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2010/11/06

教育実習生の授業を見ていて共通して弱いと感じるのは

11/5

午前中に教育実習訪問で、宇治西に向かう。高速とバイパスを乗り継いで順調にいったものの、ICを下りたら大渋滞。まずいと思って、裏道に入ろうとする。
(あ、ちょっとハンドル角がやばいかな?)
と思った予感が当たって、ガリリとやってしまう。
悲しい。
おいくらだろうか?

ではあるが、研究授業開始には間に合い、じっくりと見る。その後、1時間ほど校長室で学生の指導。

一つ一つおかしな部分とその改善策について考えさせて、講じる。教育実習生の授業を見ていて共通して弱いと感じるのは、素材研究、教材研究の甘さの他に、

1)授業の構成の平板さ
2)ワークシートの作り込み不足
3)呟きの聞き漏らし

がある。これらの三点に共通しているのは、「これで行けるだろう」という思い込みがあるように思える。実際、授業は進むのである。ほとんどの授業は時間内に、指導案のように進むのである。

しかし、それは教師の描いたシナリオの中に無理矢理流し込んでいる感じが否めない。授業の中で起きた事実を、授業の中に落とし込んで行く、さらには次の授業、他の授業に発展させて行くという営みが出来ない。

確かに、まだ三回生の後期だ。
だが、いま厳しく指摘しておかなければ、この後は伸びにくい。誰が言う? そりゃあ、私の役目だ。ガシガシ言う。

そうしたら、
「いや、京都橘大学の児童教育学科の本気さが、よーく分かりました」
と校長先生と教頭先生に言われてしまった。
「ここに、うちの若い教員も一緒に話を聞かせたかったです」
とまで。

なんか分かって下さったのだなあと思えて嬉しかった。

その後、大学に戻る。やるべき仕事がたくさんある。幸いにして、京都は新しい道がどんどん出来ていて、スムーズに帰ってこれた。京都駅の南側から山科に向けて有料ではあるが、トンネルが出来たので極めて便利なのだ。

このトンネルが出来たお陰で、京都駅から本学まで直通のバス路線が開通したのだ。これは便利になった。明日の教室にいらっしゃるみなさん!どうぞご活用ください。時刻表です。l

で、いろいろやるべきことがある中でも、火急のものを書き出して取り組む。8つあった。が、なんとか完成。

とても嬉しかったのは、私のことをあれこれ叱咤激励して下さる方からシラバスの書き方や、Macの共有設定しながらのコピーの取り方などのアドヴァイスを頂けたことだ。

本当に、幸せ。ありがたいことだ。
こんな風に思いながら仕事ができるなんてねえ。

感謝、感謝だ。これをどう恩送りして行くかだな。

帰宅後、平城京跡まで出かけていた奥さんと娘のあれこれを聞く。なかなか激しい一日だったようだ(^^)。

私も激しい一日だったので、話す方と聞く方と交代交代でなかなか大変であった。

これで風邪が治ればねえ。

2010/11/05

"BIWAKOビエンナーレ2010"

11/1

ディベートでお世話になっている青木さんの娘さんが、近江八幡で作品を展示するというので、出かけて行った。

近江八幡は、京都から新快速で30分ぐらいのところにある、歴史の残る美しい町だ。いまでも江戸時代のドラマの撮影によく使われている。

その近江八幡の古い町並みや家屋を使っての作品展示が行われる。"BIWAKOビエンナーレ2010"である。

http://www.energyfield.org/artist/aoki_mika.php

大学での授業が終わってから名神高速道路を走って到着。展示の時間は終わっていたのだが、少し延長してもらってみせていたくことに。

見事であった。
写真を撮っても良いということであったので、好きに撮らせていただいた。

なんだろうなあ。
光を空間に配置するにはどうしたらいいのかと、造形のアーティストはあれこれ考えるのであろう。そして、その素材として絵、彫刻、陶芸、造形とあれこれするのだと思う。青木さんは、その素材にガラスを選んでいる。

私はその光を収めたガラスの作品から、新たな光を取り出そうとあれこれやってみた。プロの作品とコラボしたなんていうとおこがましいが、それはそれ、好きにしていいということなので好きに撮らせてもらった。

いくつか紹介する。

Imgp5554

Imgp5556

Img_6133

その後、青木ご夫妻と食事。
そこでさらに驚きの事実。
村上龍氏の最新刊『歌うクジラ』の装丁にも娘さんの作品が使われていることを教えていただいた。

いやあ、すごい。
そのうち、写真を撮らせてもらえなくなるなあf(^^;。

命の洗濯をし、エネルギーをいただきました。
ありがとうございました。

なお、"BIWAKOビエンナーレ2010"は、11/7まで開催しています。

2010/11/03

正月はさらに元気になってくれているだろう

11/1

親から電話があった。妙にテンションの高い父親の声であった。
「親孝行の息子のお陰で、楽しい旅行が出来ています」
と言っている。

最初はなんだか分からなかったが、どうやら私の私学共済の家族割引で旅行をしているとのことだった。毎年カタログを送っているのだ。そのぐらいの親孝行なんて安いものだ。

父は、一年前に心臓のバイパス手術をした。そして、目の手術もした。体がだいぶ弱って来たなあという思いもしていた。が、この電話の声は、5年ぐらい前の元気な声であった。

