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2010/02/05

社会のセーフティネット、自律、自立、共生、教育

知り合いのotokomaeMLにあった情報。
あれこれ考える。

http://www.japan-island.info/portal/guide?gnre_id=100&cntnts_id=58

私が中学生の頃、島流しという刑を知った。その当時の私は、なんと惨いことをするのだろうと思った。命以外のほとんど全てをもぎ取ってしまう刑なんて酷すぎると思ったのだ。

しかし、今はそうは思わない。命を大事にする刑なのだとも思う。

このMLを貰う前に、ちょうどこんな文章を書いていていた。

引用開始 ーーーーーーーーーー

大学なのに、事務的な手続きができない学生を呼び出し、条件を再調整してなんとかしてあげようとすることがある。何回も呼び出しているのだ。にも関わらず、反応すらない学生がいる。

確かに学生本人では乗り越えにくい問題に遭遇していて、困っている学生ならば、助けの手を差し伸べてあげることは大事であろう。健康、学費、悩みごとなどいろいろとあるやもしれない。

しかし、本人のだらしなさからくるいい加減さは、救っていても治らない。いや、正確に言うと、放ったらかしにしておいても治らない。

だが、放ったらかしにしておくことで、少なくとも本人は次のことを学ぶ。

1) 自分が動かなければ、事態は何も変わらない。
2) 助けてもらうためには、それなりの仁義や、手続きが必要である。
3) うまくいかなかったときの責任は、相手にはない。

勿論私はだらしのない人間なので、ヒーヒー言いながら生きている。直ぐに甘えてしまう。だからよく分かる。そういう学生たちには、せめて社会に出る前に、
「そんなんじゃ駄目だ」
と、そのだらしのない所をきちんと指摘すべきなのである。

そう指摘して下さった(単位を認定してくださらなかった)先生がいらっしゃったお陰で、私はなんとか、まだヒーヒー言いながらではあるが、社会人としてやっていけているのだと思っている。

その指摘を頂いていなければ、

・うまくいかないことを他人のせいにしてばかり
・自分のことを認めない世の中が間違っている
・あの野郎が悪いと逆恨みをする

そんな人間に育っていたんじゃないかと思う。

え、今でもそうだって? ま、そうかもしれないが今以上になっていたことは確実である。

引用終了 ーーーーーーーーーー

シンクロニシティに近いかもしれない。
問題意識のアンテナを伸ばしていれば、届くメッセージは多くなるなあと感じるのであった。

そして、これを受けて社会のセーフティネット自律、自立、共生、教育などを考えるのである。システムをどう構築するかなのである。

ああ、人生は短い。

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