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2010/10/11

そう、娘が我慢ではない。 親が我慢である。

10/10

晴れの特異日。そして、今日はゾロ目の日だ。
2010/10/10/10/10/10秒がある日だ。

ゾロ目だからなんだということもない。ただ、なんとなく嬉しいものだ。
30分前からドキドキしながら待つ。しかし、過ぎてしまえばなんでもない。

ネットでは忘れてしまった人が嘆いていたので、夜もあることを告げた。

(一日に二回あるんだよな)

と思っていた。
ところが、糸井重里さんは流石であった。
糸井さんは、ハワイ時間でのゾロ目を楽しもうとしていたのである。
(ああ、そうか。一時間おきにもあるんだな)

と思ったのである。流石に視野が広い。もちろん、視野が広いだけでなく焦点化も凄いのだが。勉強になる。

昼前から京都駅まで出かける。娘の三歳のお祝いを買いにだ。一ヶ月前になったのに、まだ三歳のお祝いをやっているのかという思いもあるが、いただいたお祝いは形にしておきたいので、買いに行ったのだ。

買ってあげたいと思っていたのは、単純なおもちゃ「カプラ」である。単なる木の板である。だが、これはなかなか奥が深い。積み上げるのが好きな娘にはちょうどいいおもちゃである。これを買いに出かけた。

お目当ての品を購入してから食事に行くことに。
流石に三連休の中日の京都駅である。食堂はどこも長蛇の列。あきらめて、近鉄の一階の食堂街に向かう。びっくりするぐらいにきれいになっている。ちょっと前までは飲み屋しかなかったイメージだったが。

面白いものを見つけた。
水のアートである。
原理は電光掲示板と同じであろう。電光掲示板なら光に該当する部分を水で表している。そこに光を当てて文字や模様を作っているのだ。

写真は、大文字を表したもの。これはしばらく見とれてしまう。

Img_5529

昼ご飯を食べて、さらにそのショッピングモールを歩く。そこには、舞子さんの絵柄が印刷されていたお煎餅があった。舞子さん好きな娘の目が輝く。

「買ってぇ〜〜〜!!!」

である。
ま、買うのは簡単。ダメである。買ってと言えば、買うというようなことを教えてはならん。すると、大泣き。その場を離れようものなら元の場所に押し戻して大泣き。

もちろん泣けば買ってもらえるということを教えてもいかんので、ここも我慢をさせる。ところが、これが続くのだ。近鉄のショッピングモールから伊勢丹の七階まで、時間にして30分以上とんでもない大声で

「買ってぇ〜〜〜!!! あそこに戻る!!!」

とやり続けるのである。
娘は生まれたときに15分以上泣き叫び続けた。慶応義塾大学医学部付属病院のスタッフは、新記録だと言ったとか。その持って生まれたエネルギーで泣くのである。

道行く人は、当然何事かと振り向き、そして微笑んで過ぎて行く。そう、それならいい。しかし、声だけ聞く人は明らかに児童虐待だと思うレベル。さらに、エレベーターの前で泣き続けられたときには、その近くの喫茶店で休息していた人たちに、困った顔で見られてしまうレベルであった。

ここでも、我慢であった。
そう、娘が我慢ではない。
親が我慢である。

買ってあげるのは、簡単。
だけど、そんなことをして育てたら、この子の成長はない。
言えば買ってもらえる。泣けば買ってもらえる。
そんなことを教えてはならない。

買ってあげたい。
喜ぶ顔を見たい。
これは、親の自己満足だ。
子どものためというよりは、親のためだ。
もう三歳のお祝いには、ピアノを与え、カプラまで選んだのだし。

親ばかであるが、馬鹿親にはならんぞと、厳しく。
伊勢丹の絵本コーナーにたどり着いて、やっと収まる娘であった。

ふう。

もちろん、家に帰れば親バカである。
一緒になって早速カプラで遊ぶ。

最初の10段を組んであげた。
その様子をじっと見ていた娘は、そこから自分でどんどんと積み重ねて行った。

途中ユラユラすることもあったが、なんとしょっぱなからすべてを積み上げてしまった。200ピース、100段である。

いやあ、凄い、凄い。
記念写真を撮って、思い切り抱きしめる。

Img_5612

夜のゾロ目の瞬間は、娘との一日を振り返っていたときに過ぎてしまった。それもまたよし、だ。

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