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2010/09/24

命の軽重ではなく

9/24

Img_4887 うちの家は琵琶湖に面していることもあり、虫が多い。季節ごとにいろいろな虫がベランダにやってくる。夏はなんといってもトンボだ。特にイトトンボが多くやってくる。

細長い体。
なんでこんな体が浮かんでいるのだ。何がトンボをここまで繊細にしたのだと思う姿を、ハンモックに揺られながら見るのは何とも言えない。

しかし、一方で毛嫌いされる虫もいる。蜘蛛だ。一応蜘蛛が寄り付かないように対策はしているのだが、効果のない時もある。ま、夜の蜘蛛は追い払わないというような言い方もあるぐらいで、一概に害虫とは言えないのだが、どうも嫌われ者の代表の蜘蛛である。

この蜘蛛の巣に、イトトンボが引っかかったのが昨日である。
娘は、イトトンボを友だちのように思っていて、その姿を見かけると
「トンボさん、こんにちは」
と呼びかけている。そのトンボさんが、蜘蛛の巣に引っかかっているのである。

「あのね、トンボさんね。蜘蛛の巣にかかって死んでしまったの。かわいそうね」

と私に報告に来る。そう、かわいそうなんだが、仕方のないことでもある。

『そうだね。トンボさんは蜘蛛さんの巣に掛かってしまったね。あのね、生きて行くには食べ物を食べなければならないでしょ。蜘蛛さんにとっては、トンボさんは大事な食べ物の一つなんだよ
。だから、それは仕方のないことなんだね』
「ふーん。そうなの?」
『そうなんだよ』
「トンボさん、またやってくるの?」
『そうだね。同じトンボさんはやってこないけど、違うトンボさんはまた会いに来てくれるんじゃないかな?』
「また、こんにちはって言うね」
『ああ、そうだね。良い子だね』
と言って娘の頭を撫でた今朝であった。

命の軽重ではなく、命というものそのものを少しずつ伝えて行きたいなと思うのである。

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