「個別支援と集団づくり」
9/26
昨日は岡山県津山市での研修会に伺った。「個別支援と集団づくり」というテーマである。放課後研修講座というものであった。
個別支援といえば、青山新吾先生である。しかも、岡山県である。津山は青山先生の初任の地。ということで、青山先生もご一緒していただくことになった。
津山の教育事務所には、明日の教室にも参加してくださるYさんがいらっしゃる。なんと本学大学院を修了されているのである。といういろいろなご縁で伺うことになる。
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運動会の取り組みの前後だというのに、50人近くの方が参加された。青山先生が、最初にこの研修会の目的を説明される。さすが県の指導主事だなあと思う。必要にして最小限の言葉を使って簡潔に説明される。
私はそれを受けて1時間程度お話をする。
今回のテーマが設定された問題意識は、個別支援に光が当たると集団づくりが見えにくくなる。実際は、個別支援と集団づくりは車輪の両輪であり、どちらも必要なのではないかというところから設定されている。
集団づくりを意識するとき、集団とは何かをまず考える。そして、
『このクラスが居心地が良いと思う人は、ちょっと周りを見回してください。そして、居心地が悪いと思っている人がいないか考えてください。もしいたら、どうしたらその人も居心地が良くなるのかを考えて、行動してみてください。
また、居心地が悪いと感じている人。それを少し声に出してください。どうしたら良くなるのかを他のメンバーと一緒に考えて行きましょう』
のように話していた。基本的な考え方はこれである。ただ、そこに教師の支援があった方が集団づくりの一歩目を踏み出しやすい子どもがいるのも事実。そんな子どもについて事例をあげて話を進めた。
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その後、懇親会。
いやあ、久しぶりに酔っぱらった。
教育事務所の先生方の熱い思いに、きちんと答えようとあれこれ話していたら、飲んでしまった。
たまたま近くにいた先生方が、みんな娘の父親で、
「いや〜、娘は良いよねえ」
という話でも盛り上がってしまったf(^^;。
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本日は、津山を案内してもらい、温泉とお魚を堪能して帰宅。
ありがたいことだ。
ありがとうございました。
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