長浜盆梅展
2/21-2
で、昨日は思い立って滋賀県の長浜まで向かう。
長浜は、いまはだからなんなの?というぐらいのイメージしか無いが、信長の時代から明治にかけてはそうとう栄えた街である。
日本で鉄道が最初に出来たのは、新橋からのものという記憶はある方が多いが、実は同時期に出来た場所は、北海道の札幌から手宮、新橋から横浜、神戸から大津、仙台の大橋から釜石と四つあったのであった。
長浜は、福井県の敦賀と鉄道で結ばれ、日本海の物資を京都に運ぶ拠点となっていたのでした。そうなんです。敦賀から長浜まで鉄路で運び、琵琶湖の水路で運び、大津からまた鉄路となるわけです。
なんか凄いことをやっていたんだなあと、感心。
地元を知るって良いなあと。これは、長浜鉄道スクエアで得た知識。
◆
で、目的は長浜盆梅展を見るためでした。
長浜鉄道スクエアの道向の、慶雲館というところで開催です。
http://www.nagahamashi.org/bonbai/
いま、仲間たちとネットで句会をやっていまして、季語が「梅」です。それもあって見に行こうと思い立ったわけです。
まあ、凄かったですね。
400年前の梅が、盆栽になっていて、それでいて満開なのですから。
400年前と言えば、江戸幕府が出来たばかりの頃ですよ。そのころに生を受けた梅が、まだ満開の花を咲かせるわけです。すごい。
東京にいたら、見ないでしょうね。
わざわざ、ここまで来ることはないでしょうが、大津にいれば新快速でも1時間。高速道路を使って90キロぐらいで来れますから、そりゃあ行きます。
本当は黒壁スクエアやあれこれ回りたかったのですが、時間切れ。夏には一泊か二泊してゆっくりと回ってみたいなあと思える街でした。
« 三条から宝ケ池まで | トップページ | ネット句会 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント