醒ケ井養鱒場
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昼過ぎから出かける。去年もこの日は、ここに行った。米原の近くにある、醒ケ井養鱒場である。こどもの日の今日は、滋賀県人は入場料が無料になるのだ。
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ここはニジマスの養殖場である。日本武尊が最後に倒れた場所といわれている付近である。ここの水で体をいたわったらしい。その水を使って、ニジマスを育てている。
今日は、岐阜で32度になったとか。それほど暑い一日であったが、さすがに山の中にある醒ケ井は、涼しい。さらに、ニジマスを育てている川の水は冷たい。青紅葉も奇麗だ。
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魚と触れ合うことの出来る小さな池があって、そこに入る。ニジマスの他に、驚くなかれチョウザメもいる。そのチョウザメを抱きかかえることもできるのだ。なぜか、チョウザメは逃げることをせずに、簡単に抱きかかえられてしまうのだ。
当然、私もやる。
娘も、ちょんちょんと触る。
写真は、娘が撮ってくれたもの。
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醒ケ井は、青紅葉で満たされていた。
目に心地よい。
こんなにのんびりしたGWは、就職して初めてではないだろうかと思う。GWは、クラブ指導、研究会、四月からの仕事で終わり切れていない部分の調整等をする時間であって、遊びに行くなんてことは、無かったからなあ。
今年小学校の先生になった元学生さんたちのブログを読むと、疲れ切った一ヶ月だったので、GWはゆったり出来たようなことが書かれていたが、中学校の教員はクラブだからここは休めないんだよなあと改めて思った。ま、どっちが良いのかよく分からないが。
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養鱒場では、ニジマス釣りも出来る。
一匹いくらというのと、100グラムいくらというコースがあって、当然後者の方が大きなのが釣れる。で、そちらで楽しむ。
娘は去年もしたのだが記憶には無いので、初挑戦のような興奮のなかで釣りを始める。ところが、これがなんともどんどん釣れる。あまりにも引きが強いので、中に引っ張られてしまうのではないかと心配するほどであったが、楽しく釣りを味わうことができた。
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家に帰ってからは、そのニジマスを捌く。
バータ焼き用に捌く。
刺身用に捌く。
ルイベ用に捌く。
川魚独特のぬめりがあるのでちょっと難儀するが、そこはそれ、日頃の鍛錬の賜物であっという間に捌く。
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ここでいったん菖蒲湯に浸かる。
(あれ、なんかつい最近にやったよなあ)
と思うのだが、確実に一年が過ぎているのである。驚くばかりである。
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風呂から上がって調理再会。
バター焼きは、皮を残したまま捌く。
そして、調理もする。
焼く時はちょっとコツがある。
皮を下にしてじっくりと焼くのである。
加熱すると身は丸くなろうとするので、フライ返しなどでじっくりと上から1、2分押さえつける。すると、丸くならずに済む。
その後、身に火が入ってきて、生の部分があと少し残った状態で、ひっくり返し、すぐに火を止める。これでジューシーな身の状態のバター焼きが出来るのだ。
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遊んだGWであった。
さて、来週は5月の中で一番忙しい週。
倒れないように、そして、充実を生み出せるように過ごして行こう。
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