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2010/10/05

本学の教育実習は、三回生の後期に行う

10/4

今日から三回生池田ゼミの諸君の教育実習が始まった。地元の小学校に戻りこれから一ヶ月間実習に没頭する。キャンパスには一回生と二回生の姿ばかりになる。

現状の教育実習には、さまざまな問題点があるが、それでも一ヶ月間懸命に実習に励んで来た学生たちは大きく成長する。帰ってくるのが楽しみである。

本学の教育実習は、三回生の後期に行う。通常、私立大学の教員養成系の教育実習は四回生の前期に行うところがほとんどだが、本学はそれを選ばなかった。学科の立ち上げの際に、文科省に申請していた四回生前期の予定を、申請し直して三回生後期にしてある。

その理由は3点ある。

1)学校現場は、前期よりも後期の方がゆとりがある。
2)学生の進路最終判断の時機に適している。
3)実習後、振り返りの時間がある。

ということである。

1)これは、そういうことである。特に学級づくりをしている最中に実習生が来て、それを中断させられる、または、壊されるとなかなかしんどい。後期ならば、これはない。

2)三回生で、最終的に教師を目指すかどうかを実習後に判断するものもいる。四回生の前期では、実習後ということでは一般企業に行くとなったら厳しい。

さらに、教員を目指す学生諸君は、実習後に採用試験に向けて勉強する時間が約半年ある。教育実習で高まったモチベーションで勉強に励むことができる。

3)これが、実は結構大事であると感じている。四回生で教育実習を行うと、実習、試験、卒論というようにどんどん時間が流れて行く。実習で得たものをもう一度大学の授業の中で確認しながら学ぶということができない。

ところが、三回生の後期なら可能なのである。変な話、三回生で私の授業を落第した学生は、四回生でもう一度履修するのだが、四回生で履修した授業は三回の時よりも面白いと言い、採用試験の合格者も出ているのである。

もちろん、デメリットもある。それは半年前倒しになることから、学生たちの授業の密度が高まってしまうということである。だが、これは学生たちに上記のメリットを説明して、頑張れと言ってある。

学科の立ち上げの際、決まっていた四回生前期の教育実習を、急遽三回生後期へと変更してカリキュラムを組み直すのは、大変なことだった。

しかし、今こうしてみると思い切ってやって良かったと、心から思う。
成長して帰ってくるのが、楽しみである。

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