« 2010年9月26日 - 2010年10月2日 | トップページ | 2010年10月10日 - 2010年10月16日 »

2010/10/07

今日は、朝日と夕日と両方

10/7

四時台に目が覚める。
ごそごそ起きだしてベランダのハンモックに移動。さすがに、タオルケット一枚は必要だ。

まだ外は本当に暗い。
しかし、30分もすると空は青くなり、6時の日の出まで刻一刻と空の色が変化していくのを楽しめる。

美しいなあ。

X2_2ecde94

X2_2ece376

X2_2ecf33d

朝ご飯は、魚沼産のコシヒカリ新米。この時期だけの贅沢だ。あまりにも美味しくて、大きめのお茶碗に二杯も食べてしまう。ああ、日本人に生まれて良かった。

米は炭水化物。炭水化物はブドウ糖になる。ブドウ糖は、脳味噌のほぼ唯一の栄養源。たくさん食べてたくさん消費しよう。

授業は、四回生ゼミと二回生ゼミ。
四回生ゼミは、卒論の途中報告を三人ずつ始める。目次案を書き直し、序論の検討を行う。

割と頑張ってきている学生たちではあるが、先行研究の批判の部分が弱い。というか、ない。これでは論文になりえない。自分が扱おうと考えているテーマについて、いままで何が解明されてきて、何が解明されてきていないのか。ここを明らかにする必要がある。

そして、その明らかにされていない部分のうち、ここを研究の対象として扱うということを示して論証を始めていく。だから、先行研究の批判は必須なのである。

今日は、若者言葉、コミュニケーションティーチング、書字障害をテーマに選んだ学生たちの指導を重ねる。卒論提出まであと二ヶ月。さ、気合いを入れ直せ。

二回生ゼミは、竹内常一先生の『おとなが子どもと出会うとき 子どもが世界を立ち上げるとき』を読み進める。今回までは私がレポーター。教育実践記録を読むということはどういうことなのか。実際に読み進めていく。

子どもの言葉の、実践記録に書かれている教師の言葉の、その裏や表に彼らの世界に入っていく秘密の扉が描かれているのだが、それはなかなか発見できない。

ここをどうやって発見していくかの指導をしていく。
読み込み、読み解き、読み開く。
恩師から指導を受けた方法だ。

学生たちに少しずつかもしれないが、伝える。

授業後、他のゼミの学生が合格の報告に来た。昨日に続いてである。こういうのは嬉しいものだ。

今後のことについてあれこれアドヴァイスをする。

気がついたら、外は夕焼け。いやあ、きれいだ。
今日は、朝日と夕日と両方とも味わえた。

X2_2ee1b3e

なかなかいい一日だった。
さ、帰ろう。

2010年 研究会の予定

教育研究会「明日の教室」関連のご案内をブログのトップに置くことにします。

                   ◆

02/13(日)  10:00~13:00    帝塚山小学校教諭 仲里靖雄氏
03/ 5                             野中信行氏 
04/23     立命館大学教授 陰山英男氏

                   ◆


明日の教室の書籍1〜5と、DVD1~10が発売されました。

書籍は、http://www.gyosei.co.jp/home/books/book_detail.html?gc=3100501-01-000/
DVDは、http://www.sogogakushu.gr.jp/asunokyoshitsu/dvd_1.htm

からお求めください。

2010/10/06

【明日の教室 秋のスペシャル 10/23 野口芳宏先生をお迎えして】

【明日の教室 秋のスペシャル 野口芳宏先生をお迎えして】

10/23(土) 13:30~17:00
京都橘大学 児優館 C201教室
80人限定
参加費 一般:3000円 学生:1500円 苦学生:要相談

お待たせいたしました。
野口芳宏先生のご登壇の詳細が確定しましたので、ご案内をさせていただきます。

ありがたいことに、野口芳宏先生に再び明日の教室にお越しいただけることになりました。本当に嬉しく思います。

今回は、二つの講座をお願いしています。その内の一つは、おそらく今まで先生がされてはいないのではないかという講座をお願いしました。

それは、「教材研究」のしかたについてです。教材研究は大事だということはこれはもう誰もが首肯すべきところではあります。しかし、実際に研究授業、模擬授業、実践記録では、この教材研究が終わった所からが私たちの目に届きます。

実際の所、教材研究はどうすればいいのだろうか? 若い先生方ほど、これは大事だと分かった上で、でも仕方が分からないままで授業をされているのではないでしょうか。

今回は、ここに野口先生のご指導をいただきます。教材は「モチモチの木」を扱う予定です。

そして、二つ目の講座は韻文の模擬授業。今回は、短歌を使っての模擬授業をしていただけることになりました。野口先生の俳句の授業を受けたことのあるみなさんはいらっしゃるかもしれませんが、短歌はない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

何の短歌を使うかは、当日のご案内となります。

なお、主催者からの強いお勧めです。野口先生の最新刊の『利他の教育実践哲学 魂の教師塾』(小学館)を予めお読みいただいての参加をお薦めいたします。

特に第二部は、若い教師は必読でしょう。

野口芳宏先生:

