「読書へのアニマシオン」
12/10
東京から慶応大学付属普通部の鈴木淑博先生にお越しいただき、「読書へのアニマシオン」の特別授業をしていただく。先生とは、気がつけばもう10年以上も前からのおつきあいとなる。
授業は、木曜日に行われる三つの授業でしていただけることになった。どれもこれもすばらしいものであった。
たまたま手元にある二回生の感想である。
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今回の授業ですが、もう本当に一言で「楽しかった」です。
授業は子どもたちとつくっていくものだと思うので、先生も子どももみんなで考えて、動けた今回の授業は一つの到達点だと感じました。まだ僕が気づいていないだけでもっと改善点があるのかもしれませんが、こういう授業は常に目標にできるなと本当に思いました。
アニマシオンというものを紹介していただきましたが、今までまったく聞いたことすらないものでした。今回これを知ったのは大きな収穫でした。75の方法があるということですが、とてもおもしろそうなので必ず調べようと思います。
アニマシオンということばの意味は「魂を活性化し元気にする」というものらしいです。(『子どもが必ず本好きになる16の方法・実践アニマシオン』有元秀文 合同出版 2006年 より)子どもたちも先生も魂から元気になれる、しかもそれは授業の中で!ということで、必ず取り入れていきたいと思いました。
アニマシオンもすごいと思いましたが、鈴木先生の本読みもすごいなぁと思いながら聞いていました。本を閉じていても場面が想像できるような読み方でした。正直に言うと鳥肌が立ちました。子どもに読み聞かせというのもどこかであるものだと思うので、読む技術も同時につけていきたいと感じました。
最後に、今回はすばらしい授業、アニマシオンの紹介をありがとうございました。とても勉強になりました。必ず活かせるように努力していきます。
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今回は、特別講師の鈴木先生に来ていただき、アニマシオンについて学ばせていただきました。
読書は、読むものだと思っていましたが、今回の授業を振り返ると、自分たちでは、一回も読んでいないことに気がつきました。
それに、読書は一人で静かにやるものだと思っていました。けれど、今回の授業では、円になって、みんなで1つの本を読むという方法でした。学校でも、教科書をクラスで読むことは授業中にはよくあります。けれど、今回のように絵本をみんなで読むというのは、新しい体験でした。
読書を読むのではなく、体験することによって、子どもの本の世界への入り方が違うと思いました。
読んでいる時は、「読んでいる自分と、本」という関係なのですが、今回の場合は「本の中の登場人物=自分」という感覚でした。絵本の世界に完全に自分が入っている感じがしました。
そして、この授業ではつねに私たちは楽しく笑いながら授業をすることが出来ました。読書で笑えるというのは、すごいことだと思います。
もっと多くの事を教えてもらいたかったのですが、この先は、自分で本などを読みながら知っていこうと思います。
今回は、本当にありがとうございました。
引用終了 ーーーーーーーーーー
今年度は、先生に来ていただけることが早めに分かっていたので、私が実演せず、実際に専門の先生にやっていただいた方が良いと思って、言葉ぐらいしか説明していなかったのだが、これが良かった。
本物に触れることで、その衝撃は残る。学生諸君は、学校現場保育の現場に入ったときに、この「読書へのアニマシオン」を必ずややるであろう。
実に楽しみである(^^)。
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