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2009/12/06

石田純一

12/5

チェックアウトぎりぎりまでホテルの部屋で過ごす。いや、過ごさざるを得なかった。ないのである、靴下が。

(おかしいなあ)

替えの靴下を持参するのを忘れたので、同じ靴下で帰ることになってしまったのだが、部屋の中を探しても見つからないのである。いくら私でも、昨晩の店で靴下を脱いで裸足で帰って来たということもないだろうし、勢いで別の店にいって暴れて靴下を脱いだということもないだろう(たぶん)。

と思って靴下を探すのだが、見つからなかった。素足で革靴を履く。石田純一である。

そのまま、小浜の魚市場に向かう。土曜日ということもあるのだろう、かなりの人ごみ。みなさんが狙うのは蟹である。

私は、ま、蟹も好きであるがトロ箱に5匹入っていくらという売り方なので、今回はパス。手に入れたのは、ノドグロ、アジ、バイ貝である。

ノドグロは、白身魚の本マグロのトロと言われる魚である。とにかく、うまひ。確認したら刺身で行けるというので、ご購入。市場でも結構な値段。そりゃあ、町中で高いわけだ。

で、一路自宅に向かう。途中、朽木の道の駅で魚以外のお土産も購入。もう慣れたものである。

自宅に戻ると、娘がお出迎え。
「おみやげ!!!」
と言いながら、私の荷物を持ってリビングに走る。ま、確かにお土産です。それだけ喜んでもらえれば私は幸せですが。

近所の子供会で作ったクリスマス用の帽子や、お店で売っていたカチューシャを被って昨日のことをあれこれ話してくれる娘。
『へー、そうなんだ』
と聞く私。いつまでこうして話してくれるかな。

『というわけで、靴下がなかったんだよ』
と奥さんに話す。
「え、蒲団の中だよ。どうせ靴下を履いたまま寝て、寝ながら脱いだんじゃないの?」
と言われる。

(ん?)

ひえー、その通りであった。
確かに靴下をはいたまま寝てしまい、途中で目覚めて蒲団の中でごそごそ脱いだ記憶がそのときに蘇ってきた。奥さんは、どうやら透視をしていたようであるf(^^;。すごい。すごすぎる。

『分かっているなら、電話してくれれば良かったのに』
と私。んなあほなf(^^;。

昼ご飯を食べて、私はそのまま昼寝。いやあ、急に睡魔が襲ってきた。起きたのは、17:00。例の番組が始まるので起きた。お酒と小説の特集であった。

娘と奥さんがお風呂に入っている間に、私は魚を捌く。
新鮮な魚であるからして、大事に捌く。
とくに、ノドグロは大変である。身が柔らかいので慎重にやる。そして、自分で捌いているもののみが味わえるものもゲット。それは胆である。

胆といえば、アンコウやカワハギが有名である。しかし、冬は多くの魚の胆が肥えるのである。店で刺身用に処理してもらうと、この胆は捨てられてしまう。勿体ない。私はここも食す。ああ、うまい。

娘も気に入ったようで、かなり食べる。魚好きになっていくようで嬉しい。そのうち、寿司屋で二人で食べる日が来るだろう。これを今から楽しみにする私である。

小浜、恐るべしである。

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コメント

N中のおにぎりのような顔をした国語教師です。
先日は、昼夜の研修、ありがとうございました。

私の授業では見たこともないような、生徒たちの表情に、私も頑張らねばと、決意を新たにしました。
また、夜の研修では、貴重なお話を聞かせていただき、自分の考え方を見つめ直す機会となりました。

1月が今から待ち遠しいです。本当にありがとうございました。

いろいろとありがとうございました。
試験の後の生徒の皆さんが、前向きに取り組んでくれたお陰で良い感じに授業を進めることができました。ぜひ、時間を作って「たほいや」をやってあげてください。できれば、他の学年でも。

1月もお世話になります。スタッドレスタイヤを履いていますので、ロングドライブも楽しみにしながら伺います。もちろん、Aのお魚も楽しみです(^^)。

では。

池田先生こんばんは。
今日の記事のタイトルは、あんまりにもおかしくて、笑いのつぼにはいってしまいました。思わずコメントです。

靴下はかないで、革靴をはくって、違和感ありそうです。気分は石田さんになりきれたのでしょうか?

>>気分は石田さんになりきれたのでしょうか?

なんとコメントして良いものやら。 なり切れたらそれはそれで問題がありそうな気がしますがf(^^;。

裸足で革靴というのは、最初のうちは違和感がありましたが、ま、運転ですので途中で特に違和感は無くなりました。歩いていたら、それは嫌だったろうなあと思います。

タイトルに結構時間を掛けている私としては、ここで笑っていただけると嬉しい限りです(^^)。

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