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2011/07/27

授業、そして生活指導にはこういう「勝負」の場面が突然現れる。

7/26-3

模擬授業の指導に関してもう一つ、私のメモ程度に書いておく。小学校の2年生を対象とした「を」など助詞の指導に関しての授業があった。最初の発問は「顔( )洗う」の( )には何が入りますか?であった。(ああ、それじゃダメだ)と思っていたが、そのまま暫く見ていた。

見ているとやはり、「を」が入ることが前提で授業を作っている。クラスの中にいる先生の持っている正解を言ってくれるであろう子どもを期待して作る授業だ。正解が入ることを前提にし、そこから授業を組み立てている。この授業の作りかただでは、ダメだ。

なぜダメなのか。この授業では、正解を言う子は元々授業で教える前から答えを分かっていて、答えている。そして、何が入るのか分からない子どもは、よく分からないまま(ふーん、「を」なのね)ということで考えることもなく答えを受け入れてしまう。つまり、どちらも授業で育てていない。

発問後、子どもの正解を前提にした授業展開はこのような形に陥りやすい。違うのだ。子どもの不正解を前提に授業を組み立てると面白くなるのだ。『顔で洗うって、言える? 顔は洗うは?』と聞いて行くのだ。「えー、先生、顔は洗うっていう?」『朝起きてお母さんに、顔は洗うっ!て言われない?』

「私は言われないけど、お兄ちゃんは言われる!」なんてなことを想像しながら、子どもが正解ではないどんな答えを入れるのかを考えて授業を作らなければ、子どもたちに届かない。届かないけど、ここは大学学生相手の模擬授業なので、ドンドン進む。

ところが、流石に次の発問では詰まった。「学校( )行く」「公園( )行く」と言う例文で、授業者は「へ」を入れさせて、「え」との違いに注意する授業を展開しようとしていた。そして「(  )に何が入りますか?」と聞いたら、子ども役の学生が「(に)が入ります」と答えたのだ。

(を、ををを。さあ、ここをどうするのかな?)と見ていたら。「そうだね。それも入るね。でも、ここは「へ」で考えてくれる? で、「へ」と「え」の違いだけどね」と授業を展開してしまった。アウトである。授業の10分の持ち時間を途中で切って止めた。解説に時間がかかると判断したからだ。

『あそこは、無理矢理だったでしょ?』「はい」学生も自覚はあった。『そうだったら、どうしたら良かったと思う? 因に、へとにの違いは?』のような話から入った。『あそこで無理矢理、へとえの話にした瞬間、子ども役のクラスの諸君がさーっと授業から離れて行ったの分かった?』「はい」

『だったら、踏ん張らなければならなかったなあ』。授業、そして生活指導にはこういう「勝負」の場面が突然現れる。自分の教材研究不足や理解不足に指導力不足を子どもたちは、鋭い切れ味で突っ込んでくる。この突っ込みをどう受け止めるかだ。残念ながら、今回の授業は逃げてしまった。

だから、授業を受けていた学生たちが引いてしまったのだ。そこは、小学生でも同じ。いや、小学生の方がもっと深い所で引いてしまうだろう。取るべき方法は二つあったはずだ。一つは、へとにの違いについて考える展開に持って行く。折角いい意見を子どもが言ってくれたのだからこれを拾う。

しかし、これを拾った以上はそれをきちんと子どもたちが納得するまで説明しきれなければならない。これができないと判断したので、へとえの話に無理矢理授業の流れを作ろうとしたのであろう。だから授業を受けていた学生は引いたのである。では、話を拾ったとしても展開できないと判断したら?

それが二つ目の方法である。それは、子どもたちの前で謝りお願いするのである。『いやあ、いま良いことを言ってくれたねえ。確かに、へとにと両方とも入るね。うーん。そうだ入る。だけど、先生、この違いをうまく説明できません。すみません。調べてくるので少し待って下さい』この言葉である。

そして、次の授業までに必死で調べて説明できるようにするのである。こういうとき、子どもたちは優しい。先生が謝ったら、「なんでえ、先生分からないの? 馬鹿じゃないの?」とは言わない。少なくとも私は一回も言われたことはない。自分の授業展開の力量不足を謝るのである。

そして、その上で『で、今日は、へとえの違いについて授業を進めたいのだが』とすれば良いのだ。教師自身を守るための、保身のための発言、授業展開というのは、子どもたちは敏感に気づく。そして、そんな先生を馬鹿にし始める。それよりも、間違いを認め、努力をしますという先生を信頼する。

これも小さなことなのかもしれないが、実は1年という長い間子どもたちを面倒見る先生にとっては大事な大事なポイントなのだと私は考える。そんなことを指導した模擬授業のあとのコメントをちょっと再現してみました。今日はこんなことを全部で10個やりました。ふう(^^)。

「家で書いておきなさい」

7/26

3回生の学生の模擬授業を指導する。授業のレッスンはやりがいがある。本学は、3回生の後期に教育実習が組み込まれているので、いまが直前指導ということになる。今日はグループで練った指導案を一人の代表が10分で行い、私が5分の志度をするという流れで行った。

良い授業をするかどうかは、最初の2~3分を見ればだいたい分かる。だから45分の模擬授業は私は行わない。45分の授業ができるってのは相当な力量が必要なのである。先ずは、10分で1つのトピックをきちんと説明できる力が身に付いていることが大事。

この10分の授業で、指示、発問、説明の3つの指導言が適切に使われているかどうかを見ながら、学生たちの授業を見る。勿論、(を、なかなかやるなあ)という授業もあったのが、(これは、まずい)というものもあった。漢字の指導である。空書きの指導である。

指先は動かしやすいのでついやってしまうが、これは避けたい。動かしにくい所を動かすことで、画数や書き順を意識できるのである。さらに、アウトは児童の方を向いてやっていた。これもダメ。児童に背中を向けてやらなければならないのである。そうしないと、鏡像になってしまい児童の理解が難しくなる。

で、問題はそれだけではなかった。「漢字を3回書いて、まだ不安な人は家に帰って書いておきましょうね」という指示を出して授業が進んで行ったのである。私はここを取り上げた。『この指示がダメな指示だと分かる人はいるか?』と 確認した。学生たちはよく分からない顔をしていた。

私は決定的にダメな指示だと思っている。まだ不安な人というのは、漢字がしっかりと書けていない子どもである。その子どもたちに「家で書いておきなさい」という指示を出して、書くわけがない。つまり、この指示はやらないと暗黙のうちに分かっているにも関わらず出している指示なのである。

これは子どもの側から見るとどう見えるかというと、(この先生は、やらなくてものに、やれという指示を出しているな)と見えるのである。つまり、この先生の指示はやらなくてもいいと子どもたちは理解し、学習してしまうのである。授業だけでなく、学級活動においても。たどり着く先は崩壊である。

授業中の先生の指示というのは力があるのだ。それは教師が思っている以上のものと考えて良い。できないことをやらせようとする指示。これはやらなくてもいいからねということを教えてしまう。やらなくても良いという指示を出し続けていては、子どもたちはやらなくなる。

それでいて「この子どもたちには、指示が通らない」ということを言い出す先生になってしまうことがある。これは、とても恐ろしいことだ。ほとんどの学生がこれに気がつかなかった。だから学生なのだが。だから模擬授業形式のレッスンはやりがいがあるのだ。さ、しっかりとした実習をするんだよ。

山の事故は多くはその下山で発生する。

7/26

また一つ、前期の授業が終わった。まだ採点が残っているが、一つの山を越えたことは確かだ。毎年毎年、「山」を登る。授業の力がつけば「山」は登りやすくなるかと思いきや、豈図らんや山はだんだん高くなる。

見えていなかった所が見えるようになり、難しさが増す。それを何事もないかのように登りきる力が新たに付かないと、この山を登りきることは難しい。今年度の前半は結局4回も風邪を引いてしまい、声が出ない頭がまわらないというなかでの授業が多すぎた。学生たちには申し訳なかった。

それでも滑落事故を起こすことなく、登りきれたということは、まあ、よしとしよう。しかし、山の事故は多くはその下山で発生する。丁寧に下りて行こう。評価をきちんとしよう。それで夏休みを迎えるとしよう。ま、夏休みの方が、今よりももっと激しい山が待っているんだけどね(^^)。

2011/07/26

『(髪の毛を乾かすために)扇風機の前でが~ってしとおきなさい』

7/24

地上波のTVが終わるという今日ではあったが、その瞬間を見るよりも家の周りにあるあれこれをライブで見に行こうと計画を立てる。昨日は昨日でさんざん遊んだのに。

まずは、全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会だ。これはあの『ちはやふる』で紹介されているもの。家の近くの、娘(3)がお宮参りをし、七五三もした近江神宮で行われる。

先ずは、試合前の会場の様子を見に行く。選手は開会式をやっている。熱戦が繰り広げられる前の会場と言うのは、本当に静かだ。この空気が良い。

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会場を後にしようとしたら、選手達に遭遇。
なんだかディベート甲子園の高校生たちとかぶるんだよなあ。みんな、頑張れという気持ちになる。おじさん達は、見えない所で若者を応援するのである。

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その後、高速を走り醒ケ井まで行く。
地蔵川に咲く「梅花藻(ばいかも)」を見に行く。
まだ満開にはなっていなかった。

