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2010/01/28

西川純先生と藤川大祐先生の対話

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いやあ、実に面白い。面白いというのは、funny,exciting,interestingの三種類の英語があるが、すべてが綯い交ぜになっている面白さである。

ブログでも紹介した西川純先生と藤川大祐先生の対話である。ツイッターで行われている。ライブで見ることのできる私は、両先生と親しくさせていただいていることもあり、とても贅沢な気持ちで対話を拝見している。

私も、この議論に加わろうかと思った場面もいくつかあった。しかし、この美しい対話に加わるのは、対話を濁すような気がして私は見ることにした。

何が美しいのか。

1)お互いの立場を尊重している。
2)事実は何かを確認しようとしている。
3)間違いや誤解があれば「君子豹変する」
4)人格の攻撃は一切ない。
5)学問的真理に対して貪欲である。

まだまだあるとは思うが、こういう議論をツイッターで見ることができるってのは、相当凄いと思う。

逆に考えれば、学会でこのレベルの議論が行われるだろうかと思ってしまうのである。もちろん、学会は論文の発表をもとにしながら行われる議論であり、論証がされたと推定される論文を元に行われるのである。

しかし、このツイッターで行われる議論のクオリティは、論証はないかもしれないが、論証とは別の学問的な幸せを与えてくれている。このツイッターでの議論を元に論文や著書をひも解き学ぼうとするものが出てくると思う。

以下にそのほぼ全容がある。

http://nearmetter.com/daisukef/jun24kawa

http://togetter.com/li/4221

味わっていただきたい。

なお、味わってもらいたいのではありますが、じっくりと読むよりは、読み飛ばすスピードの方が、あのときの臨場感が出ると思います。

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