、驚いてしまうのばかりである。

その1
来年の授業づくりネットワーク関連のもの。

その2
これから三年間の大学のプロジェクトについてのもの。

これらはまだ公開していいのかどうか分からないので、このぐらいしか書けないが、決定は決定している。久しぶりに武者震いである。

その他にもメールが来ていた。
私が嘗て中学校で進路指導主任をしていたときに書いていた「進路通信」を、学年通信に載せたいので許可を貰いたいというメールを茨城の先生から頂いた。

http://homepage.mac.com/ikedaosamu/sinro2004/The_Seven_Seas.html

にある、「言葉は君が評価される物差である」に関してである。

改めて読んでみると、なかなかいいなf(^^;なんて思うのだが、考えてみれば、大学で話していることとほとんど変わりがない。私に進歩がないのか、学生が幼くなっているのか。どちらなのか、どちらもなのか。

駄文がどこかで誰かの役に立っているかなあと思うことはあるが、こうしてご挨拶を頂けるのは嬉しい。使ってもらって初めて意味をなすのが、情報である。

中学校時代の教え子からもメールが来ていた。28歳になる教え子である。たまたま私のことを思い出してメールで検索をして探し出して、メールをくれたのだった。

いろいろあって彼女が辛いときに、私が家庭訪問で
『大丈夫か?』
と声をかけたことを
「先生は知っていてくれたんですね」
と嬉しかったと書いてくれた。

また、あれこれやった行事のことを懐かしく思い出してくれていた。

私が何をしたわけでもない。
でも、こうしてあの頃のことを大事に思い出してくれる卒業生がいることは、とても嬉しい。

夏の名残を味わいながら、後期の準備もきちんとしなければならない。

写真は、琵琶湖に現れた「かいやぐら【貝櫓/〈蜃楼〉】」。つまりは蜃気楼。琵琶湖大橋の右端が浮かび、左側も空の上に土地が浮かんでいるのが見える。近くの浜辺から偶然撮影。画面を拡大してご確認ください。

Photo

2009/09/10

土曜日までメールが不通になります

携帯電話は通じると思うのですが。
すみませんが、よろしくお願いいたします。

2009/09/09

本日、重陽の節句

9/9

本日、重陽の節句。

菊がまだ咲いていないのは、新暦のであるがため。
旧暦の重陽の節句には満開であろう。

ではあるが、奇数である陽数が重なる九月九日。
目出たい日である。

月も出ているなあ。

「SEA IS A LADY」(角松敏生)

「SEA IS A LADY」(角松敏生)が似合う頃だ。

色褪せないものというものがある。
このアルバムもその一枚だ。
まさか、このアルバムに出会ったとき、このアルバムが、私の人生に関わってこんなにも多くの景色やストーリーを持っているとは思いもよらなかった。

http://www.youtube.com/watch?v=snddGj1ocII

に、オープニングの曲がある。

http://www.youtube.com/watch?v=WkqazNHyzJ4&feature=related

は、ライブ映像。

爽やかさを少し味わってもらえるだろうか。

2009/09/07

落ち込んでいないで

私が落ち込んでいたら、義父からメールが来た。

落ち込んでいないで
http://www.bijint.com/jp/
でも見て、元気を出して

というような内容であった。
ありがたいことだ。

ただ、私は娘が一番なので、美人だと見せられてもf(^^;。
いや、ありがとうございます。

2009/09/06

今日は、娘の二歳の誕生日

9/6

今日は、娘の二歳の誕生日。

毎日を朗らかに、健やかに、ときどき大泣きしながら、少しずつ、または急激に成長している娘。

ありがとう。
他の言葉はない。

2009/09/05

「神様」の「降ろし方」

9/5

「をを、文章神様が降りてきた!」

などの表現をすることがある。確かにそれは分かる。何教の神様なのか分からない。ま、菅原道真公なのかも知れないが、何かが乗り移った感覚は分からないでもない。

ただ問題は、「降りる」という自動詞であり「降ろす」という他動詞ではないことである。私は、自動詞を他動詞にすることはできないかとあれこれ考えてきた。

新しいものを生み出そうとするとき、神様の気まぐれを待つのでいいのであろうか。人生が無限で、資源や財源が無限であれば、まあこれもいいだろう。しかし、そんなことが許される人は、それこそ、その人が神である。人間には無理である。

