岩下先生先生であった
10/21
土曜日は明日の教室であった。
岩下先生先生であった。
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研究会の事務方は、私には似合っていない。というか、出来るかどうか、いまでも出来ているかどうかよく分かっていない。準備、運営、片付け、お金の管理などなど。こうして書いているだけで目が回りそうである。
だから、明日の教室の研究会を立ち上げるまで、私は事務方には関わらなかった。私が参加することで却って混乱するというのが目に見えているからである。
しかし、この研究会では、これを機会に多少の事務も覚えなければと思い引き受けている。
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で、研究会の前に講師の方とお話をすることになる。この時間が結構嬉しい。これは事務方の役得。
今回岩下先生ともあれこれお話しできた。
私は先生の近著である 『教師と子どもの読解力を高める』のことを伺った。
岩下先生と言えば、私は、というかほとんどの方が、名著『AさせたいならBと言え』を思い浮かべるであろう。指導言の中の「指示」をこれほどクリアに実践に即して理論化した本はなかなか見当たらない。
で、今回の『教師と子どもの読解力を高める』は、その『AさせたいならBと言え』を実践の中で発展させたあれこれを書かれているのである。
岩下先生にお越しいただくことが決まってから、再び先生の御著書を読み直していたのだが、この辺りの部分がやっぱりすごいなあと思うのであった。自分の実践から逃れること無く、その上に実践を重ねてさらに理論化するという作業をされているのである。
自転車の前輪と後輪であり、どちらもバランス良く豊かになって行かないと、授業やクラス運営というものはうまくいかない。それを定年の最後との年まで高いレベルで続けられている岩下先生である。
やっぱりすごいとしか言いようが無い。
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もう一度来ていただけることにもなった。
今回残念だった方は、次回、是非。
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