春の日を娘(3)と過ごす
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春の日を娘(3)と過ごす。
娘は、おかあさんが大好きで何かと言うと「おかあさんが」と言って私ではなくお母さんを求める。機嫌のいいときと、用事のあるときだけ私にスリスリしてくる。うーむ、とても3歳とは思えないのである。
最近の娘とのあれこれ。
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朝、チョコレートドリンクを飲み残した娘。
『ちゃんと飲みきりなさい』と言うと、
「とっておいて」と。
『じゃあ、おひな様に飲んでもらうか?』
まだ飾られているおひな様に向かって言う。
「うーん、でも折角綺麗な唇なのに、チョコレートが付いてしまうからお願いしない」と。
事情を知らないお母さんが飲みました。
◆
ひらがなをマスターした娘は、次のターゲットとしてカタカナを選んだようだ。
「カタカナのお勉強のプリント作って!」
と懇願する。そりゃまあ作りますけど。その道のプロですから。娘専用のオリジナルのプリントを作りますぜ。
本人は文字が読めるのが楽しくて仕方がないようだ。
書き順なんて無茶苦茶で、うわああという字もあるが、好き放題に書かせている。
そうだよな、楽しいんだよな、新しいこと知るってのは、本来。
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お雛様を片付けさせない娘。どうしようかと、作戦を練る。ひらがなが読めるようになったので、お雛様から娘へのお手紙を書くことにした。
「お雛様の国に帰るので、お母さんと一緒に片付けてね」と。
この手紙を朝書いて、お雛様の横に置く。さ、この作戦が功を奏するか?
お雛様からの手紙を読んだ娘は、泣いてしまったf(^^;。
が、その日の午後、意を決して
「お片付けする!」
とお雛様と暫くのさよならをしました。
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桜の花びらを手提げの紙袋にいっぱい拾って来て娘にプレゼント。「吹雪!」と言って遊んでいる。外でばら撒いても風流な「ゴミ」にしかならないのが良い。春爛漫である。
桜吹雪が気に入った娘は、「吹雪しながら、ご飯食べたい」と言い始める。おままごとを設定して、私は桜吹雪役。娘は、美味しそうに自分で「料理」したものを「食べる」。春爛漫である。
午後からディベートの入門講座があるなんて、信じられない私であった。
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娘の描いた絵や文字がだんだん溜まって来た。これをスキャンスナップでPDFにして保存する。保存すれば、元の絵はさよならしても良いはずだが、それができない。なんのためのスキャンスナップ化かと思うが、できない。
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まったく娘ってのは、父親にとってはたまらんなあf(^^;。
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