« 『うーん、踊り喰いだな』 | トップページ | 4月24日(土) 第32回 明日の教室 野中信行先生 »

2010/03/17

見事な花のリレーだ

3/17

大学に資料を置いてきてしまった。研究室でないとできない仕事なので、午前中から研究室に出かける。

新入生キャンプで新入生に配る冊子に自己紹介のページがある。その中に「自分を動物に例えるとなんですか?」という項目がある。雑誌などからインタビューを受ける機会は増えたが、この手の質問はない。しばし、考える。

考えても分からないので、研究室に来たゼミ生に聞いてみる。
「えー、動物ですか?!」
と言ったきり、答えが見つからない。
「先生は、動物ではありません」
と言われる。
『さすがである。私が可憐な花であることを良く理解しているなあ』
と言えば、一笑に付されるのは分かっているので言わなかったが、動物として思い浮かべるものがなかなかないというのは、私もゼミ生も同じか。

嘗てはサメのような人だと言われたことがある。獰猛であるとか、襲いかかるとかのイメージではない。いつも泳いでいないと死んでしまうというサメのその部分が似ているというのである。

多動児ともちょっと違うが、確かに私は一カ所にとどまっていることができない。興味関心は次から次へと移って行く。あんなにハマっていたリコーダーやフルートも、最近では全く触っていない。次へと移ってしまうのだ。だから、サメ。なるほど。

昼ご飯で研究室を出た。中庭で新入生キャンプのオリターを務める学生たちに相談を受ける。

『なるほど、なるほど。大丈夫。そうやってそこを乗り越えて成長するんだよ。こういうものには、正解はない。受験勉強とは違うんだな。

目的を達成するためには、どういうものが一番良いのか。それをオリターのメンバーで十分に話し合って、一つのプランに変えて行く。

そして、しばらくたって時間がきておかしなところが見つかったら、また話し合って改善して行く。この繰り返しだ。時間ぎりぎりまでこの繰り返し。これしかないと思うよ』

大丈夫だ。今年のオリター諸君も成長に向かって一歩二歩と歩みを進み始めている。

学内の早咲きの梅は、終わっていく。これに変わって、ユキヤナギが白い小さな 花を付け始めた。まるで初雪のような美しさ。見事な花のリレーだ。

大学は新年度の準備を少しずつ、確実に進めている。

« 『うーん、踊り喰いだな』 | トップページ | 4月24日(土) 第32回 明日の教室 野中信行先生 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 『うーん、踊り喰いだな』 | トップページ | 4月24日(土) 第32回 明日の教室 野中信行先生 »