電車で琵琶湖を一周
9/4
本日は出張。琵琶湖の北の方まで出かける。いつもなら新幹線で駆け抜ける辺りを本日は、新快速で。
しかし、新快速は速い。中央線の特別快速よりも速いと感じる。京王線の特急ぐらいの感覚か。120km/hぐらいかな。
車窓から見える近江米の田んぼは、黄金色に変わりつつある。今年も美味しい新米を食べる季節が迫ってきている。嬉しいものだ。
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出張は、幼児教育コースの学生の保育実習の巡回指導である。二つ保育園を伺ったが、どちらも学生たちが一生懸命に取り組んでいるというお話を頂き、安心する。
幼児教育コースの三回生の学生は、実習がこれで三回目となる。そんなに変なことはしなくなっているが、こう言う言葉をもらうとやはり嬉しい。
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巡回後、折角なのでその町を歩く。秀吉が開いたその町は、歴史の重さと新しいものに挑戦しようとする勢いが混ざっていて、なかなか良い感じであった。一時期の原宿にも似ていたなあ。
ただ、当たり前であるがそのエリアが狭い。東京は、どこまで行っても東京が続くのだが、地方都市はエリアが狭い。ま、その方があちこち回らなくて済むので、楽と言えば楽ではある。
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そして、チャンスは突然降ってくる。
駅で京都方面に行く電車を確認していたら、ひらめき。
(あれ、これって何も京都方面に行かなくても、北に上がってそのまま湖西線で帰ることができるんじゃないかな)
と。
改札の駅員さんに確認すると
「はい、今ちょうどつぎにくる新快速は乗り継ぎが良くて、そのまま湖西線で行けます」
『時間はかかりますか?』
「いや、京都に向かうのと同じぐらいです」
とのこと。
電車で琵琶湖を一周するというのが一つの目標である。しかし、目の前に琵琶湖を見ながらなかなかこれが出来ないでいた。チャンスは突然やってきた。行くしかない。
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近江今津駅で、湖西線を待つ。
ホームには夏の匂いがまだ満ちていた。さらに甘い匂いがする。くずの花の匂いだ。ちょっぴり得をした気分である。
湖西線を行く列車は新快速ということもあって、かなり快適であった。米原の方を行く列車を琵琶湖線というが、実際に琵琶湖を見ることができるのは湖西線の方である。ちなみにこの写真は余呉湖である。
こちらでは既に稲刈りを終えた田んぼも発見。
空の青、これを映す琵琶湖の青。そして、緑色に、黄金色の田んぼ。
なかなか美しい近江である。
車と電車で琵琶湖を一周したことになる。あとは、自転車かなf(^^;。
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久しぶりに早く帰ってきた。
外を見ると、14番目の月が出ている。
「こんばんは〜」
『今晩は〜』
と挨拶。
『14番目の月』作詞 荒井由美より
引用開始 ーーーーーーーーーー
つぎの夜から欠ける満月より14番目の月がいちばん好き♪
引用終了 ーーーーーーーーーー
私たちの世代は、この歌を思い出さないではいられない。
最近ではスピッツがカバーしているようだが。
この写真は、いつもよりも大きなサイズで。クリックしてお楽しみください。
明日からは、研究と休暇の日々とする予定。
体を休めましょう。
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