娘はとにかく水が好きなので、早速この川に足を入れる。
私もつき合っていれる。
ひええええええ~、冷たい。
この冷たい中に足を入れて喜ぶ娘も凄いが、咲く梅花藻もすごい。

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帰りの高速でぐっすりお昼寝をした娘は元気。
今日もプールを所望。
お父さんは、プールサイドで寝たいがそうも言っていられず、つき合う。

プールの傍の大津市民会館には、高校生のブラスバンドが沢山いた。
ここはここでそういう大会があったのだろう。

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プールの後、お風呂に入る。風呂のロッカーの数字で、数字を覚えている娘⑶。毎回新しい数字に挑戦している。なんでも楽しみに変えるのが子どもの凄さ。

風呂から上がった娘は、自分の番号を理解してドンドンロッカーを開けてサッサと着替える。
早く着替えたので、
『(髪の毛を乾かすために)扇風機の前でが~ってしとおきなさい』
と言ったら、わざわざ椅子を持ってきてその上に乗って
「が~!」
って叫んでいた。こういうのがたまらない(^^)。

その後、近江神宮に戻り、決勝戦を見る。最後の10分ぐらいだったが。
あの真剣な眼差しは、切なくて愛しい。

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写真は『ちはやふる』にも描かれた近江神宮の階段。

一日で三日分のあれこれをやったような日だった。
今日もよく遊んだなあと思っていたら、花火があがった。

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遊びの一日のしめに、琵琶湖の花火の夏が始まるのであった。

2011/07/22

(え、もうサザエさん?)

7/12

体調を崩して幼稚園を休んだ娘(3)であったが、今朝は復活していた。というか昨日の夜あたりから復活して来た。子どもは急に悪くなり、急に良くなる。体調が悪いときは寝てくれているのが安心だが、我侭いっぱいに走り回るのも嬉しい。

今朝は、昨日食欲がなくあまり食べなかったせいか、兎に角早くから朝ご飯を食べた。あっという間に感触であった。そして、
「昨日食べられなかった分のおやつは?」
と聞くのである。そんなに食べ物に執着するのかと思う一方で、そうかもなと思うのである。

子どもにとって一日は長い。♪もういくつ寝るとお正月と歌っている頃までは、一日が長い。大人になれば、(え、もう12/29? まずいよまずい)なんてことになっているのだから。一日が過ぎて行くのがとても長いのが子どもである。

だから、一回おやつを食べなかったと言うことは、その次のおやつがやってくるまでの時間が永遠に感じるのではないだろうかと思うのだ。だから、一回抜かしたおやつはなんとかして取り戻したいのであり、おやつ抜きの罰は相当ショックになるのではないかと思うのである。

成長すると言うことは、時間の感覚が相対的に変わって行くこと。一日が長っかったのが、一週間が長く感じるようになるということ。週刊少年ジャンプを読み終えたときのあの絶望感。(ああ、次の話まであと一週間もある)という思いを抱いていた子どもだった時代がある。

それが、(え、もうサザエさん?)と一週間が早く過ぎるのを驚くようになる。そして、一ヶ月にそれを感じ、数ヶ月に、半年に、一年にと感じて行くようになるのだなあと思うのだ。

数ヶ月前に頼まれた原稿の〆切がもう来たことに驚き、春に引き受けた夏休みの講座の準備をしなければならない私は、「昨日の食べなかった分のおやつは?」とそこにこだわる娘(3)を、別の感覚で愛しく思うのだ。

「努力」について少し考えてみた

7/18

撫子ジャパンの彼女ら、私が指導してる学生達と同世代の者がいるんだなと思った。少し感慨深い。あの世界の檜舞台に立てる者は本当に少ない。彼女らはもの凄いものを手に入れた。だが思うのである。彼女らは手に入れたものと同じぐらい、いや場合によってはそれ以上に失っているのだろうなと。

そして、多くの人たちは得ることなく失うことばかりの「試合」をしている。特にクラブ活動で勝ち負けの結果がはっきりと出るものに関わっている人たちは、そうだと思う。この部分を理解しないとダメなんだと思う。負けてばかりのクラブなのに、なんで続けられるのだろうか。続けるのだろうか。

おそらく、勝ち負けはモチベーションであり、指導者はその勝ち負けの向こうにある人間的な成長を目指して行くのだと思う。少なくとも中高のクラブはそうであろう。指導者はそこを譲ってはならないはずだ。でなければ、学校でやる事の意味は随分変わってしまう。

勝ち負けを越えて指導者が指導して行くことは何なのだろうか。端的に言えば努力なんだろうなあと思う。「努力すれば夢は叶う」なんてことを優勝した人たち、事業がうまく行った人たちは簡単に言う。しかし、これは違う。そんなに簡単ではない。努力すれば夢が叶うなってことはない。

正確に言えば、夢が叶った者は必ず努力をしているということである。合唱コンクールで努力したって勝てないことはいくらでもある。部活動だってそうだ。だが、勝った者は必ず努力しているわけである。だから、努力は尊くて価値があるということなのだろう。

ところがこれだけではないので話がややこしくなる。努力そのものがダメという考え方もある。つまり、間違った努力をしているから努力をせざるを得ないのだということ。結果が出ない努力は意味がないといういことだ。おそらく学生時代までは努力だけでも価値がある。しかし、社会に出たら。

社会に出たら、努力の評価は学生時代のそれとは変わってくるだろう。だから、社会人は人に隠れて努力をするのだと思っている。「私は頑張っています」なんてことを社会人になってから言われたら、ちょっとこの人とは一緒に仕事をしたくないなあと思うのである。

撫子ジャパンの彼女らのすばらしさを見ながら、「努力」について少し考えてみた。

でも、君たちは使えない。そんなことがあり得るんだなあ

7/21

Appleが新しいOSを発表した。
それと同時にMacBookAIrも新型を出した。
このところのAppleは実に凄い勢いだ。
私も凄い勢いで買っているがf(^^;。

学生達にこのところMacの話をすることが多い。内の学生達を見ていて、実にコンピュータに弱いと思っている学生が多いと感じるのである。実際弱いのだが、よく見れば、それはWindowsが面倒くさいだけで、コンピュータに弱いと言うことではないような気もしている。

実際私はWindowsは殆ど分からない。
使っているとイライラしてくるので、触らぬ神に祟りなしと言う感じで敬して遠ざかっている。

だいたいからして、道具を使って便利になろうと言うのにも関わらず、道具の使いかたでイライラして、創造の仕事に支障が出ると言うのはどいうことなのか私には分からない。

苦手、嫌いと思っているものだから、私が実物で説明したMacのあれこれに驚愕するのである。そして、やっぱり私には出来そうにもないからと尻込みするのである。

『だけどね、このiPad2。こんなのは3歳でも使えるのだよ。君たちが教員になる4年後というのは今の3歳児が小学校1年生になる訳だな。そのときに小学校一年生はこれを電子教科書として使うことになって、しかも使える。でも、君たちは使えない。そんなことがあり得るんだなあ』

『それに、学校教育現場に入れば「若い人はコンピュータが得意だから、これお願いね」ってな感じで次々にコンピュータ関係の仕事が回されるんだよ。出来ないなんて言っていられないからね。仕事なんだから』

『さっき、ワールドカップ女子サッカーを、「私は興味がないから見なかった」という話をした人がいたけど、自分に興味があろうがなかろうが、先生ってのは見るのだよ。興味を持っている子どもがいれば、それにあわせて見るのだよ。さらに、子どもが見ているものを大人の視線で見たらどう見えるのかと言うことを話して行くのだよ。それも先生の仕事』

『君たち携帯電話があれば、今の生活には困らないだろう。でも、それじゃあ、卒論も書けないし、仕事はできないよ。時間のあるいま出来ないなんて言っていたら、仕事に追いまくられるようになったらもっと出来ないんだよ。先のことなんてよく分からないものだが、どんな仕事に就いたって、コンピュータは必要になるのは分かりきっているでしょ。ならば、早く身に付けることだ』

それにしても、8万円でMacBookAirが買えるんだからねえ。
なんて凄い世の中なんだ。

2011/07/20

監督の笑顔の意味

7/19

指導は文脈の中で行うものであり、テレビは編集がされていることが前提だということをふまえても、佐々木監督の姿はすばらしいと思うのであった。今回の決勝戦を見ていて、監督の表情はPKの前後ではまったく違っていた。試合時間、そして延長戦の時は、厳しい表情のまま。

得点が入れられようと、入れようとさほど変わった表情はしていない。どっしりとした顔のままである。ところがである。PKに挑むメンバーの円陣の中にいた時の佐々木監督の表情は、笑顔であった。実に笑顔であった。見事だ。戦っているときに監督が笑顔でいたら、その後はどういう表情をするのか。

笑顔のままか、怒った顔になる。しかし、厳しい表情でいつづければ、厳しい顔と笑顔を選べる。佐々木監督がそこまで考えていたかどうかは分からない。しかし、考えたであろうと私は思う。フィールドで戦っている時、緩い表情は選手に安心感を与える以上にゆるみを生む。場合によっては怪我も作る。

しかし、戦いが終わりPKに入ったときに厳しい顔のままでは選手に緊張感を与えることになる。十分に戦った。あとは順位を決めるだけのPKである。しかし勿論勝たせたい。だとすれば、彼女らの緊張を抜くことが監督の一番の仕事なはずだ。