「親の元気な声を聞くと嬉しい」

という言い方があるが、実はあまりこれについて実感することはなかった。だが、今回のこの電話は嬉しかった。

「親孝行のお兄ちゃんのお陰で、良い旅行が出来ています。一年半ぶりです」

久しぶりのアルコールであろう。それもあって本当に声のテンションが高い。

正月はさらに元気になってくれているだろう。

2010/11/02

メール返信遅れます。

すいません、だましだましやって来たのですが、ダウンします。
明日の二限の授業に備えて、今日はもう寝ます。
返信しなければならないメールが多くあるのですが、ちょっと遅れます。
よろしくお願いいたします。

おやすみなさい。

2010/10/31

「10K 子どもを授業ぎらいにする10の方法」

10/30

大学祭が台風の直撃を予測して、中止になった。残念である。児童教育学科は、「橘ちびっ子ランド」というものを行う。地域の子どもたちを招いて遊ばせるのである。一年目は200人ぐらいの参加者であったが、去年は800人ぐらい来たイベントに成長している。

しかし、児童教育学科の学生とってはこれは一種の学習発表会である。子どもたちの反応を予測し、あれこれ工夫を凝らしながら作り上げていくのである。この機会が失われたことは大きい。どっかで設定し直してやらせてあげられないものかなあ。

午後から、関西青年塾に向かう。途中で、眼鏡を修理して行く。新京極に私が贔屓にしている眼鏡屋さんがある。

私は丸眼鏡が好きである。ジョンレノンがしていたタイプの眼鏡よりも一回り大きめの丸眼鏡である。ある時機これが眼鏡屋さんから一斉に姿を消した。思うにサッカーの中田元選手が細長い黄色い眼鏡を掛けていた辺りから、消えたのではないかと思っている。

で、丸い眼鏡フレームが好きな私は困ってしまって、しばらく細長い眼鏡をかけていたのだが、この店を発見して以来、丸い眼鏡フレームに戻っている。

で、この店の凄さはその眼鏡の調整にある。人の顔は耳の位置が左右揃っていないので眼鏡が斜めになってしまうというもっともらしい説を信じていた私は、この店で衝撃を受ける。まっすぐになるのである。

あまりにもびっくりして聞いてみたところ、顔の横の骨の形が左右で違うので、その形に合わせて眼鏡のテンプルの部分を調整しているというのである。それならぴったりになるはずだ。もうそれからこの店以外では眼鏡を作ろうと言う気持ちになっていない。

匠の技術を持っている店は、あるものである。新京極にある「眼鏡研究所」という店である。お悩みのご同輩にはお薦めの店である。

で、直してから関西青年塾に遅れて到着する。

本日は、私も一つ講座を持つ。「知的な国語科の授業の作り方」というタイトルである。これは土作先生から頂いたお題だ。一ヶ月ほどあれこれ考えていて、講座の内容を固める。

お題を頂いて講座を作るのは、実は大変だが面白い。
今回のお題の場合は、

1)知的
2)国語科
3)授業
4)作り方

の四要素を満たすように作ることを求められる。あれこれ
考えて

1)は、授業の開発の仕方
2)は、実践例
3)は、授業の定義、考え方
4)は、アイディアを具体化するための授業構成術

ということを中心に展開することにした。
50分の授業なので多くを語ることは出来なかったが、エッセンスは伝えられたかな。

メインの講師は、甲南小学校の多賀先生。物腰の穏やかでありつつ、内側に熱を秘めた先生であった。

「10K 子どもを授業ぎらいにする10の方法」というのが面白かった。懇親会のときにお話ししたのだが、私の主張とも随分重なっているところがあって、嬉しかった。また、野中先生のご主張とも重なる部分があるなと思った。

三人の意見が重なるのだから、かなりそうなのではないかと思う。

http://edublog.jp/tagayan/archive/319

また、イメージを手がかりにして、物語文を読んで行くと言う模擬授業も良かった。子どもの表層の読みに対して、テキストに書かれている形象を手がかりにして、深層の読みに入って行く具体例を示して下さった。このレッスンは学生に受けさせたいなあと思った。

その後、懇親会。さらに、二次会。多賀先生とたっぷり話す。
気がついたら結構な時間。
良い研究会だった。

関西青年塾は、次回は二月に行われる予定です。
中村健一さんという噂です。
ご期待。

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