ジャパニーズポートフォリオ学習
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教科教育法(国語)では、ジャパニーズポートフォリオ学習について。なんのことはない、和綴じ本の作り方を教える。
最近では、インターネットにも和綴じ本の作り方はあれこれと紹介されている。だから、それを見ながら作れると言えば作れるのだが、普通の人は作らないだろう。
私が最初に和綴じ本を習ったのは、大学生のときの書写教育法だったと思う。自分の書いた作品を「粘葉本」と「和綴じ本」の二種類に装丁して提出するのである。
習っていたときは、
(こんなもん習ってもなあ)
という思いもあったが、いまは本当に良かったと思っている。学生たちには、このうち和綴じ本の作り方を教えている。
私が大学に籍を移してから、ずっと国語関係の授業と入門ゼミでは教えている。折角京都の大学に来ているのだから、こういうのを習っておくのも大切なことだと思っている。だから、大学での私の教え子は、みんな和綴じ本が作れるはずである。
ちなみに、中学のときの教え子も作れるはずである。彼らには粘葉本の作り方も教えた。ということは、中学校の方がたくさん教えていたことになるなあ。うむ。
◆
学校は、プリントが多い。
印刷紙、配って、あとは自分で管理しておくようにということが殆どである。私など、この管理ができなくて、いつもプリントをなくしていた口である。
簡単にそして、なくならない管理の方法はないかというのをいまでもあれこれ考えている。
で、この和綴じ本は、学んだときに活用したプリント、作品などそれら一切合切をあとからまとめることになる。この、あとからというのがいい。
綴じながら、自分の学びを振り返ることになる。そして、綴じたものは、大概捨てない。というより、捨てられない。自分の本棚に、一年間学んだ結果がまとめられた和綴じ本があるってのは、結構いいものだと思う。
配るのであれば、その最後までを見通した指導を考えたい。
◆
授業後、卒業生のTくんが来研。マックの専門店に就職した彼は、時々やってきてくれて私のマックの相談に乗ってくれる。
ありがたいことに、今回はiOS4のアップデートの日。iPod touchから送られるメールがG-mail経由になってしまう問題や、研究室の無線LANの不具合の調整などをしてくれる。
マック談義をしながら、教育への活用についてあれこれアイディアを交換する。
これからもよろしくね。
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