では、どうしたらいいのだろうか。
「神様」の「降ろし方」である。

神様であるからして斎戒沐浴をして、断食をしてなんてことをするのではない。私の方法は、極めてシンプルである。

1)降りてくる場所の面積を広げる
2)降りてくる場所の位置を高くする
3)降りてくる場所のきっかけを作る

以下説明する。

1)降りてくる場所の面積を広げる

神様が降りてくるのであれば、降りやすくするのが一番である。そのためには、降りる場所の面積を広くするのが良いだろう。具体的には、興味関心や知識の幅を広げるということである。

神様が降りようとしているのに、いや降りてきているのに、足をおく場所がないのでは降りられない。面積を広げるのである。受け入れ場所を広くするのである。

2)降りてくる場所の位置を高くする

神様が降りてくるのであれば、降りやすいように高い位置に、降りる場所を設定するべきである。なんとなく神様はご高齢のような気がするf(^^;。であるならば、三歩よりも二歩。二歩よりも一歩で降りてこられるような位置に降り場所を設定するべきである。

具体的には、興味関心の強さ、知識量の多さでカバーすることになる。

こちらから近づくのである。

3)降りてくる場所のきっかけを作る

神様が降りてくるのであれば、きっかけとしてのちょっと高い場所や、奇麗な場所を作るのである。

神様も気まぐれのような気がするf(^^;。何も変化のないところよりは、ちょっと変わっている場所。汚いところよりは清めてある場所。そんなところを目指して降りてくるような気がする。

具体的には、新奇性やミスマッチなどに挑戦してみることになる。意外性という言い方もあるかもしれない。神様が
(ん? なんだあれ?)
と気がつくような、興味を持つような仕掛けを用意するのである。

一方で、片思いのように考え続けるということも大事である。片思いのように思い続けるとは、「気がついたらその人のことを思い出していた」のように思い続けることを言う。

ずっと考えるということなのだが、年がら年中思っているのではない。そんなことしていたら車の運転は出来ないし、トイレにだって行けない。「気がついたら考えていた」というのが大事である。

恋いこがれるように考え続けていれば、神様の御慈悲もあるというものである。

で、この基礎工事、基礎トレーニングを続けることで、神は降りやすくなるのだと、私は考えている。

そりゃあまあ、そうなんだけろうけどね

9/5

そりゃあまあ、そうなんだけろうけどね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090904-00000171-jij-sociから
引用開始 ーーーーーーーーーー

来月から5400万人順次接種=医師、妊婦ら優先-新型インフルワクチン・厚労省案

9月4日20時50分配信 時事通信

 厚生労働省は4日、新型インフルエンザのワクチンについて、接種対象者の優先順位案を発表した。診療に当たる医療従事者を最優先とし、次いで妊婦と持病のある人、小学校就学前の小児、1歳未満の乳児の両親の順で優先グループとした。小中高校生と高齢者も対象に加えたが、国産が足りないため輸入ワクチンを用いるとしている。
 同省は国民から意見を募集。専門家や患者団体側の意見も聴き、月内に正式決定する。
 接種対象者は優先グループが約1900万人、高齢者らの次グループが約3500万人。接種の開始時期は、優先グループは10月下旬、高齢者らは12月下旬以降となる。
 国内4社が来年3月までに製造可能なワクチンは約1800万~3000万人分にとどまる見通しで、優先グループにまず割り当てる。小中高校生と高齢者には国産が足りない分、海外メーカーから輸入したワクチンを用いる。
 輸入ワクチンは当初、国内の臨床試験(治験)を省略する「特例承認」を検討するとしていた。しかし、国内で使用されたことのない免疫補助剤(アジュバント)が添加されており、副作用リスクが高いとみられることから、接種開始前に小規模な治験を行い、接種後に問題が生じた場合には使用を中止することにした。 

引用終了 ーーーーーーーーーー

子どもを優先にするのは分かるけど、教員はどうするのであろうか。罹患率は子どもと大人で優位に差があったのか。

航空機において、飛行中にトラブルがあった場合、酸素マスクはコクピットが最優先されて降りてくる。操縦士に問題が発生しないようにである。これはそうだと思うのであれば、学校もそうである。

学級担任だけに限らず、教員は多くの子どもたちに接触する。教員がインフルエンザになっていると、それも子どもの指導に丁寧な教員ほど、子どもに移す可能性が高くなるのではないだろうか。

ま、学校教員は小中高で100万人いるわけで、優先順位のランクの上位に入れてしまったら、ワクチンが足らなくなるというのが本音なのかもしれないが。

研究と休暇とリペア

9/5

授業と学生たちから離れて、自分と家族に向き合う時間となる。研究と休暇とリペアである。

今年はリペアが中心になるかもしれない。
体のあちこちが悲鳴を上げてきているのが分かってきた。そりゃあそうだ。半世紀近く私を支えてきてくれている私だ。もう少し丁寧にいたわってあげなければならないと思いながら、これがなかなか。

体を横たえて寝ていれば治った年代は、過ぎて行くのだろうなあ。

元々助走路と着陸路が短いのが好きな私である。
いきなり使えて、使った後すぐに仕舞えるというのが好きである。使うことに集中したいのである。準備と片付けが少なければ少ないほど良いのである。

MacintoshにするかWindows(dos)にするか。最初のコンピュータを購入するときにあれこれ迷った。考えた。車のメーカーならまあ、乗り換えることもそんなに難しくないが、当時コンピュータを決めるというのは、その後の仕事のあれこれを決定するに等しかったので、随分考えた。

いろいろな人に聞いて回った。

「だって、池ちゃん。PC98なら自分でプログラムも作れるし、コンピュータの仲間で分かるんだよ」

まだWindowsがなかったdosの時代、そんなことを言ってWindowsに繋がるdosを勧めてくれる人は多かった。

(へー、すごい)
と思いつつも、私はここが私には合わないと思った。
(プログラムを作れると言っても、私は作らないだろうなあ。コンピュータの中に入るっていっても、入らないだろうなあ)
と。

私は、出来上がっているソフトを使いこなすだけでも、相当力量が必要だし、開発するなんてとてもじゃないがしないと考えていた。それは開発を専門にする人に任せれば良いのであって、私はそのソフトを使って自分がやりたいことをやることにエネルギーを注ぎたいと思っていた。

ところが、当時コンピュータを買おうと思っていた人は、
「で、コンピュータでは何が出来るんですか?」
と質問をする人が多かった。いや、いまでもある程度はいる。

しかし、私にはこの質問はよく分からなかった。
(何ができるだって? というか、何をしたいではないの?)
私はこれをしたいのだが、コンピュータには可能かね?という姿勢が正しいと考えていた。

私が主体で、コンピュータは道具。ところが、ここを逆に考える人たちは、コンピュータに遊んでもらうか使ってもらうというポジションに自分をおくことになっていることに気がつかないのであった。

Macintoshは、デジカメからデータを吸い上げて使いやすいように並べてくれたり、バックアップを自動的にやってくれたりと本当に、ラクチンである。この機能がついたものが10万円程度で買えるなんて、本当に今の若者は幸せである。

だけど、自分でちょっと勉強すれば分かるものの、そこをしないので周りが使っているからということでWindowsを手に入れる。ま、その考え方も分からないではないが、ちょっと事前の知識があれば、Macintoshだとおもうんだけどねえ。

ということで、9/9の新製品発表会が楽しみな私でした。

電車で琵琶湖を一周

9/4

本日は出張。琵琶湖の北の方まで出かける。いつもなら新幹線で駆け抜ける辺りを本日は、新快速で。

しかし、新快速は速い。中央線の特別快速よりも速いと感じる。京王線の特急ぐらいの感覚か。120km/hぐらいかな。

車窓から見える近江米の田んぼは、黄金色に変わりつつある。今年も美味しい新米を食べる季節が迫ってきている。嬉しいものだ。

出張は、幼児教育コースの学生の保育実習の巡回指導である。二つ保育園を伺ったが、どちらも学生たちが一生懸命に取り組んでいるというお話を頂き、安心する。

幼児教育コースの三回生の学生は、実習がこれで三回目となる。そんなに変なことはしなくなっているが、こう言う言葉をもらうとやはり嬉しい。

巡回後、折角なのでその町を歩く。秀吉が開いたその町は、歴史の重さと新しいものに挑戦しようとする勢いが混ざっていて、なかなか良い感じであった。一時期の原宿にも似ていたなあ。

Rimg0299

ただ、当たり前であるがそのエリアが狭い。東京は、どこまで行っても東京が続くのだが、地方都市はエリアが狭い。ま、その方があちこち回らなくて済むので、楽と言えば楽ではある。

そして、チャンスは突然降ってくる。
駅で京都方面に行く電車を確認していたら、ひらめき。
(あれ、これって何も京都方面に行かなくても、北に上がってそのまま湖西線で帰ることができるんじゃないかな)
と。

改札の駅員さんに確認すると
「はい、今ちょうどつぎにくる新快速は乗り継ぎが良くて、そのまま湖西線で行けます」
『時間はかかりますか?』
「いや、京都に向かうのと同じぐらいです」
とのこと。

