32 回 明日の教室 野中信行先生 その2
4/24−2
野中先生の講座が終わった。
知的興奮の固まりである。
もっと簡単に言うと、
(ああ、授業がしたい)
(ああ、研究がしたい)
と思った人たちで一杯になった会場であった。
(もう、早く帰ってのんびりしたい)
(なんで、ここにいるんだろう)
なんて研究会もあるけれど、そんなのは本当に無駄で勿体ないと思う。
明日の教室は、
(ああ、授業がしたい)
(ああ、研究がしたい)
と思いたくなるような研究会でありたい。それを考えてあれこれ企画している。
そして、その思いを胸に移動し、パーティであれこれ語りあうのである。
◆
パーティは圧巻だった。90人を超える参加者のうち、70人以上が参加した。今回は、本学の第二食堂、クリスタルカフェで行った。
思い起こせば、去年野中先生に来ていただいた時、開催日の前々日に新型インフルエンザの発生で、大学は一週間の臨時休校。学内で行うはずの「明日の教室」も市内の別会場に急遽変更し、クリスタルカフェで行うこともキャンセルになってしまった。
(今度の野中先生のときに、かならずここでやってやる)
と思ったのであった。
◆
で、大正解のパーティであった。立食ではあるものの椅子もちゃんとあるし、2000円であの料理。さらに飲み物も入っているってのは、凄い。いつもの懇親会の半値でできている。
持ち込みもオッケー。私は、「獺祭」の50%、48%、45%の三種類の精米による違うものを持って行った。これも、みなさんにとても喜んでいただいた。日本酒ソムリエとしては、かなり嬉しい。「味噌汁・ご飯」授業であるが、こういうときはやはり「ごちそう」のお酒を用意したいf(^^;。
学生たちは、積極的に全国の実践家の先生たちに話をしていた。下回生の学生は、もじもじしているところがあったので、私が連れて歩く。なんのための懇親会だ。なんのための名刺だ。
私も、新しい出会いがいくつか会った。千葉大の藤川先生のところにいた方が参加されていて、あれこれ話す。ひょっとしたらとても大きなプロジェクトが始まるかもしれない。これも楽しみだ。
これなら、毎月あそこでも良いなあと思う。
ただ、当日に急に懇親会に参加したいという人が、参加しにくい部分はある。でも、2000円であれなら、いいよねえ。
参加費2000〜3000円。懇親会2000円。一ヶ月に一回、5000円でこれだけ学んで楽しめるのであれば、参加者のみなさんも十分納得していただけるであろう。
◆
その後、二次会、三次会と楽しい語らいの時間は過ぎて行った。帰る帰ると言っていた一般参加の中村健一さんも、最後まで残ってくれた。
私は、終電で帰宅。
今年度も「明日の教室」で良い時間を過ごせるのを嬉しく思う。
« 32回 明日の教室 野中信行先生 その1 | トップページ | シルキー6は心地よい静かな雄叫びを上げる »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント