新年度、無事にスタートしました
4/1
どうも、私はあとからあれこれを思うことがある。村上春樹は、『中国行きのスローボート』のなかで、
「僕は大事なことは、いつもあとから思い出す」
と書いてあったが、なんか今頃になってそのフレーズをよく思い出す。
◆
今頃になって、卒業の歌を聞いている。
・ 最後の春休み
・ good bye school days
今年卒業した彼等彼女らのことを思い出しながら、新年度の準備を進める。
準備を始めたら
・ トランジスタラジオ
が、頭の中に流れ始めた。ははあ、良い感じだ。
◆
明日の教室で一緒に運営をしている糸井先生は、立命館小学校にご栄転された。私は特に変わったこともない。研究室の片付けも終わっていなくて、新しいMacのセッティングもまだ終わっていない。うーむ。
いや、まて。
所属が文学部から変わった。京都橘大学「人間発達学部」児童教育学科の所属となった。
新しい先生もお二人お招きした。一人はヴィゴツキー研究の第一人者の先生。もう一人は博士課程を出たばかりの若い先生。障害児教育がご専門。元気になるぞ。
◆
元気になると言えば、先日某指導主事が、
「今年度、とある中学校の指定校で研究を始めるんだけどね」
と話してくれた。
「教職員の仕事を次の10種類にわけて、3つを希望し、2つを任命されるというようにするんだよ」
『へ、どんな感じですか?』
「授業、担任、クラブ、事務、教務、生活、進路、研究、管理、その他の中から選ぶのですよ」
『へーっ、それは面白いですねえ』
面白いと思った。
教員の仕事は多岐に渡る。実は、授業ができても事務が苦手な先生もいる。逆に事務は得意だが、授業は苦手と言う先生もいるのは事実である。
仕事であるから、希望だけで仕事ができるわけもないが、こういうのはいいなあと思った。
また、文科省と厚生労働省の調整が付いたようで、幼稚園の教諭の免許を取得すると、保育士の免許も、学生時代に学んだ科目のあり方によっては、申請で取得できることになったとのことだそうだ。
一年はあっという間に過ぎ、世の中は激動しているなあ。
◆
激動に対応するために、昨日は洗車もした。4/1から、春の全国交通安全運動週間が始まるし、ま、安全運転のためにはまず車の整備からということで、洗車した。
大学に向かういつもの通勤路は、平日ではあるが京都の名所に向かう車で「花見渋滞」である。京都東インターチェンジの辺りは、とんでもないことになっている。
さらにその場所で、スピード違反の取り締まりもしている。反対車線である。渋滞を見ながら
(あ、大変だねえ。こっちは大丈夫)
なんて思いで、アクセルを踏むとアウトになる。
なかなか世の中は厳しい。
◆
入学式の後、保護者懇談会に参加する。
保護者のうち、ご両親から要望が多かったのは、びしびし鍛えて欲しいと言うもの。お爺ちゃんおばあちゃんは、大事に育てて欲しいと言うものが多かった。
また母が、本学の卒業生であったが、まさか大学が共学になるとは思わなかったので、息子が同じ大学に通えるとは思わなかったという喜びの声を聞いたりもした。
保護者のご挨拶からすると、今年の児童教育学科の学生は、第一希望で来ている学生が多いかなと思った。また、高校の先生に勧めていただいたという新入生も多いのが特徴であろうか。
うしゃあである。
◆
入学式関連のあれこれを終えて、研究室に戻る。
やらねばならぬ仕事がどーんと積まれている。
うーん、もう少しやってから帰るか。
新年度、無事にスタートしました。
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コメント
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えー、自分で言うのもなんですが、
引用開始 ーーーーーーーーーー
元気になると言えば、先日某指導主事が、
「今年度、とある中学校の指定校で研究を始めるんだけどね」
と話してくれた。
「教職員の仕事を次の10種類にわけて、3つを希望し、2つを任命されるというようにするんだよ」
『へ、どんな感じですか?』
「授業、担任、クラブ、事務、教務、生活、進路、研究、管理、その他の中から選ぶのですよ」
『へーっ、それは面白いですねえ』
面白いと思った。
引用終了 ーーーーーーーーーー
は、四月馬鹿です。ここは私の創作ね。でも、こうなったら良いなあとは思っています(^^)。
どのぐらいの方が信じたかなあf(^^;。
投稿: 池田修 | 2010/04/04 11:58