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2011/05/15

有田先生はジャンプをしていない 明日の教室有 有田和正先生

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(三井寺)

念願かなって、明日の教室に有田和正先生をお招きすることができた。帝国書院の地図の使い方の出前授業と一緒に。

参加者は80名。本当はもっと申し込みがあったのだが、申し訳ないが断った。明日の教室は、あの空気感を大事にしたいのだ。大人数では、講師の先生との距離が、参加者同士の距離が遠くなってしまう。通常は40人を定員にしているのだが、さすがにそれは出来ないと判断して、今回は80人だったのだ。

最初に出前授業。地図の見方のあれこれをクイズ形式で教えてくれる。これはなかなか面白かった。4年生のときにこれを知っていたら、つまらない授業中はf(^^;、ずっと地図帳を見ていたかもしれない。ま、私はそういうときは辞書ばかり見ていた子どもだったけど。

で、有田先生の授業。
有田先生と言えば野口先生と双璧をなす授業名人。最初から名人、ずっと名人、いまでも名人である。「クイズ面白ゼミナール」の出題者であったり、ユーモア教育の嚆矢であったり、小学校の社会科の授業のほとんどのすべてを作った先生である。

私は私淑をしており、実際にお会いするのは初めてであった。研究室でお話をさせていただいた。久し振りに身が引き締まった。

講義の素晴らしさは、言うまでもない。
何回も先生の話を聞いている先生は、まるで落語のようだ。落ちは分かっているのに何回聞いても面白いというのである。

講義のあと質疑の時間に、有田先生に質問をした。
『先生は、どうしてそんな風にジャンプできるのですか?』

先生は、「知識はものを見る為の眼鏡である。知識がないと見ることができない」とおっしゃる。(ちなみに、「鉛筆の先から煙が出るくらいのスピードで書け」という名言も有田先生のオリジナルである。昨日、確認した)

基礎的な知識がなければ、物事を見ることができないのは分かる。しかし、しかしだ。基礎的な知識があったとしても、有田先生の見ている世界を私たちはそう簡単に見ることは出来ない。なぜ有田先生は見ることができて、私たちはできないのか。有田先生は基礎的な知識からジャンプしてその先の世界を見ることができるのか。それを知りたかった。

いや、実をいうと私には仮説があった。それを確かめたいが為の質問であった。

有田先生は
「うーん、好奇心かなあ。私、好奇心の固まりなんです。一つのことを調べ始めるときりがないんですねえ。それで仕事をしすぎて病気になる(^^)」
とおっしゃった。

私は、仮説が正しいに違いないと思った。
それは、有田先生はジャンプをしていないと言うことである。私たちからは、有田先生は、一つのことをきっかけにしてジャンプしているように「見える」。しかし、有田先生は、ジャンプしていない。だーっっっっっっと階段を上っているのである。

私たちの目には、一歩めと最上階の階段が見える。
その途中は見えない。
だから、ジャンプしているように見える。
しかし、そうではないのだ。だーっっっっっっと階段を上っていらっしゃるのだ。

それは、私たちには希望である。
勿論、誰もが有田先生になれるとは思わない。しかし、努力の方向性は示していただいたのだ。

最後の最後に、有田先生はマイチョークの話をしてくださった。先生も絹ごしチョークを使われていた。やれうれしやである(^^)。

懇親会では、私の授業ネタの極太チョークなどを先生にお渡しした。あの有田先生もご存じなかった! これは非常に私の自慢になる(^^)。やでうでじや(谷岡ヤスジ風)。

予定していた半分しか講座が終わらなかったということで、
『先生、今日は前半が終わったと言うことでよろしいでしょうか?』
『また来ていただけますか?』
「はい」
との言葉を頂いた。

有田先生の再登壇を約束していただき、大満足の一日であった。


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コメント

池田先生
 俵原です。
先日は、お世話になりました。

私も、池田先生の有田先生への最後の質問を聞いていて感じたことがあります。

有田先生は、いつも仕事を楽しんでおられる。

と言うことです。

楽しいから、24時間常に仕事のことを考えることができる。
OFFがない。
だから、いつも好奇心旺盛。
    ↓
OFFの時間がないから、見る世界が広がる。

やはり、楽しむことが大切なんだ・・と再認識することことができました。
さすが、お師匠様です。

これからも、仕事・・そして、人生を楽しんで、視野を広げていこうと思いました。

懇親会も2次会も楽しかったです。
学びの時間とともに、楽しい時間も提供してくださった池田先生に感謝します。

これからも、よろしくお願いします。

池田先生、皆さま

心に刻む日めくり言葉
『教師が伸びるための 有田和正 追究』
http://www.sakura-sha.jp/books/books.html#0004

こちらを是非、卓上に!

俵原先生、二次会までありがとうございました(^^)。良い時間でしたねえ。好奇心の固まりで生きて行く、生き続ける。なんて幸せなんだろうなあと思います。私も好奇心は比較的ある方だと思いますが、有田先生を見習ってこれからまだまだ、走り回ろうと思います(^^)。

また、お越し下さい。

塚田先生、ご紹介ありがとうございました。

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