守りを教えているのである
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学級担任論の授業。
気がつけば、この授業は今日で年内が最後。年明けに4回でお仕舞いになる。
本日は、環境美化と保護者対応について。教室の環境の美化では、汚れる原因のプリントの整え方について保護者対応では、保護者会、家庭訪問、面談。さらにはモンスターペアレンツについても触れる。
学生たちが少しずつ気がついてきた感じがあったので、伝える。
『そう、この学級担任論は、守りを教えているのである』
と。
学級担任としてあれこれやりたいことはあるだろう。そしてそれはやるべきである。であるが、その際、やるべきことをきちんとやっておかないと、足下からクラスが崩れ去るのである。だから「守り」である。
だから授業で出す事例は暗い、重いものが多い。
学生諸君は、
(担任の仕事ってこんなに大変で、面倒くさくて、辛いんだ)
とその理想との違いにショックを受けるのである。だが、大事なことである。ここを理解してできるようになり、あとはクラスに応じてあれこれ楽しくやればいいのである。
◆
夜は学科の先生たちとの忘年会。
私の人生始まって以来初めて、アルコールの入らない忘年会である。
昔お世話になった先生のご主人が亡くなられたという報せを聞き、忘年会も欠席しようかと思ったのだが、そうもいかんだろうなあと思い、せめてアルコールはやめようと思ったのだ。
忘年会そのものはとても面白いものであった。学科会議の柔らかい版と言う感じで、あれこれ今後の児童教育学科のことについて語り合いながらの食事であった。
アルコールなしで、ウーロン茶を1リットル以上飲んでしまった私。ま、それでも結構楽しかったなあ。良い仲間のお陰である。
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