24回勝ち続けていて、国際ランキング1位のアメリカ。しかし今回は点を入れては追いつかれてきたアメリカ。精神的にはアメリカの方が辛いはずだ。そのときに、リラックスと集中を持つことができれば、勝機は日本にやってくる。それを作るためのあの笑顔だったのではないかと思う。

で、今日の授業の小さな課題として次のようなものを出した。「あなたが今回のワールカップ女子サッカーのアメリカ代表チームの監督だったら、決勝でPKで負けた選手達になんと声をかけるでしょうか。できれば30秒以内で語りきれる分量。最大でも1分で語りきれる分量の言葉を書きなさい。」

学級対抗ドッヂボール大会、百人一首大会、運動会、水泳大会、30人31脚。小学校でも競い合うことはいくらでもある。そのとき、子どもたちが勝てば担任は何を言ってもまあ大丈夫だ。問題は、クラスがあんなに努力したのに、負けた時である。そのときの担任の言葉は大事だ。

この担任の言葉に、正解はない。色々な正解があるだろう。しかし、恐ろしいことに「不正解」はある。子どもが負けたことを必要以上に後悔し、明日からの学校生活にやる気をなくしてしまうような言葉だ。これは語ってはいけない、呟いてもダメだ。それは「不正解の言葉」である。

(よし、俺たちは頑張った)(そうよね。私たちは明日からまた頑張るもんね)と子どもたちが思うような、そんな言葉を語れる教師に育ってほしい。さ、どんな言葉を語るのか、課題の結果が楽しみである。

2011/07/16

実は結果的にiPad2を三台買ったのである。

7/16

娘のことや仕事のことやらあれこれ書きたいことはあるが、夏が忙しすぎてなかなか書けない。それを書く前に備忘録として書く。

昨日、ヨドバシカメラ京都店に行って、気になっていた物をあれこれ買って来た。USB扇風機、スタイラスペン、iPad2である。

研究室は節電の為に、温度を高めに設定してある。だから体に近い所に風が欲しい。アホみたいな扇風機であるとは思ったが、買ってみた。ダイソンの羽根のない扇風機を買おうかと思っていた私にしては、物凄い変化である。しかしまあ、いいんじゃないかなと思った。部屋の中の空気が書き混ざればいいのである。

スタイラスペンは、モバイルギア以来である。
iPad2のために買ったのだが、これはiPhone4でもいける。なかなか面白い。
太めの軸にしたのが正解であった。

で、iPad2である。wifiにした。mini wifiを持っているのでこれでよしとした。実は結果的にiPad2を三台買ったのである。
一言で言えば便利そのものである。ビューアーとしては言うまでもない。そして、「PC」としてもかなり行けると思われる。

なんだかAppleコンピュータの戦略のままにあれこれ買っているなあと思う。が、この先デジタル教科書の出現を睨んでいると、これは買わなければならない物だと思うのだ。

実は、iPad2を父にも贈った。さっき電話したら「今食事中だから、後から連絡する」と言ってFaceTimeで連絡してきた。実に嬉しそうに。私も嬉しい。繋がったFaceTimeで、琵琶湖の夜景を見せる。なんて簡単な贅沢なんだろう。
弟も買ったので、池田家はiPad2のFace Timeで簡単に連絡が取れるようになった。

で、さらに義父にも贈った。喜寿のお祝いだ。喜寿だが、私よりもMacには詳しい。幸い?にして家にあるMacの一つの調子が悪かったと言うことで、iPad2は重宝してもらえそうだ。

ちょっとした親孝行をする為に、嘗ては家にファックスを入れた。電話よりも簡単に細かいことが伝わるからだ。その後、メールを設定した。でも、やはりこのiPad2のFace Timeの方が実に楽でいい。

と言いつつ、来週の新型MacBookAirの発表が気になる私です(^^)。


2011/07/15

14番目の月

14

昨日は、14番目の月だった。

14番目の月と言えば、

http://www.youtube.com/watch?v=QdKdSYpm4Ew

だ。
我が家のお姫様がちょっと体調を崩してしまい、じっくりと鑑賞することは出来なかったが、今朝は少し調子を戻して来たので、一安心。

今日は、満月。
穏やかな月に会えますように。

2011/07/12

虹が見えた。

7/12

授業を終えて研究室に戻って来たら、雷が鳴った。
青空に雷。
晴天の霹靂である。

一転俄にかき曇る東の空。
しかし、キャンパスは明るい。
そこに大粒の雨。
学生達の叫び声が聞こえてくる。

しかして10分も過ぎればまたも晴れるのが、こういう大雨。
私は慌てて西の方角に走った。
外を見上げると、夏雲。
ああ、虹は見られなかった。

仕事を終えて、家に向かう。
三井寺を抜けて滋賀県に入る。
あれ、虹?
虹が見えた。

325iのエンジンオイルにアラートが出たので店に持ち込む。オイルを補給してもらうために車を店において家まで走る。そりゃあ、そうだ。虹が出ているんだから。琵琶湖の上に出ているのだから。

比叡山の方に沈む夕陽を確認しながら走る。
まだ間に合う。

いやあ、見事だった。
一瞬消えかかった虹だったが、私がカメラを構えたあたりでまた輝きだした。細かい雨がまた降り始めたのだった。

大きすぎる虹だ。とてもカメラに納まりきらない。そこでiPhone4でバシバシ撮影した。その後、パノラマ写真作成ソフトで一枚に纏め上げた。ああ、iPhone4は便利だ。

で、その写真が、これ。
年に一回撮れるかどうかの写真となりました。
眼福であった。

L

Somewhere over the rainbow
みなさんにも、何か良いことがありますように。

* 写真をクリックすると、かなり大きくなります。


2011/07/09

池田の関わった新刊三冊のご紹介

この一ヶ月の間に三冊本を出すことができました。一冊は単著。二冊は監修の本です。ありがとうございます。ご紹介いたします。

Photo

『先生 子どもたちをよろしく! 担任の仕事を楽しもう』(学事出版 池田修 単著)

大学で行っている「学級担任論」の授業をベースに、会話文をメインにして書きました。以下目次です。


■学級担任になって
・子どもたちに出会うまでに
・適切な距離感をもとう
・指導哲学をもち、笑顔で切り返そう
・読みやすく正しい文字を書こう
・学級開きで人間関係を築こう
・担任の一日の仕事~記録と計画~
・学級年間指導計画を作ろう
・学級データを管理しよう
・学級通信を出そう
・行事作文を書かせよう
・通知表を書くポイントは

■学級集団づくり
・レクリエーションの秘密
・公的グループと私的グループ
・プロジェクトチームをつくろう

■学級の環境づくり
・教室を整えよう
・教室に潤いを
・席替えをしよう
・給食当番の仕事は

■生活指導
・生活リズムをどう指導するか
・忘れ物が減らない?!
・遅刻をどう指導するか
・私語への指導ポイントは
・いじめ問題にどう対処するか
・規律が存在しにくい子どもへの指導
・学習遅進児への指導をどうするか

■親への対応・職員室で
・家庭訪問12か条
・保護者とどう関わるか
・職員室でのいじめ


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『テストの花道---人は「考え方」を手に入れたとたん頭がよくなる!
』(河出書房新社 NHK『テストの花道』制作チーム編 池田修ら監修)

去年から番組づくりに関わっているNHK教育TVの、「テストの花道」から生まれた本です。考え方を手に入れるにはどうしたらいいのかということを考える本です。番組では高校生を対象にしていますが、小学生から大人まで活用できます。以下目次です。

1章 今日から変わる!やる気のスイッチを入れる花道
三日坊主を卒業!計画するチカラ
●やる気が続く勉強プランが立てられる

毎日の勉強から本番まで!集中するチカラ
●自分が集中しやすい“条件”がわかる
こんなユニークなやり方も!集中するチカラ・番外編

うまい覚え方、あります!暗記するチカラ
●記憶が苦手でもきちんと頭に残る

2章 まずは基礎から!実力をいっきに底上げする花道
あやふやのままではダメ!根拠をはっきり言うチカラ
●自信を持って正しい選択肢が選べる

理解のバロメーター!要約するチカラ
●本当にわかっているから要約できる

授業中から差がつく!テストの花道流ノート術
●普通のノートが「自分だの参考書」に

“思い込み”をなくす!情報を読みとるチカラ
●出題者が「何を求めているか」わかる

どんどん筆が進む!論理的な文章を書くチカラ
●「何を」「どう書くか」がハッキリする

3章 応用問題も怖くない! 確実に答えを導きだす花道
カギは“ものさし”にあり!比べるチカラ
●複数の事柄をしっかり分析できる

“わかった気”になるのは危険!解釈するチカラ
●受け売りでなく「自分の言葉」で語れる

難問にも立ち向かえる!仮説を立てるチカラ
●「三つのプロセス」で正解にたどりつける

丸暗記より効率がいい!つながりを見つけるチカラ
●“関係”をつかめば、忘れても正答できる
英単語がみるみる覚えられる!つながりを見つけるチカラ・番外編

4章 もっと勉強したくなる!「考えること」が楽しくなる花道
強いのは“客観的”な人!修正するチカラ
●「弱点」と「解決策」にみずから気づける

論述問題や企画に不可欠!新しく発想するチカラ
●「ナイス・アイデア」を具体化できる

“熱い思い”だけでは届かない!しっかり伝えるチカラ
●取りこぼしをなくして得点アップ

チャレンジ問題 解答例/139
総合力テスト/140


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『新版 掃除サボリの教育学 たかが掃除 されど掃除』(学事出版 家本芳郎著 池田修監修)

家本芳郎先生の同名の名著『掃除サボリの教育学』の新版です。掃除指導という具体的な指導を通して、学級を経営するということ、生徒を指導すると言うことはどういうことなのかを論じています。

読み終わると、自分のクラスの児童生徒に会いたくなる本です。以下目次です。

第1章 掃除サボリの背景
1 掃除サボリの実態
2 環境への愛の欠如
3 学校への愛を失う
4 めだつ女子の掃除サボリ
5 掃除よりも大切な塾
6 家の手伝いをしなくなった
7 労働に閉じたからだ
8 掃除の仕方がわからない
9 ゆがんだ清潔感
10 共感的指導の不足
11 貧乏な学校掃除
12 教師の多忙さ
13 掃除サボリから見る実践課題

第2章 掃除サボリの指導を見る
1 無言清掃学校の管理掃除
2 罰当番か当番はずしか
3 部活と掃除サボリ
4 掃除サボリ対策パフォーマンス
5 掃除サボリに理あり
6 文学作品を使った掃除サボリ対策
7 便所掃除の歌
8 学年集中指導方式による掃除の指導
9 先頭に立つ教師


多くの方に手に取っていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。


明日の教室 7/30 野中信行先生

明日の教室 7/30
野中信行先生の申し込みを開始しました。
お待ちしております。

http://kokucheese.com/event/index/14067/

空を見ていた一日だった。

7/8

金曜日は、なるべくオフにするようにしている。
娘(3)を幼稚園に送り出した後、読みたいまま投げ出してある本を午前中は読みまくる。

昼はパスタ。
辛いイカスミソースにトマトとスイートバジルをあしらって。

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今日は風が強かった。
南からの風がずっと琵琶湖の上を通り抜けていた。
空が美しい。ボッーッと見ていようと思った。
ベランダの椅子に体を投げ出し、アイスティーを作って体を横にしたら、そのまま寝てしまった。

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娘が帰って来たので、前からの約束の通りにプールに行く。
去年は終わる30分前に良く行った。体を冷やしすぎないようにだ。
今年は1時間前に行く。

プールでは娘が
「まだ遊べる?」
と何回も聞く。
『まだ大丈夫だよ。大きくなったから、沢山遊べるよ』
「やった!」
と叫ぶ娘。大きくなって嬉しいのはお父さんだよ。

比叡山を従えた空が美しい。

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さらにプールの後にのんびりと琵琶湖を眺める。

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家に帰ってきて食事に出かける準備をしていたら、東の空が赤い。
夕陽の照り返しが東の空に反射しているのだ。
この照り返しは、実はとても珍しい。
西の空が晴れていて、しかも東の空に鰯雲のような雲がないと発生しない。

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空の様子を見ると、まさにその感じ。
これはひょっとすると凄いことになるぞと暫く見ていたら、これが本当に凄いことに。
ほんの10分ぐらいのことだが、見とれる。

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空を見ていた一日だった。

2011/07/08

国語科を実技教科にしたい

7/8

七夕の午後、関西のある小学校に出かけて行った。校内研修会の講師として招かれたのであった。今日のテーマは「言語力育成の方略 思考力育成の授業づくりにおける教材開発」というもの。学習指導要領が改訂され言語力が重視されることになり、このようなテーマで招かれることがこのところ多くなった。

準備に時間をかけてあれこれやったので、ハンドアウト5p、資料25pにもなってしまった。ああ、これをベースにして本が書けるなあと思ってしまった。

校内研修会には、校長、教頭先生も一緒に20人弱の先生が参加された。120分ということなので、まあ時間があるだろうと前半を丁寧にやってしまい、結局後半は時間が足りなくなってしまった。すみません。でも、満足してくださったようで良かった良かった。

言語力育成のキーワードとして私が考えていることは、言葉遊びである。
言葉遊びが豊かにできる子どもは、言語の力があると私は考えている。言葉の数が多く、処理スピードも速くないと言葉遊びはうまく行かない。

娘(3)を見ていて、子どもは楽しいから繰り返すんだなと思うのだ。繰り返すから力がつくというのはそうだと思うのだが、楽しいから繰り返すというのが子どもの本来の姿かなあと思うのだ。

言葉遊びは、遊びである。
楽しくて繰り返す。だから身に付いて行く。
そんな学習のシステムを作ることができないだろうかと考えているのだ。

国語科を実技教科にしたい。
これはもう10年ぐらい前から私が言い続けていることである。
読む、書く、聞く、話す。
これらの言語活動は、言葉の活動である。
頭の中だけで理解するという学習ではなく、実際にやる学習。これが大事だと考えている。

