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2009/09/18

動き出すぞ

9/18

学生の相談に乗ってから、会議。
文科省のGPについての会議である。

新しいことを組織ではじめるには

1)今までに培われてきた財産を活用すること
2)新たな負担が最小限で済むこと
3)プロジェクトの意義や目的を共有すること

等が必要だと私は思っている。

ではあるが、当たり前であるが新しいことなので、そのことを詳しく理解している方達が会議に参加しているのではない。むしろ、逆で新しいが故に分からない状態にあるのが当たり前である。

やってみたら実はとても簡単なことだと分かるのだが、その一歩目を踏み出すのがなかなか難しいのが組織というものだと思っている。企業のように明確に縦の命令系統で動くのではないのが、教育の組織である。

これは教育の組織のデメリットのように考えられることが多い。確かにそのようなこともないとは言い切れないが、私はここが教育の組織では大事だと考えている。

先生というものは、自分の世界観を描くことが職業上求められている。もっと言えば、自分は正しいということを思うことである。これがなければ、子どもたちの前に立つこと等出来ない。だから、自分の世界観を持つことが大事である。が、ここが真正面からぶつかり合うと、時に不毛な議論になってしまう。これがデメリットの部分である。

しかし、これが大人の教員組織であるとき、そこは対立せずに、むしろお互いの世界観を共有できるところは共有し、新しいものを生み出す力に変えて行くことができる。これは縦の命令系統で動く企業ではむしろ生み出しにくいものかもしれない。

で、大人の京都橘大学である。
二時間弱で取り組みの骨格が承認される。

動き出すぞ。

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