歴史的な一日を
9/16
このところ娘が急に成長しているように感じる。会話も文脈を理解した上で、あれこれ変化球を投げてくる。
朝、食事をしながら娘に語りかける。
『○○、生まれてきてくれてありがとうね』
と。
すると、娘は突然私のところに体を寄せて、
「ぱぱ〜。ぎゅーっ」
と私の体を抱きしめてくれた。
娘の父としてこれ以上の幸せがあるだろうか。
◆
午前中は大学へ。会議の予定で会議場所に向かうが、誰も来ない。あれ、やってしまったかな?
確認をすると、今日の会議は延期になっていたとのこと。確かにメールは貰っていたが、それは新たに会議を設定したと読んでいた。つまり、今日はアリだと読んでいたのね、私。国語科教育法を指導しています。
いやあ、これが会議があるのに忘れて欠席でなくて良かった。これはまずい。でも、無いのに行くのは、ま、大丈夫。
で、まあ、その御陰で2時間弱時間が出来たので、事務仕事をあれこれ。本当は空いた時間に読書でもしたいのだが、そうはいかないのが仕事って奴ね。
◆
13:10京都発のサンダーバードに飛び乗り、保育実習指導のために金沢に向かう。金沢は10年ぶりぐらいかな。魚がとっても美味しかったのを覚えている。奥さんが子どもの頃に住んでいた町だ。
電車の中で読書の予定であったが、ここで疲れが出たのか寝てしまった。姿勢が悪かったのか、腰に痛みが。やっぱりいろいろと出てくるねえ。
◆
無事、実習指導が終わりホテルに戻る。金沢のホテルは、ピンからキリまであるが、ビジネスホテルが安くていい。私が泊まったホテルは駅から3分ぐらいだが、安くて奇麗。最上階には露天風呂まである。
早速風呂に入って寛ぐ。金沢だと大学の規定では日帰りなのだが、自腹で宿泊を決めた。体を大事に動かしていかないと、新学期に影響が出そうな気がしてのこと。
軽く露天風呂に浸かって、夕食の準備である。
◆
保育実習指導の帰りのタクシーの運転手さんに、美味しい寿司屋を聞いた。もちろんネットでも調べておいたのであるが、もう一度聞いたのだ。
そしたら、意外な答えが返ってきた。回転寿しが良いというのである。ホテルに戻って調べてみると、いわゆる一流どころの寿司屋の半値以下の値段で食べられる。
で、あれこれ調べてホテルから近い店に行って見たのだが、これが大正解。東京の寿司屋の感覚で言うと、10000円ぐらいすると思うのだが、1/3ぐらいで食べられる。そして、回転寿しと言いながら全然回転していなくて、注文でどんどん食べられるし、レベルも高い。
京滋にもって帰りたいなあ。金沢の回転寿し。
◆
で、今日は政権交代の日でもあった。私の見方が変わったのかもしれないが、鳩山さんの顔がぐっと締まったように見えた。締まったのか、締まったように見えたのか。
教育関係でも大きく法改正をしようとしている。教職免許の更新制度、文部科学省の存在、学習指導要領の取り扱いなど変わる可能性がある。良い方向に動いて行くことを、ここまで来たら願うしか無い。
ただ、私が別の観点で興味を持っていることがある。権力を持った人間たちの顔がどのように変わって行くのかということである。ここを見続けたいなあと思う。
歴史的な一日を、娘のぎゅーっと学生の指導と美味しい魚で過ごす私でありました。
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