素早く正しい指示待ち人間になる
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本日は雪の日の出。
幻想的だったなあ。
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前期日程の最終日。試験監督は、本学の一番大きな教室を担当することとなった。担当の先生も多い。
試験監督は、問題用紙などを配り歩くのだが、誰がどこの列を担当するのかなどは、教室に入ってから決める。
先生と言う仕事は、児童、生徒、学生に指示を出す仕事でもある。だから、人を動かす、または使うのが上手い。
しかし、これは指示を出す人が少なくて、聞く人が多い場合には有効なのだが、指示を出す人ばかりになると、うまく機能しないことがある。
だが今日は大丈夫である。何といっても看護学部の先生が沢山いらっしゃったからである。人の命を一分一秒を争いながら助けて来た看護学部の先生の指示は、迅速であり、かつ適切である。
こう言うときの私は、素早く正しい指示待ち人間になる。何が何でも指示を出す側に回らなくても良いのである。正しく指示を受ける人間もいなくてはならないのである。
軽やかに指示をこなすのであった。
◆
その後、研究室に籠って第三巻の原稿書きに没入する。13本書く原稿のうち、三本を書き上げた。よーし。この調子だ。
窓の外は雪が降ったりやんだりしていたようだが、ブラインドを閉めデスクライトを付けて集中して取り組んだ。90分に一回なるキッチンタイマーをセットして、90分ごとに軽く体を動かしてというスタイル。まるで、修士論文を書いていた時のようだ。
◆
心地よい疲れで研究室を出て、駐車場に向かう。
(あれ、見えるぞ!)
このぐらい集中してパソコンに向かっていると、駐車場に向かうキャンパス内は、よく見えなくなっているのがこのごろであった。ま、そろそろ目が見えなくなる年だよなあと思っていたのだが、今日はよく見えた。
何でだろうと思ったのだが、理由は一つしか考えられない。LEDのデスクスタンドに変えたことである。こんなに目が疲れないのであったのか。びっくり。家にも一つ買おうかなあと思うぐらいであった。
たまたま今日だけということもあるから、もう少し様子を見てみようとは思うが、これが理由だったら嬉しいなあ。
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家に帰って、和室で服を着替えようとしたらびっくり。
ひな人形が飾られているではないか。
いや、帰るコールのときに知っていたのだが、途中で忘れていた。
ああ、いいなあ。娘で良かったなあとも思う。
夕ご飯が出来るまで、娘と一緒におひな様の前に座って、
♪ 灯りを付けましょ、ぼんぼりに〜
と歌う。
ううう。嬉しい。
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気持ちが張りつめていた三日間が終わった。ふう。
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