彼ら彼女らの旅立ちに、大声で歌いまくった夜
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ということで、昨日で本学の一般入試が終わった。お陰さまで前年度の受験者数を上回っている。ありがたいことである。教員、職員で学生達を鍛え、サポートしている姿を、あちらこちらで評価してくれているのだと思う。
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昨日は入試が終わってから、いったん家に帰りまた山科に向かった。今年卒業する、去年の国語科教育法の受講生たちと打ち上げである。教育実習が終わるのがなかなかのびたのと、就職活動、卒論、卒業制作とあれこれあったので、延び延びになってしまっていた。
美味しいものを食べながら、彼ら彼女らの実習の話を聞き、来年度から何をするのかを聞いた。この不況の時代にきちんと職を得ているものが殆どであった。職を得ていないものは大学院に進学するか、教職を得るために浪人するということなのだから、100%進路は決まったということになるだろう。
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彼ら彼女らに最初に会ったのは二回生の特別活動論。ま、これは
120人の中の一人だからよくは分からない。そして、三回生の国語科教育法である。15人弱の参加者の中で徹底的に指導した。それを乗り越えての教育実習であり、卒業である。
ま、彼ら彼女らは、二回生のときにまさか私とこんな風に食事をする関係になるとは夢にも思っていなかったと話していたが、そういうものである。
学ぶとは変わることである。
私は私の学びで変わって行く。彼らは彼らの学びで変わって行く。だから、私と学生との関係も変わって行く。見えなかったものが見えるようになり、分からなかったものが分かるようになり、分かっていたはずのものが分からなくなってしまう。
だから、また学ぶ。そうして、結果的に成長というものに繋がるのだと思っている。
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二次会はカラオケ。なんかとても久し振りだった。
花粉が飛び始めているのかのどの調子が今ひとつだったので、高音が出なかったのが悔やまれるが、ま、こんなもんだろう。彼ら彼女らの旅立ちに、大声で歌いまくった夜でもあった。
次に彼ら彼女らに会うのは、書道コースの諸君は卒業制作展。それ以外の諸君は卒業式となる。
だから、
『ご卒業おめでとうございます』
と挨拶した。
「先生、まだ早いですよ」
と言われたが、人生はあっという間なのである。
卒業おめでとう。
いい人生を作るんだぞ。
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