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2011/06/23

大学も、あと一ヶ月で前期が終わる

自分の進路を選択する。なんの仕事を自分の仕事にするのか。20歳そこそこで決めるのはなかなか難しい。一説によると現在5400種類ぐらいの仕事が日本にはあるということだ。私だって20歳の頃にまさか将来大学の教員になっているなんて事は、これっぽっちも思っていなかった。高3のときの進路適性検査では、「医者、弁護士、保母さん」と出てたし。

私が中学校で進路指導主任をしていた頃、進路指導の主流は自分の適性を知り、自分の好きなことを仕事にするのが良いという流れであった。まあ、これはこれで一つの考え方なのだろうが、私は寧ろ逆と思っていた。自分の嫌なことは仕事にしないである。

好きなことを仕事にするというスタンスで進路を考えて行くと、ストライクゾーンが狭くなる。そのことしか仕事にしたくないと言うことになると、そこに就けなかった場合あとが大変になると思う。そうではない。嫌なことを外す。そうすれば、ストライクゾーンは広く取れる。

広く取った上で、才能、好み、出会い、努力などで自分の周りにやってきた職種挑んでみるというのがいいのではないかと思うのだ。20歳そこそこでは、仕事の表面的なことしか見えない。丸ごと理解することは無理なのだから、仕事をしつつ理解して行くしかない。

私は親にアルバイトであっても、最低1年間は続けろと言われた。四季を通して仕事をしてその中で色々と見えるものが出てくる。そうやって仕事を見るものだと言われたのであった。いま、なるほどと思う。

仕事には三つの観点があるとも言っている。a 収入を得る手だて b 自己実現 c 社会貢献 この三つである。この三つがバランス良いことが大事なのではないかと思うのだ。いくら自分のやりたいことbであっても、これだけでは仕事として成り立たない。バランスである。

いまうちの児童教育学科では、一回生後期からのコース分けに向けて希望調査と面接を行っている。うちの児童教育学科の特徴の一つは、入学後にコースの選択が可能だと言うことである。大学の学びを実感した上で、選択をさせたいという思いがある。一回生のゼミであれこれやっている。

学生達に言う。『人生にはこれが正解という答えはないんだよね。強いて言えば、選んだものを正解にするということなんですな』『進路選択は真剣に考える必要があると思います。でも、深刻に考える必要はないですよ』『力をつけようと努力をしてください。見ている人見てくれています』

大学も、あと一ヶ月で前期が終わる。


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