30分で行ける世界遺産
10/11
新聞記事で見つけて、急遽出かけることに。宇治平等院がライトアップされているというのである。それも昨日と今日の二日間だけ。
ちょうど夕方のラッシュの時間だったので、行きは多少時間が掛かったが、思ったよりも早く到着。
◆
宇治の平等院は、何年ぶりかなあ。最初の中学校の修学旅行で来た時以来のような気がする。このときのことは、しっかり記憶に残っている。
修学旅行の初日に高熱を出して欠席を出した生徒がいた。初日の夜に電話をすると熱が下がって大丈夫になったと言う。そこで、二日目に宇治平等院まで親御さんに連れてきてもらって合流すると言うことにした。このことを初日の夜の打ち合わせで確認した。
もちろん、他の生徒には秘密。サプライズで行うことにした。ところがである。このサプライズを平気で他の生徒に話していたのが当時の養護教諭の先生。
『止めてください!』
と言ったのだが、既に遅し。もう一部に広まっていた。
「あらだって、秘密にしておいてくださいって言わなかったでしょ」
と宣われた。
(この人と私の文脈は違うんだなあ)
と改めて思ったのを覚えている。
◆
平等院を見ながら、奥さんが思い出したように話した。
「初めて平等院に来たときにね、こんなことがあったのよ」
「中を歩いているときに、ハエが飛んできて、案内をしてくれていたお寺のおばさんが、つぶしたの。そしたら、そこにいた子どもが『仏教では殺生はしてはいけないんじゃないの?』って言って、周りの大人が必死に笑いを堪えていたのよ」
人にはいろいろな思い出があるものである。
◆
その平等院の一コマ(クリックでかなり大きくなります)
◆
ライトアップの後に、平等院の中にあるミュージアムを見学。これもなかなか立派であった。
帰りはお腹がすいたので、京滋バイパスを使う。宇治東から石山まで。その後は下道で家に。30分ぐらいで着いてしまった。近いなあ。
30分で行ける世界遺産。
いやあ、良い時間であった。
« マラウイの少年、独学で風力発電に成功 7年かけ (CNN) | トップページ | そこで娘にお約束の質問をする »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント