我慢しきれずに、その椛に包まれにいく
11/24−3
実に見事な紅葉の一日だった。
私の研究室からは大学の中庭が見える。
その中庭に一本の見事な紅葉がある。
それがいままさに見頃なのである。
午後になると、その紅葉に西日が正面から当たり始める。紅葉は、逆光で見るのが美しい。研究室からは順光で見える。だから、なんというか逆光の椛が気になって仕方がない。
我慢しきれずに、その椛に包まれにいく。
◆
カメラはiPhone4。
その性能もいいのだが、なんといってもアプリケーションが良い。降り注いでくる椛を受けとめる画像はなかなか撮れない。28mmのレンズのカメラでも厳しい。
そんなとき、オートステッチなどのソフトを使うと、奇麗に簡単にパノラマ写真が撮れる。人間の視野に近い絵を手に入れることができる。
◆
さらに、錦織の帯にある柄というのは、実は写実画ではないかと思ったのも今日であった。その椛の一部を頭の中で切り取って、帯にする。それを意匠として帯に忠実に再現していたのではないかと思った。
私が気に入った一枚を撮影するために、光の推移を見守っていたら、学生たちがやってきた。で、iPhone4でいくつかの作品を見せた。学生たちは衝撃を受けるのであった(^^)v。
◆
その後、21:00過ぎまで会議。
疲れたなあ。
でも、美しい椛を堪能できたので、良い一日と日記には書いておこう。(って、これを分かる人は少なくとも40歳を超えているなあ)
« ランチの後に一枚 | トップページ | 一時一事の原則と空白禁止の原則は、指示のベクトルが違うのではないだろうか? »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント