新入生キャンプ初日
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京都橘大学恒例の、新入生キャンプ初日である。本キャンプは文科省のGPに選定され、文学部と人間発達学部では特に重視して行っている。
例年通りに雄琴のオーパルにお世話になって行う。オーパルと橘の児童教育の学生たちが作ったタチパルというボランティア団体もこの合宿には協力してくれている。
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このGPは、平成21年度「大学教育・学生支援推進事業」大学教育推進プログラム【テーマA】に、採択されたもので「オリターが養成する学習コミュニティの形成」というテーマである。去年の夏前に一生懸命申請の書類を書いていた。そして、それが採択されて後期からスタートしたものである。
このGPの目的は、上回生が下回生を育てるシステムを構築するというものである。その最初の部分として、新入生キャンプを設定している。
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初日は、とっても寒い中、琵琶湖でカヌー体験をさせた。カヌーは個人で行うものである。自分一人でやりきるしかないものである。これを寒い中でやった。あまりにも寒いからであろうか、今年は一艘も転覆するカヌーはなかった。
その後、クラス対抗カヌーレースを行う。ほとんどはじめてカヌーに乗った学生たちなので、上手くこげない者もたくさんいたが、それはまあご愛嬌。声をからして応援することが楽しいのだ。
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夜は、去年も泊まった白浜荘。レクリエーション、クラス対抗演劇コンテスト、クラス懇談会と続く。演劇コンクールでは、私が担当するクラスが優勝することができた。カヌー、演劇、ドラゴンボートの三つのコンペのうち、まず一つ優勝できた。
これらのコンペは、クラスの親睦が目的である。ではあるが、一つは勝てると良いなと思うのは、教師の性であるか。まあ嬉しい。
夜風がとても強くて、
(明日もこのままだと嫌だなあ)
と思った瞬間に、寝てしまった。
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オリターに任せることができるので、本当に安心していられる。
良い良い。
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