« 「可愛くないもん!」 | トップページ | 武者震いをした夜 »

2010/02/16

関連しているテーマを続けて最低三冊は読む

2/15

原稿は、どうしたら終わるか。答えは一つしかない。書き始めることである。原理原則はきわめてシンプルである。シンプルなだけに、あれこれ理由を付けて始めないこともある。

ま、久しぶりにゆったりとした時間がとれたこともあるので、読書をして過ごした。私は一つのテーマを読むと、そこに関連しているテーマを続けて最低三冊は読むことにしている。というか、そういう風に本屋で手が伸びてしまう。

今は、お金に関するものを読み続けている。お金は難しい。若い頃は稼ぐのが大変だと思っていたが大変なのはそれだけではない。使う、おごる、おごられる。貸す、借りる。さらには増やすとか値切るとか賭けるとか、まだまだいろいろとある。

かつて、教員採用試験の一次試験に合格したとき、中学校時代の先生で管理職をやっている先生方に挨拶に伺った。いろいろとアドヴァイスをいただくためだ。そのとき、A先生に言われた言葉がまだ私に残っている。

「池田は、明るいから大丈夫だよ」
というのと、
「お金を儲けたければこの仕事は選んではダメだぞ」
というのである。

確かに、今思ってもそうだなあと思う。公務員である教員は、副業も許されないし、大きく儲けることはできない。だが、通常に生活していくのに困るような給料でもない。

ま、株とかなにやらをやれば儲けることもできるのであろうが、そんな面倒くさいことを私がやるわけもない。副業で収入を得るために掛けるエネルギーがあるのであれば、本業に没頭している方がよいとも思っていた。

教師は残業しても、残業手当は出ない。もちろん、クラブなどで日曜日に出ても休日手当は出ない。にもかかわらず、夜に自宅に電話があって対応しなければならなかったり、土日に採点をして月曜日に返却することが当たり前のように思われているテストがあったりする。

そもそもクラブ指導は、ボランティアであって指導費など本当に雀の涙である。私がやっていたときは、高校生のアルバイトよりも安い時給でやっていた。ま、あるところでは、500円でやっているというので、うちといい勝負だなあと思っていたら、なんと一学期500円だというので、開いた口が塞がらなかった。

いったい、教師の仕事を時給換算にするとどういうことになるのかと思って、やってみたが、悲しくなるばかりであった。

だが、「お金を儲けたければこの仕事は選んではダメだぞ」という先生の言葉が、聞こえてきて、その通りだよなあ、それを承知でこの仕事を選んだんだよなと何回も思い直したし、お金とは関係なくこの仕事にのめり込むことで、見えないものが見えるようになり、得にくい経験もすることができたりしたのだから、人生は面白い。

ただ、やはり公務員の教師として生きてきただけでは、わからないお金の世界がある。ま、いまさら新しいあれこれを体験してというよりも、まずは本の世界で理解しようとしているのだろうなあ。

自分のことを、だろうなあと言うのも変なのだが、なんか客観的にみているんだな。

さ、原稿だ。

« 「可愛くないもん!」 | トップページ | 武者震いをした夜 »

コメント

「お金」って、最初に考えた人はすごいと思います。
僕もお金についてはじっくり勉強したいと思うのですが、なかなか取りかかれずにおります。
バカみたいに、雪かきをしているといっつもこんなことを考えています。
http://www.shinra.or.jp/archives/tatsuya/002521.php
このことは「お金」というよりも「経済」についてかも知れませんが、価値の移動はビジネス、ひいては経済発展を考える上ではとても重要なポイントだと思います。なので、政治や単純な世論で何かを「無価値」と吐き捨ててしまうシーンを見ると、ぞっとする僕です。
尻切れとんぼでスミマセン。

そうですねえ、お金は奥が深いですね。

お金に使われるひとになるのではなく、お金を使う人になりたいと、若いときには思っていました。だから、コンピュータも、使われるのではなく、使う側に回っていたいといつも思っているわけですがf(^^;。

あればあるで困らないとは思いますが、ありすぎたことがないので、その先のことがよく分かりません。まだ、ポケットに一万円札が入っていると、ドキドキしますからねえ。

個人のお金、家族のお金、仕事のお金、遊びのお金、人生のお金。
お金は円という単位であっても、全く違う活躍の仕方をしますからねえ。

雪かきご苦労様です。
私には出来ませんf(^^;。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 「可愛くないもん!」 | トップページ | 武者震いをした夜 »