【日本は、教職課程を六年制にするべきである。是か非か】
12/22-2
本日、年内最後の授業。ディベートの授業である。初歩の初歩から始めた彼らであるが、今日の試合は論題だけ与えて自分で立論を書いて議論を組み立てる試合までたどり着くことができた。
今回の論題は、私も始めての論題である。
【日本は、教職課程を六年制にするべきである。是か非か】である。教員養成課程にいる一回生にとってこの論題は、なかなか忌み深いものとなるであろう。
教育基本法、学校教育法などの法規を見る。世界の教員養成の現状を理解する。日本の教員養成の現状を理解するということから始めるので、一方で自分の採用試験のための勉強にもなる。
私はジャッジをせず、二つの会場で繰り広げられる試合を見ていた。いままでの試合とは違い、準備も少し良くできていた。二週間の準備期間であればこれでまあ良しかもしれない。
ただ、試合を聞いていて気になったのは、自分の視点で論じているところである。論題は、「日本は」となっている。だから、文部科学大臣か、総理大臣の視点で、この国の教員養成はどうであるべきなのかを考えなければならないのだが、それがなかなかできない。
だが、まだ一試合目。今後の伸びを期待したい。
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んでもって、本日は来年度のシラバス記入の締め切り。今年から登録の方法が変わって、エクセルで打ち込んでおき、それを指定して登録ボタンを押すと一気にウエブ上に読み込んでいく。なかなか凄いシステムである。
授業後、二時間掛けて最終調整をしながら作業を進めた。
そして、ひゃああ、終わった。
学術振興課に行って、購入しておいた研究用の書籍をどーんと受け取る。冬休み中に読もうと買っておいた本である。風呂敷に一包み。これを受け取る。
さ、これでいよいよ公式には冬休みである。ここから個人の仕事と研究に没入できる、かな。
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