作文の書かせ方について講じる
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教科教育法(国語)の授業では、作文の書かせ方について講じる。
・ 文章の種類
・ 作文教育に置ける5つの疑問
・ 子どもたちが書けない4つの理由とその解決法
これらを講じる。
私は学校で行われている作文教育には、かなり問題点があると考えている。授業で学生に挙手によるアンケートをとったのだが、作文の書き方指導を受けている学生は、60人程度の学生のうち、1割にも満たないのである。
本人は、書き方指導を受けてきたと思っていても、私が
『それは、原稿用紙の使い方ではないか?』
と聞くと、その通りだと気がつく次第である。
つまり、現状では原稿用紙を配られて、その使い方を教わって、あとは「書け」と言われるのである。このぐらいのことであれば、学級委員でもできる。教師であれば、文章を書くときの手順やタイトルの付け方、推敲の方法などもきちんと指導できなければならないと私は考えている。
この辺りのことを指導する。
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午後は、コース分け面談。一回生の担当クラスの7人と行う。本学の児童教育学科は、入学後、一回生の後期から児童教育コースと幼児教育コースに分かれる。そのための面談である。
もちろん、大学に入学して半年ということで何かトラブルを抱えていないかの相談にも乗る。順調に学生生活を始めているようなので一安心。クラスの雰囲気もよく夏休みにクラス全員でキャンプをする計画があるとのこと。いいことだ。
一回生ゼミは、学生生活を送るときのベースキャンプのようなものに育てたいと思いながら私は指導を重ねている。その方向に育っているようなので安心である。
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夕食後、一眠りして決戦に備える。
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試合は見事であった。
しかし、結果は残念であった。
もし、これがボクシングであればポイントは日本に集まり、判定勝ちであったろうと、とある外国の記者が述べているように、見事な試合であった。
勝てば官軍とはよく言ったもので、岡田監督の評価はがらりと変わった。監督とは何をすることが仕事なのかを理解する人が少ないのであろう。だから、あんなの俺にもできるとか、何をやっているんだとかいう声があったのだろう。だが、勝てばオッケーになる。
実際の監督の仕事とは、
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0912/14/news010.html
のようなものである。
この監督を学級担任などに置き換えながら読んでみると良い。または、クラブの指導者でも良い。私は、自分が行ってきた指導を思い出していた。
もちろん、日本代表として世界で戦う監督と、中学校のディベートの指導者では比べては失礼な部分があるが、それでもそんなことを思っていた。
http://homepage.mac.com/ikedaosamu/debate/01kiroku.html
岡田監督は、これで代表監督をするのは最後だというようなことをおっしゃっている。そうかもしれない。あまりにも激務で割にあわない仕事だ。だが、また、戻ってくるのではないかという期待もある。この仕事の醍醐味を知ってしまった人間が、これ無しで人生を過ごすことは難しいと思えるからだ。
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今日は久しぶりに、夜更かしをした。
それはとても良い時間であった。
良い時間をありがとうございました。
4年後、また多くを学ばせてください。
しばらく、ゆっくりと休んでください。
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