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2009/10/10

ああそうか

10/10

私たちの世代にとっては、この日は体育の日である。東京オリンピックの開会式の日である。晴れの特異日。琵琶湖の空は少し雲が多いが、青空である。

昨日の疲れをとるべくということでもないが、朝風呂に入る。朝日が浴槽のお湯に注ぎ込み、なかなか美しい。奥さんが剥いてくれた梨も冷えていて、美味である。

そんな中で本を読み続ける。
このところ読む本読む本がヒットしていて、嬉しい悲鳴である。昨日も二冊読み終わり、知的興奮を得ていたのだが、今朝の風呂の中でも興奮しながら鉛筆で本に思いを書きなぐっていた。

その時、ああそうかと思ったことがある。

大学に異動してエキサイティングなことが次から次へとあって、大変嬉しいのだが、数少ない不満の一つに授業ができないということがある。いや、なんというか大学でもしっかりと授業はあるのだが、ちょっと違うのだ。

中学校の時は一週間に三回または四回と一つのクラスで行っていた。だから、前の授業のフィードバックをすぐに次の授業に投入することができた。

ところが、大学の授業ではこれが難しい。二つ理由がある。一つは、一週間に一回ということ。もう一つは、シラバスで授業内容が縛られているということである。簡単に言うと、授業の自由度が低いのである。

だから、本を読んでいて
(あ、これは授業でやってみたいなあ)
というアイディアに出会ったときになかなか実行できないのである。

で、ああそうかと思ったことは、この先である。
(ああそうか。その授業でやってみたいなあと思う部分を、論文にして有効性を証明するのね)
ということである。

授業をするのは、私ではないかもしれないが、このテーマを取り扱う授業のスタイルとしては、このやり方がありますよということを立証する論文というのはありだなあと、朝風呂の中で思った私でした。

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