ありがとう、R53
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いろいろなことがあって、R53、MINICOOPER-Sとお別れすることになった。魔性の車で本当に楽しかった。娘が大きくなったら助手席に乗せて琵琶湖沿いをクルージングするのが一つの夢だったけど、お別れすることになった。とても悲しい。
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車には移動するための車と、運転するための車があるということに気がつかせてくれたのも、この車だった。
2000回転からきちんとスーパーチャージャーが利いて、フラットなトルクで加速。センターマフラーからは独特な排気音とともに、きちんと6500回転まで回っていたエンジン。二速で引っ張るとき羽根を付ければ飛ぶと確信できた。固めのサスペンションは、思った通りの道をトレースしてくれた。
可愛いデザインと見えるフロントマスクも、時に凛々しくも見え、インテリアはアルミの削りだしでびしっと締めて、精悍さを出していた。シートは腰に負担がなく、東京までの450kmを走り終えた後、すぐに京都に戻れと言われても問題ないぐらいの作りであった。
5万キロを越え、ますます調子が良くなって来たのではあったが、お別れすることになった。
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新しい相棒も、これから楽しい時間を用意してくれるだろう。
ありがとう、R53。
よろしく、新しい相棒。
p.s. このブログを書いているときにitunesから「横顔のタクシードライバー」が流れてきた。うーん、さらに泣かせてくれる。
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コメント
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出会いと別れは,ちょうどのタイミングでやってくるといいますからね。
私は'92年モデルで17年乗ってます(^^♪
別れられないのでしょうね。
投稿: 前田 | 2009/09/25 02:02
三年に一回乗り換えると言う乗り方もありますが、私はそうではくてできれば10万キロ以上という思いでいました。でも、ま、色々あるわけで。
新しい相棒と楽しんで行きます。
投稿: 池田修 | 2009/09/25 07:22