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2009/11/19

ディスカッションを評価するポイント

11/19-2

うう、寒い。
稲垣潤一の「Rainy Voice」を聞きながら。

稲垣潤一を聞くと、大学時代の夜の青山通りを感じる。
研究室で仕事をするときのBGMとしてはどうかなと思って流していたのであるが、なかなか良い。

今日は三つの授業の日。
国語科教育法2は、説明文の模擬授業。二日前の火曜日に最終指導を受けにきたときに比べて、ぐっと良くなっていた。よしよし。逆に言えば二日前のままで授業をしていたら、とんでもないことになっていただろう。

二日前の指導案では、できる子どもの反応だけで組み立てられていて、面白くも何ともないし、深みもない。それが改善されていた。導入は奇麗だったな。導入から奇麗に本時の学習内容に繋げられていた。

が、本時の学習内容の進め方が今ひとつであった。たとえば、子どもたちに教科書の本文の内容から、「目的」「役割」を書き抜かせる指示があったのだが、そもそも「目的」「役割」という意味がきちんと説明できない。これでは説明も、ヒントも出せない。

さらに、知っていることを教師が話してしまうという傾向が如実であった。教師は知っていても知らないフリをして、子どもたちに考えさせて言わせるといことも大事なのである。であるが、教材研究をした学生は、知っているものだから、つい生徒に質問されると答えてしまうのである。

「え? どっちかなあ」
「どうしてかなあ」

と、しらを切る事も大事なのである。そうすることによって生徒は考える。

児童教育総合演習では、レポーターによる発表を受けてクラス内でディスカッションを行う。が、今日の場所はなかなか難しく、議論が進まない。おもーい空気が漂う。

少し助け舟。

『こういうディスカッション型の授業をするとき、議論が停滞することがあるね。教師になった君達はどう指導するの?』

『ディスカッションを評価するポイントは知っているかな? 1)問いを立てられる人、2)話の新たな方向性を示せる人、3)話をまとめられる人が評価されるのだよ。さ、今の議論を振り返って、がんばってみなさい』

その後、二回生は頑張っていた。やがて君達がこれを指導するんだぞ。

教職総合演習は、大人論の最終回。私の分析を終えて、私の定義を述べておしまい。いやあ、随分ゆっくりとやった。本当は、児童教育学科の全学生諸君に行いたい授業であるが、ま、それはまた機会があればということで、今回はこの授業限定で行った。

彼らがこの授業を元にして、どのような大人とは何かの小論文を書いてくるかが楽しみである。

その後、稲垣潤一を聞きながら、研究室で只管、原稿を書く。
やったあ。三巻セットの第一巻の第一原稿が仕上がったぞ。
この第一原稿の構成をしつつ、第二巻、第三巻の原稿を書き進めるんだなあ。

今回の本は、全国の学校図書館に置かれる本になりそうなので、子どもたちの顔を思い浮かべながら書き進めている。今までにあまりない経験だ。

年末年始は、この仕事を中心に進むかな。

さ、今日はこのぐらいにして帰りましょう。

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