娘(3)の冒険
娘(3)の冒険
あまりにも面白かったので、奥さんがメモした。
それを手に入れたので、記録としてブログに上げておこう。
◆
きのう、お風呂の水を抜いて暫くしたら、配管内の水が出て来たのを音で聞いて、お風呂を入れているのと勘違いし、
「あれ? 出て来るの見たかったのに、出て来ない!」
私が笑って事情を説明。
「玄関のところでお湯を沸かしてて、それをず〜っとホースで引っ張って来てるの。だから、そのなかに溜ってる水を一度全部出してきれいにしてるんだよ」
するといきなり玄関に直行。
!!!
「ちょっと〜〜! お〜い、もしかして見たいの?」
「みた〜い♡」
それから玄関のメーターボックスを開けてレクチャー開始。
「これがガス。沸かすとこ。今は静かだけど、お風呂入れ始めたら。ボ〜ッって音がして動き出すよ」
「みた〜い♡」
仕方ない。
娘(3)は玄関のドアを開けてスタンバッたまま、私はお風呂洗ってセットして、
「聞こえる〜?じゃあやるよ〜! スイッチオン!」
私も玄関に急行。
「ほら、音がしだしたよ」
「ほんとだー!」
でもってまた全部開けてレクチャー。
「これがガスの通ってくるところ。これが水の管。ここからぐるっと回ってさっきのところで沸かして、それがずっと天井を通ってお風呂まで行くんだよ」
「えーっ!!」
「青いホースが水で、赤いのがお湯だね。遠いからなかなかあったかいの出ないんだね。」
メータの数字が出てるのも説明。
「水を使うと数字が動いてくよ。見ててごらん。」
「あ、くるくる回ってる!」
水の場合、数字は殆ど動かない代わりに、水流があるときだけコマのようなのがあってくるくる回る。
ガスは動き出すといい調子で数字が動くので、声に出してカウントアップしながら楽しむ。
電気は数字は動かないけど、円盤がくるんと回っているのを確認。
よほど気に入ったようで、じい〜〜っとしゃがみこんで覗き込んだまま、何度声をかけても動かない娘でした。
変なヤツ。
なんでも知りたがるけど、こういう機械の仕組み、なんでそうなるのかを追求しないと気が済まないのね。
あれ、これは私の血かな。
にしても、びっくりしたわ。
あれだけの説明で玄関に飛んでいくと思わなかった。
またそれに付き合って説明する私もわたしだけどね。
◆
ということである。
こういうのを大事にしたいなあ。
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