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2011/04/30

私の風邪はまだまだ治らないが、娘に癒されて気分はいい

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昨日三つ目の公園に行ったときの事である。
1歳のときから行っている娘は、あれこれ考えいたようである。見ていたようである。

遊具の一つにずっと興味を持っていた娘である。
その遊具に年上の子どもたちがよじ登るのを見ていたのであろう。そして、何回か自分もやっていた。が、できないでいたのでる。

だが、ついこの間出来るようになったのであった。

「見てみて!」

ということで、娘が遊具によじ登り、自慢のアクティビティを私に見せようとしたときである。勢いがつきすぎてバランスがずれてしまったのである。そして、地面に落ちてしまったのだ。体を擦りむいて泣き出してしまった。

バランス感覚が結構いい娘にしては非常に珍しい。少なくとも、私の目の前で遊具から落ちたことは一度もない。抱き上げて大丈夫大丈夫と体をさする。幸いにして怪我は大したことがない。

その後、泣き止んだ娘を見ていたら、なんとすぐに再挑戦しているではないか。いやあ、それだけで感動。怯むことなく、もう一度挑戦なのである。

学校で子どもたちを教育する時、このことがとても大事だと思っている。失敗したらその失敗で終わらせないこと。成功体験で終わらせること。ここが大事である。だから、授業の中での発表等でも先ずは予行をして、小さな失敗を見つけ、その失敗を改善することで成功体験で終わらせるようにしているぐらいである。

失敗のままで終わらせない。もう一度やらせる。ところがこれがなかなか難しい。失敗でビビってしまってもう一度やらない子どもが多いのである。もう一度やらせるのが大変なのである。そして、その先の成功に導くのも。

ところが、娘は勝手にやっている。そして、見事に成功するのである。
いやあ、驚き。そして、嬉しい父の私。

ところが、娘は不機嫌な顔をしているのである。え、なんで?
理由を聞いてみた。そして、私は笑いそうになってしまった。なんと娘は、再挑戦で出来たことで嬉しいのではなく、一回失敗してしまったことが納得いかないのであった。

『一回出来なかったのが悔しいの?』
「うん」

とのことであった。
ははは、さすが私の娘である。

その後、三回連続で成功させてやっと満足した娘であった。

GW初日。
私の風邪はまだまだ治らないが、娘に癒されて気分はいい。

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