I am off in 沖縄 その1
9/8
5時に起きて旅行の最終準備。ま、ほとんど奥さんがやってくれているので、私の持ち物の確認とベランダの植木の移動ぐらいが私の仕事。
2月に行った沖縄がとても良かったので、今年2回目の沖縄旅行である。それも同じホテルに向かう。
同じホテルなのだが、今回は旅行の2日前にちょっとしたトラブルが伝えられた。台風の被害で予定していたホテルが使えなくなり、近くのホテルに一日だけ移動してほしいとのことなのである。
そして、その移動するホテルはとっても良いホテルなのである。「ザ ブセナテラス」である。被害に遭われた方には申し訳ないが、いやあ、台風さんありがとう(^^)。
◆
ありがとうなのではあるが、やはり台風は大変であった。伊丹空港に向かう名神高速道路。実に前が見えず。横風、道路の水たまり、さらにはトラックの跳ね上げた水しぶきという三重苦の中を進むことになる。ハンドルを持つ手に力が入り、肩から背中も固まっているのを感じる。時々、力を抜いて突き進む。
家を出る時間が予定よりも少し遅れた。ま、でも高速の流れに乗って行けば通常の予定している時間よりも早く着くので大丈夫と安心していたが、逆に時速80キロ以下で流れていて、時間を稼げないのであった。
◆
吹田インターチェンジで降りて下道を走る。ところどころで渋滞。伊丹空港に行く前に、近くの駐車場に停めなければならないのだが、ここがなかなか見つからない。
下りたはずの高速に乗りそうになり、曲がるべき交差点を通り過ごしてしまったりして、本当に時間内にたどり着くのかと心配になる。
予約していた駐車場に電話で連絡。すると
「大丈夫ですよ〜。は〜い」
と緩い返事。こういう時は、こういう緩い返事がいいなあと思う。「急いで下さい!」
なんて言われたら事故を引き起こしやすくなるものだ。
◆
駐車場から飛行場に送ってもらい、搭乗手続をして機内持ち込みの手続をしたのが、締め切りの一分前であった。ひやあ。
「沖縄行き、締め切り一分前です」
と係の女性が言っていたのが今でも耳に残っている。
身体検査をして、トイレに行って、ふう。ぎりぎり間にあった。
◆
離陸から高知上空までは、結構揺れた。ここにも台風の影響だ。ま、だがここを通過したらあとは奇麗な青空だ。ベルト着用のサインが消えた。
慌ててMacを取り出す。「授業づくりネットワーク」の連載原稿を書いていないことに、昨日、寝る前に気づいたのだ。バカンス先のホテルで原稿を書くほど虚しいものはない。
必死になって書き進めた。沖縄に到着する前に書き終えることができた。みなさん、11月号は高度1万メートル上空で書き終えましたf(^^;。
◆
レンタカーの手続をして昼食に繰り出す。ソーキそばとタコライスのセット。600円也。子どもを遊ばせるスペースもあって地元の人も結構来ていた。
その後、高速道路を一路北に向かう。1時間弱で到着。沖縄の高速道路は無料になっていた。社会実験のあれだ。快適である。
◆
そして、「ザ・ブセナテラス」である。
到着して先ず感じたのは、マレーシアのGHMグループの「ザ・ダタイ」ホテルである。オープンエアを主体にした作り。良い風が吹いている。
受付をしようと思ったら、荷物ごと奥の方に運ばれる。驚いた。クラブフロアに案内された。いきなりVIP対応である。
チェックインを済ませて、クラブラウンジでお茶とケーキを楽しむ。うーむ、寛ぐ。
そして、部屋に通される。
部屋からはこの景色である。
息をのむとはこのことである。
息を飲み過ぎて過呼吸になりそうであった。
その後、プールでゆらゆらする。ま、連泊するのであればそんなに慌てる必要もないのだが、なにせ突然振って湧いたザ・ブセナテラスの一日である。のんびりしつつもあれこれ味わいたい。
◆
プール、お風呂と楽しんだ後は、クラブラウンジでアペリティフを楽しむ。最初は満席だったので困ったが、ちょこっとコーナーを作ってもらい楽しむ。
まあ、夕日が奇麗だった。
音楽が静かに聞こえてくるようであった。
さらに、見とれ続けていると沈んだ太陽の向こう側から、青い線が二本。バトラーの方に伺ったが、見たことがないとのことだった。娘もこの景色を見て不思議そうにしていた。
◆
その後、ルームサービスで夕ご飯を食べる。子どもがいるとやはりルームサービスがいいなあと思う。安心して食べられる。
◆
で、さらに出かける。
泡盛のバーに出かける。
ほんの1時間ほどのゆらゆら時間。
オープンエアのバーで、星空をときどき見ながら読書。
ああ、旅はかなり贅沢に始まった。
« 野中先生のブログが、やはり面白い | トップページ | Googleの戦略 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント