いい夫婦の日である
11/22
いい夫婦の日である。
私の年代であれば、夫婦二人で出かけるということもあるであろう。しかし、うちはそうではなく娘の面倒を見ることが肝要である。
このところ娘は私にべったりである。
私がリビングでMacを叩いていると、すぐに膝の上に乗ってきてあれこれする。姫の申し出を断れるほど、父は強くはない。
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午後から外は雨。
床暖房をつけているが、ちょっと設定を高めにしないと寒い。
そんな中で今日はスタッドレスタイヤの購入、NHKのお仕事などをシャカシャカ済ませ、12/3,1/15の校内研修会のお仕事の準備まで手を付け始めたのである。朝書き出したTO DOが【済み】【済み】と消されていくのは、実に心地よい。
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風呂で読み続けていた『街場の現代思想』(内田樹 文藝春秋文庫)を読み終えた。いやあ、やっぱりいいなあ。私にとっての白眉は、第三章 街場の常識 「敬語について」である。
そりゃあまあ、国語の教師なので論語も読んでいますし、敬語の「敬」の字がどういう意味なのかは知っていましたが、その意味をこのように展開されると本当に心地よい。
まだ読んでいない方のために、ネタバレにならないように書きませんが、これは読むべきです。教職関係者は、特に読むべきです。
それにしても内田樹先生の文章は、なんとも刺激的である。心地よく裏切り続けながら、最後には、(そ、そうなんですよ、先生)というところに着地する。
ぬあんとも、心地よい。
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夕方早めに風呂に入る。
音楽でも流そうと思って、iPod touchを風呂のスピーカーに接続する。何を流そうかとあれこれ探していたら、落語が目に飛び込んできた。
いやあ、これは思いつかなかった。湯殿で落語。これも一つの贅沢である。
本日は、古今亭志ん朝の「岸柳島」。
テンポの良い語り、高音と中低音を使い分けた語り、しゃきっとした滑舌、計算尽くされた「えー、あー、うー」。うーん、気持ち良い。
結末は分かっているのに、何回でも笑ってしまう。
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明日は授業日確保のために、祭日ではあるが大学は授業。
その他にもあれこれあるが、月の前半よりは少しゆとりがある。
キャンパスの中を少し散歩できるかな。
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