1936年生まれ。千葉県出身。千葉大学教育学部附属小教諭、木更津市立小校長、北海道教育大学教授を歴任。2008年4月からは、植草学園大学 (発達教育学部)教授。千葉県教育委員。近著として『利他の教育実践哲学 魂の教師塾』(小学館)。著作に、『野口芳宏著作集 「鍛える国語教室」』全23巻(明治 図書)、『野口芳宏 先生 退官記念ビデオシリーズ』全3巻〔(有)カヤ〕他多数ある。 当日は「国語の授業を作る・模擬授業」がテーマです。

お申し込みは、こちらに。
今回、懇親会は大学のクリスタルカフェで行う予定です。仕込みの都合から、懇親会参加の締め切りだけ、早くなっています。

10/18(月)が懇親会の締め切りです。
お間違えのないようにどうぞ。

2010/10/05

本学の教育実習は、三回生の後期に行う

10/4

今日から三回生池田ゼミの諸君の教育実習が始まった。地元の小学校に戻りこれから一ヶ月間実習に没頭する。キャンパスには一回生と二回生の姿ばかりになる。

現状の教育実習には、さまざまな問題点があるが、それでも一ヶ月間懸命に実習に励んで来た学生たちは大きく成長する。帰ってくるのが楽しみである。

本学の教育実習は、三回生の後期に行う。通常、私立大学の教員養成系の教育実習は四回生の前期に行うところがほとんどだが、本学はそれを選ばなかった。学科の立ち上げの際に、文科省に申請していた四回生前期の予定を、申請し直して三回生後期にしてある。

その理由は3点ある。

1)学校現場は、前期よりも後期の方がゆとりがある。
2)学生の進路最終判断の時機に適している。
3)実習後、振り返りの時間がある。

ということである。

1)これは、そういうことである。特に学級づくりをしている最中に実習生が来て、それを中断させられる、または、壊されるとなかなかしんどい。後期ならば、これはない。

2)三回生で、最終的に教師を目指すかどうかを実習後に判断するものもいる。四回生の前期では、実習後ということでは一般企業に行くとなったら厳しい。

さらに、教員を目指す学生諸君は、実習後に採用試験に向けて勉強する時間が約半年ある。教育実習で高まったモチベーションで勉強に励むことができる。

3)これが、実は結構大事であると感じている。四回生で教育実習を行うと、実習、試験、卒論というようにどんどん時間が流れて行く。実習で得たものをもう一度大学の授業の中で確認しながら学ぶということができない。

ところが、三回生の後期なら可能なのである。変な話、三回生で私の授業を落第した学生は、四回生でもう一度履修するのだが、四回生で履修した授業は三回の時よりも面白いと言い、採用試験の合格者も出ているのである。

もちろん、デメリットもある。それは半年前倒しになることから、学生たちの授業の密度が高まってしまうということである。だが、これは学生たちに上記のメリットを説明して、頑張れと言ってある。

学科の立ち上げの際、決まっていた四回生前期の教育実習を、急遽三回生後期へと変更してカリキュラムを組み直すのは、大変なことだった。

しかし、今こうしてみると思い切ってやって良かったと、心から思う。
成長して帰ってくるのが、楽しみである。

2010/10/03

ディベートに出会ってから20年が経つ

10/2

ナーンもする気の起きなかった昨日。本を読んで呟いてゴロゴロしていた。そういう日もある。というか、最近多いかなあf(^^;。

で、本日は全国教室ディベート連盟近畿支部のディベート入門講座で、講師を務めた。

3時間でディベートの仕組みと重要な点。さらには試合を2試合するという内容である。ちょっと時間は延びてしまったが、内容はまあまあのものが行えたのではないかと思う。自画自賛である(^^)v。

ディベートに出会ってから20年が経つ。

学生時代にはディベートのデの字も知らなかったのだが、授業で子どもたちに討論の授業の面白いのをやりたいとリクエストされてから、あれこれ調べ、アメリカの高校生の使っている教科書を購入し、何で国語の先生が英語を勉強しなければならんのだと思いながら英語で読み続け、気がついたら全国教室ディベート連盟の設立に加わり、修士論文までディベートで書いてしまった。

ディベートが専門ということではないのだが、私の人生に置いてディベートはかなり大きな位置を占めていることは確かである。

20年前に比べて、ディベートに関する書籍、講座、DVDなどはかなり充実した。私が始めた頃は何もなかった。英語でディベートをする人たちがいただけで、日本語でなんてのはビジネス界にすこしいるだけで、何もなかった。

だけど、だから良かったんだなあと今は思う。
なんだか分からないものに向かって行き、なんとかしようとあれこれし続けた時間がそこに生まれたのだから。そして、多くのなかまたちと出会うことができたのだから。

人からものを教わるのが苦手な私だから、自分と仲間たちとであれこれできたのが幸せだったんだなあとも思う。

ディベートは、特殊な指導方法ではない。日本中の先生が普通に実践できるものであると考えている。確かにディベート甲子園に出場することになると、向き不向きとかいろいろとあるかもしれないが、教室で行うディベートならば、全ての子どもたちに体験させるべき内容だと考えている。

講座が終わってから全国教室ディベート連盟近畿支部を支えてくれている若い社会人・学生スタッフ諸君と飲み会。

(そうか、今年二十歳のスタッフは、私がディベートに出会ったときに生まれたんだなあ)

と個人的に感慨に耽る。
もう少し頑張ろう、か。

« 2010年9月26日 - 2010年10月2日 | トップページ | 2010年10月10日 - 2010年10月16日 »