電車で琵琶湖を一周するというのが一つの目標である。しかし、目の前に琵琶湖を見ながらなかなかこれが出来ないでいた。チャンスは突然やってきた。行くしかない。

近江今津駅で、湖西線を待つ。
ホームには夏の匂いがまだ満ちていた。さらに甘い匂いがする。くずの花の匂いだ。ちょっぴり得をした気分である。

湖西線を行く列車は新快速ということもあって、かなり快適であった。米原の方を行く列車を琵琶湖線というが、実際に琵琶湖を見ることができるのは湖西線の方である。ちなみにこの写真は余呉湖である。Yogoko

こちらでは既に稲刈りを終えた田んぼも発見。
空の青、これを映す琵琶湖の青。そして、緑色に、黄金色の田んぼ。
なかなか美しい近江である。

車と電車で琵琶湖を一周したことになる。あとは、自転車かなf(^^;。

久しぶりに早く帰ってきた。
外を見ると、14番目の月が出ている。
「こんばんは〜」
『今晩は〜』
と挨拶。

『14番目の月』作詞 荒井由美より
引用開始 ーーーーーーーーーー

つぎの夜から欠ける満月より14番目の月がいちばん好き♪

引用終了 ーーーーーーーーーー

私たちの世代は、この歌を思い出さないではいられない。
最近ではスピッツがカバーしているようだが。

14



















この写真は、いつもよりも大きなサイズで。クリックしてお楽しみください。

明日からは、研究と休暇の日々とする予定。
体を休めましょう。

2009/09/03

今日は早めに大学を出て京都市内へ

9/3

朝起きると体のあちこちが痛い。右の鼻の奥とか思いもよらないところが痛い。後遺症はこういうところにも出てくるのだろうなあと思う。

三日ぶりに大学に顔を出す。
授業のない間に、自転車で大学まで行ってやろうかと思っていたが、大事を取って電車バスで向かう。車で通うのに比べて倍の時間がかかる。が、まあ仕方がない。

やることはたくさんあるのだが、今日はまとまったことではなく事務仕事と学生からの相談に答えるに留める。

本当は、山のようにたまった仕事を少しずつ片付けるべきなのだが、ひとまとまりの時間で規準を一定にして行わなければならないので、少しずつが出来ない。仕方がない。

運気というものがあるとすれば、それは波のようなものだ。うまくいっているときは、そのままにしておいても大概のことがうまくいく。しかし、逆のときは普通にやっていても裏目に出る。

この裏目に出てくるときをどのように過ごすかである。波の来る方向に船首を向けて耐えるのである。横から受けるのではなく。そして、流れが変わったときに漕ぎだすのである。

いや、正確に言えば船首を波の方向に向けているときも漕いでいるのである。ただ、波が強いのでその場にとどまっているように見える。だから、波が変わってから漕ぐのではなく、漕いでいると波が変わったときに進みだすのだ、と私は考えている。

漕いでも漕いでも進まない。でも、息を抜いて休んで横波を受ければ転覆する。なかなかしんどいわけである。

ただ、この状況が授業のないときに起こっているというのは不幸中の幸いである。授業の準備、授業、後始末などをやりながらでは、相当参ってしまうだろう。

このことに感謝をして、あれこれやっていこう。

昼前から学生の対応を三件し、事務の仕事をあれこれやって、今日は早めに大学を出て京都市内へ。
眼鏡の調整である。

娘が眼鏡を使って遊ぶので、フレームが曲がっている。
私が眼鏡をかけながら
『シュワッチ!!』
と叫ぶと、非常に喜びこれを何回も要求する。当然私も何回も付き合うのだが、フレームが曲がってきてしまった。

私が気に入っている眼鏡屋さんは、新京極にある。今日も修学旅行生で一杯であった。で、そこの眼鏡屋さんでフレームの調整を頼む。実に丁寧に調整をしてくれる。

調整し終えた眼鏡は、眼鏡をかけると言う表現ではない。眼鏡が顔に触れるという表現が正しい。確かに顔にあるのだが、時々触れているという感覚しか思い出せない。すごいものだ。量販店で買えば三つぐらい買える値段のする眼鏡だが、その分の価値は充分にある。

ちょっと迷ったがもう一つ眼鏡を注文した。私は気に入るととことんお願いするタイプなのである。

その後、京都市内を歩き回り、あれこれ気になっていた品物を手に入れる。車でなく歩き回るというのも、まあ、良いものだf(^^;。

いつもこのぐらいに大学を出られれば良いのだがねえ。
明日は、遠くまで出張です。

9/20 明日の教室 琵琶湖でカヌー のご案内

http://kokucheese.com/event/index/409/

申し込みフォームを作りました。
どうぞ、お申し込みください。

なお、案内パンフレットは、「9_20.pdf」をダウンロード です。

引用開始 ーーーーーーーーーー

今回の「明日の教室」は、昨年好評につき琵琶湖のオーパルを会場にして、カヤック(カヌー)体験教室です。

午前中に1時間レッスン。そして、午後に2~3時間の琵琶湖ツーリングを行う予定です。
琵琶湖の広い空を独り占めにすることができます。ものすごい開放感です。教室の子どもたちに自慢が出来ます(^^)v。

さらに、費用は弁当と飲み物込みで2000円です。
終わってからジャグジーで体をマッサージも出来ます。

是非お待ちしております。

10:30 オーパル集合 開会挨拶 諸注意 着替え
11:00 カヌー体験
12:00 昼休憩
13:00 カヌーツーリング
15:30 カヌー終了 着替え
16:00 オーパルの学校活用事例紹介
16:20 閉会挨拶 解散

持ち物
・濡れても良い服(Tシャツ+短パンなど)
・濡れても良い靴(ビーチサンダルなど)
・日焼け対策(帽子・日焼け止めクリームなど)
・メガネの方はメガネバンド
・乗り物酔いする人は酔い止め薬

引用終了 ーーーーーーーーーー

申し込みはこちらから。
http://kokucheese.com/event/index/409/

九月の明日の教室、前日宿泊のご案内第二弾

九月になりました。九月の明日の教室、前日宿泊のご案内第二弾をいたします。まずは前日にゆったりと温泉につかり軽くお酒を酌み交わし、翌日を楽しむという企画です。

9/19(土)雄琴温泉にて実施です。
費用は一万円前後です。

以前に申し込みを頂いた方のお宿はとってありますが、もう若干名押さえてありますので、あのときは分からなかったが、いまは大丈夫だと言う方、お待ちしております。

http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P2213754

に連絡を下さい。日曜日ぐらいまでお待ちしております。

9/20(日)明日の教室当日のご案内は、また別に載せます。

2009/09/02

色々あった一日

9/2

ふう。
色々あった一日。
そして、悲しいことが分かった今日だった。

悲しいことの中に、救いがあり、
救いの中に悲しみがある。

そうして、一日は過ぎて行く。

対応しなければならないものはしっかりと対応し、
流せば良いものは、奇麗に流そう。

こうして、経験は蓄えられ
人生において大事なことは何かが、また少し分かるのだから。

Bwkfw

娘の頭を撫でる

9/1

世の中の小中学校は、本日から本格的に動き出すところが多い。私は九月に入ってやっと一息つけるというところである。

Imgp5054 曇りがちであった空から朝日が顔を出し、八時過ぎには青空が広がった。が、風はやはり九月の風である。


遅めの朝ご飯をとって、読書。八月は本からのインプットが少なかった。本を読んでいる時間がとれなかった。細切れで読んでいたもののまとまって読むと言う時間が取れなかった。

授業のないときは楽しみの読書をするのであるが、これもなかなかできなかった。

九月の風を感じながら、ベランダに椅子を持ち出して読書である。

娘は、気持ちの良い寝息を立てて昼寝をしている。
昼ご飯の用意をはじめると、すくっと立ち上がって起きてくる。食べるタイミングを逃さないのは、私の血筋か。

選挙の結果を受けて、内閣の構想や予算の使い方などがニュースで流れている。いま、私の目の前に流れている風景は大きく変わったことはない。静かに青い空と湖が広がるだけである。Imgp5077_2

ただ、変わったことと言えば
「おさむ。おさむ」
と最近娘は私のことを名前で呼ぶ。
『はーい、はーい』
と私は答える。
まさか、二歳にもなっていない自分の娘に名前で呼ばれるとは思いもしなかった。

二台の自転車に乗って出かける。娘は奥さんの自転車。子どもを乗せる専用の自転車である。何気ない何気ないことだが、こんなことが嬉しくもある。

帰宅後、娘と一緒にお風呂に入る。
「きしゃま!」
と頭高のイントネーションで言う。
なんだろうと娘が見つめるその先をみると、風呂の窓を通して月が出ている。
(ああ、お月様の「きさま」ね)
と思っていたら、
「こんばんは」
と言うではないか。
もちろん、私も一緒に
『こんばんは』
である。

娘の頭を撫でる。

Imgp5091 夕ご飯は、頂いた餃子。
水餃子と焼き餃子と。美味しそうなものに手を出そうとする娘が、可愛い。

疲れをとってエネルギーを蓄えよう。

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