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2010/01/17

これが私の考える丁寧な指導である

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一路若狭路へと向かう。325iはスタットレスタイヤで満タンのガソリン。固めのサスペンションが、本当に気持ちが良い。

湖西の雪を心配していたが、まったく問題は無かった。山間部は奇麗に雪化粧をしていたが道路は見事に除雪されていた。

同行した学生たちのおしゃべりをBGMにしながらあっという間に、小浜に到着。予定していた時間の30分も前に到着だったので、小浜港に向かって、おばま食文化館で時間を調整する。

「ちりとてちん」のロケセットなどが新たに飾られていて、ちりとてちんファンの私は、ちょっと興奮。

仕事の前に、食事を町中の定食屋さんで頂く。あの値段でこの料理か。すごい。刺身定食をいただく。

中学校に到着。授業開始の10分前。ゆっくりと食べ過ぎた。
ゆったり運転モードの私から、授業モードの私へと急速変換を試みる。

今日のお仕事は、中学校一年生に2時間30分でディベートのいろはを指導すると言うもの。ディベートとはなんぞやから始まって、試合を全員に三試合体験させると言うもの。その様子を中学校の先生方が参観して、その後の校内研修会で検討すると言うものである。

この学校は三回目ということもあり、先生方とはかなり仲良くなっている。が、三回とも生徒は違う生徒。初対面でいきなり授業をするというのは、なんかいやってもそれなりに緊張するものである。

生徒と私の呼吸が合うまでのチューニングの時間を大切にし、ここが大丈夫になったらあとは、生徒の学びのリズムを作り出すように、コントロールを心掛けていく。ここが崩れると初対面での授業は難しくなる。

同行した学生たちは、一回生のときに私の大学でのディベートの授業を取っている学生たちである。初対面の生徒諸君の授業ということで細かいところのフォローがしにくいかもしれないと思い、小先生として子どもたちの中に入って指導するように指示しておいた。これも上手くいったようだ。

三回生で教育実習をするのは、いいなあと改めて思った。
四回生で教育実習だと、実習後すぐに採用試験。さらに、それが終われば卒業論文執筆。ということで、教育実習で学んだことをさらに深めるということがしにくい。

今回同行させた学生たちは、三回生で教育実習を終えている。だから、中学校に連れて行ってもそんなに心配は無かった。むしろ、良い勉強をさせてもらえるのではないかと思っていた。

そんな感じになっていたなあ。三回生の実習はいいなあと改めて思った。

先生方の日頃のご指導もあり、授業はなんとか終わった。

途中で私は時間の進み方を読み間違いしてしまい、慌ててしまったこともあったが、なんとか終わって一安心。

その後、会場を移して校内研修会。ディベートの授業で何をしていたのかと言う種と仕掛けを説明する。生徒を大切に扱って指導するということはどういうことなのか。パラダイムの変換を求める必要があるのではないかということに気がついたと、参観されていた教育委員会の先生がお話をしてくださった。ありがたい。そうなのである。

面倒くさいこと、大変なこと、危険なこと。
これらを先生方は、生徒にやらせないことが丁寧な指導だと思うことが多い。だが、本当はここを乗り越えるときに生徒たちは力を付ける。

過大なプレッシャーで生徒をつぶしては問題外であるが、楽ちんなことをさせて、生徒を伸ばさないのも問題外である。適切な課題を与えて、適切に追い込むとき、生徒たちはそれを乗り越えつつ力を付けていくのだと思う。これが私の考える丁寧な指導である。

いったん宿に戻り、風呂にどぼんと浸かって、食事へ。
懇親会である。会場はいつもの居酒屋さん。絶品の魚を出してくれる。

学生たちは、現場の先生方のあれこれをうかがえる良い機会。久しぶりの冬の福井の魚にご対面できる嬉しい時間f(^^;。4日間断酒していたので限界である。

せっかくなので「獺祭」を持参。ビールで乾杯する前に、これで乾杯させていただく。いえ、ビールもいいのですが、先きにビールを楽しんでしまうと、炭酸で舌を刺激してしまうので、できれば最初は「獺祭」でやりたかったのだ。

コップに一杯ずつ注いで、乾杯。
あっという間に空になり、二杯目を注いでだいたいそれで一升瓶が空になった。ああ、もう一本持ってくれば良かったf(^^;。

若狭には昔からのディベートの友人がいる。W先生である。行くことを事前に伝えておいたら、仕事の帰りに立ち寄ってくれた。相変わらず若くてかっこいいなあ。

お招きいただいた中学校の先生には同級生がいたり、知り合いの知り合いだらけだったようで、話に花が咲いていた。
(ああ、福井県の教育を背負って立つ方々の中にいられるのは幸せだなあ)
と思いながら、しっかりと右手には福井の魚を掴んでいる私であったf(^^;。

幸せである。

ホテルに戻り、気持ちよく、撃沈。

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コメント

先日は、お足下の悪い中、ありがとうございました。
昼間の授業と研修に参加できず残念でしたが、夜の研修では、貴重なお話に加えて、美味しいお酒を教えていただき、ありがとうございました。

また、熱心な学生さんともお話させていただき、真剣に教師を目指す姿に、自分の忘れかけていたものを、思い出させられた気がしました。

若狭湾は、四季折々それぞれに美味しい魚がありますので、今後ともよろしくお願いします。本当にありがとうございました。

大事な校内研修会に、ゼミ生を出席させていただき、また、懇親会までも同席させていただき、ありがとうございました。

出会いと美味しいもの。さらには意欲ある若者、育つものの側にいる。これは私の人生において重要なテーマですf(^^;。こうしてそれらを味わうことのできる私は幸せであります。

>>若狭湾は、四季折々それぞれに美味しい魚がありますので、今後ともよろしくお願いします。

90分で伺えてしまいます。そんなことを言われましたら
「おい、行くぞ」
と学生たちにまた声をかけてしまいますf(^^;。

ではありますが、どうぞ「明日の教室」へもお越し下さい。
お宿のご案内はさせていただきます(^^)。

職員室の先生方、生徒諸君によろしくお伝えください。

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