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2009/12/23

『そう言う話も、任せなさい』

12/12

ということで昨晩は、一度家に帰ってから三条まで出かける。学科の三回生の学生諸君の忘年会である。彼らはこの日で授業が終了。それで集まって飲むと言う。全部で70人ぐらい参加。いいことだ。

どーんと騒ごうかとも思っていたが、なんとなくしんみり。まあ、ここまで育ったなあとか、あと一年で卒業かとか思っていた。一緒に参加したK先生は各テーブルを回って大きな声で乾杯をしている。私はどうもお酒が入ると腰に根が生えるタイプなので、なかなか動かない。

学芸大学の大熊先生などは、こまめにいろいろなテーブルを回ってくださる。偉い人はフットワークが軽いなあと思い、見習いたいと思うのだが、なかなかf(^^;。

同じテーブルにいた女子学生たちとあれこれ話していたのだが、驚いたことがあった。実にお酒に関して無知なのである。

「ビールって苦いですよね。でも酎ハイは甘いから飲めます。だけど、ビールと酎ハイだと同じ量を飲むと酎ハイの方がウエってなるのはなぜなんですか?」
『うえ?』
思わず、変な反応をしてしまった。
『そ、そりゃあ、アルコール度数が違うからだろ』
「なんですか?」
『なんですか、ってなんですか?』

そこからかっ!と思うほど知識が無い。ま、男と女の違いがあるのかもしれないが、そんなことも知らないでいてお酒を飲んで事故や事件に関わらず、さらには健康被害も注意してってのは無理じゃないかなと思ったのである。

ま、そうなると教師の性で、お酒とは何ぞや、お酒の作り方による分類、体に入ったアルコールの行方、ワインでも作り方はピンキリで保存の仕方もピンキリ、同じワインでも飲めるワインと飲めないワインがある、同じ日本酒でも飲める日本酒と飲めない日本酒がある、安くて安全でおいしいお酒の種類・・・。ま、あれこれ話したわけである。

お酒の飲み方講座というより、お酒って何?はやる必要があるなあと思った。「大人になるための食育、お酒編」三回生の最初にやる必要もあるのかなあと思った。

教師をしていて、
(ああ、この瞬間なら死んでもいいなあ)
と思ったのは、体育大会の全員リレーのときである。トラックの真ん中にいて、子どもたちが精一杯走っている。応援している。もちろん、自分のクラスが気になるが、そんなのどうでもいいくらいに、みんな頑張れと応援しながら見ているその時である。
(ああ、この瞬間なら死んでも良いなあ)
と思ってしまうのだ。

もちろん、死んでしまったら子どもたちは迷惑なのだが、子どもが頑張っている瞬間、輝いている瞬間に死ぬことができたら教師は良いだろうなあと思う。なんとなく「願わくは花の・・・」のようではないかいな。

この忘年会もそんな気が少しした。学生たちの喜んでいる中ですっと消えることができたら良いんだろうなあと。

だが、教師である私はこんなことも思っていた。ここにいる諸君は幸せ。ここにいない学科の学生はどうしているのかな。来たかったけど用事があってこられなかった諸君はいい。問題は、(別にいいや)と来ない学生である。彼ら彼女らが気持ち良く参加できるような集団にさらに育ってほしいなあと思っていた。

根っこが生えた私はそのままビールを飲み続ける。飲み放題なので、私が飲みたい日本酒がない。んで、ビールを飲み続ける。すると、何人かの学生がピッチャーを持って注ぎにくる。あれこれ近況を聞く。

その中には一回生の時に私のクラスだった女子学生たちも。
『まさか一回生のときに先生とこんな風にして飲む日が来るとは思っていなかったろう』
「はい!!!!!」
とその場にいた五人が声を揃えて言う。確かに厳しい指導をしていたが、そんなに思い切り言わなくてもねえf(^^;。同じように近況を聞き、恋愛相談を受け、進路相談を受けとあれこれ。

「先生、この子はだめんず好きで、次から次へとダメな男を掴まえるんです」
「え〜。そんなことないよ」
『う〜む。恐ろしいことを言おうか。実は、君が男をダメにする体質なのかもよ』
「え”!!!」
「あ、そうかも!!」
『そう言う話も、任せなさい』

気持ちの良い宴会であった。

時間も遅いので、一次会だけ解散。三条京阪に向かいながら歩いていたら、さっきの一回生のときのクラスの娘たちが一緒についてきた。

三条大橋の手前に来たらいい匂い。石焼き芋である。
(ラーメンを食べたいがちょっとラーメンでは重たいかな。それに電車の時間もあるしなあ)
と思っていたところに、石焼き芋である。すると、
「先生〜〜〜〜〜〜!」
と娘たち。はいはい。娘には甘い私です。
大きな芋を三本購入。半分に割って食べる。石焼き芋を頬張りながら、三条大橋を渡る。坂本竜馬もやったであろうか、なんて思いながら、ふはふは言いながら食べる。

結構大きなお芋だったので、食べるのに時間が掛かる。すると、彼女らは地下鉄に乗る前に三条大橋のたもとで食べ切ろうする。なかなか躾の行き届いている娘たちである。混んでいる地下鉄の車内で食べるのではなく、食べ切ってから乗ろうとしているのである。嫁にするならこういう子たちであろう。彼氏がいないのは不思議である。あ、だめんず好きはいたがf(^^;。

(JRは終電になってしまうなあ)
と三条京阪の駅で思っていたら、その娘たちが
「先生、京阪で浜大津に行けば良いんじゃないですか?」
との提案。なるほど。

結局その路線で、三条京阪、浜大津、皇子山へと。あれこれしながら、乗り継いで帰宅。ほろ酔いで気持ちよい時間を過ごせた夜だった。

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コメント

いつも良いお話をありがとうございます。
ほのぼのとしながらも、本質をついているお話ですね。

ありがとうございます。
本質とは

>>「先生、京阪で浜大津に行けば良いんじゃないですか?」

あたりでしょうかf(^^;。
12/26もお世話になります。

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