そんなことを考えながら中学校現場にいたときにやっていたあれこれを例に出しながらの120分+αであった。

終わってから近くの店で懇親会。
校長、教頭先生まで参加されての10名ぐらいでの懇親会。
なんかすごくいい職員室のチームだなあと感じた。
このチームの一体感を生んでいるのが、校長先生と教頭先生というのがよーくわかった。

私が言うのも僭越だが、もっといい学校に育つんだろうなあと思ったのでした。

2011/07/06

小さな問題を蔑ろにせず、課題として解決しようとする姿勢を続けること

7/2

ICUの研究会は、「小出記念日本語研究会」というもの。NHK教育テレビ
「伝える極意」の私の出演の部分を見た大会運営関係者が、今回の大会テーマに合うということで、声をかけて下さったのであった。

実は発表資料を書く期間が、急に忙しくなり体調を壊したりということで、とても難儀した準備であったのでした。実行委員にあれこれご迷惑をかけてしまった私のまま、会場のICUに向かいました。

当日は、私の発表と村松健一先生の発表。それをふまえてのシンポジュームでした。大会そのものはその後研究発表、お茶会、懇親会と続くのでしたが、なんと言っても村松健一先生が圧巻でした。

先生は、NHKのアナウンサーから、お茶の水女子大学の教授に転身され、その後独立されています。華やかな経歴で私なんかお会いする機会なんかないんだろうなあと思っていました。というのは私は、自分の修士論文に先生の提唱されたデベカッションを批判しながら引用したこともあり、当然存じ上げていたのですが、まさか会うことができるとは。

先生は、私が体調不良で準備できない時、メールで励まして下さったり、私の出演したテレビに良い評価を下さる等、本当にあたたかく見守りご指導くださって、お会いする前から恐縮していました。

で、村松健一先生です。

講演ではライフヒストリー的に自分がどんな仕事をして何を学んで来たのか、何を身につけて来たのかを語られました。伝える、伝え合う、対話と先生の関心領域が広がって行く。仕事をする中で、さまざまな事件に出合う。これをなんとか乗り越えようとする。そのときに実践があり、工夫が生まれるということを具体的に話して下さいました。

おそらく、創造的な仕事をするということはそういうことなのでしょう。目の前にある小さな問題を(ま、そんなもんだ)と流すか流さないかの違いなのでしょう。その本当に小さな問題を蔑ろにせず、課題として解決しようとする姿勢を続けること。これが大事なんだと思うのです。村松先生は、反省的実践家なんだなあと思ったわけです。

野口先生は、意図的に経験を積むことが大事だとおっしゃっいます。この言葉を初めて聞いたときには、
(いやあ、オレには無理だ)
と思ったものです。世の中にはこれが出来る先生もいる。若手もいる。だけど、私は無理だなあ。だから、オレはダメだなあと思ったものです。

しかし、目の前のことをなんとかやっつけて行く形で力を付けて行くタイプの学びと言うものもあるのだということを知るようになり、このごろほっとしているのであります。今日の村松先生はそうなのではないかと思うのでした。私なんぞは足下にも及びませんが、この方向性でもいいのではないかというのを強く思えた村松先生の講演でした。ああ嬉しい。

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お茶会のあとの懇親会も凄かった。
学生の寮の最上階にあるバンケットホールのような所でのパーティでした。オープンテラスの向こうにはICUの森。そして、先には飛田給にある味の素スタジアム。見事なロケーション。

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ICUブランドのワインなどで乾杯をして、美味しい食事をとりながら今日の発表やシンポジュームについて参加者の先生方からお褒めの言葉等を頂き、嬉しい思いをしている所に、花火。味の素スタジアムで行われているJリーグのハーフタイムで打ち上げられた花火でした。

さらに、その後村松先生とじっくりとお話しする機会も得て、なんとも幸せな時間でした。またの再会を約束して、先生をお見送りして私は学生寮にある最新の宿泊施設に泊めていただくのでした。パーティ会場からエレベーターで移動すること二階。なんとも幸せな移動でした。

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iPad2は父の日のプレゼント

7/1

翌日のICUでの講演とシンポジュームのために東京に移動。
出かける前にネットで確認したら、ヨドバシカメラにiPad2が入荷したとの情報を得る。新宿店で買おうと決意。

こんなに新幹線に乗る人生が待っていたとは思わなんだ。
今年も既に東京京都を何回往復しているかなあ。この8月だけで5回ぐらい往復しそうだし。

ま、そのお陰でEX予約でポイントが溜まり、無料でグリーン車にアップグレードであった。これはこれで嬉しい。久し振りだなあ。集中して仕事をしようと思ったのだが、はい、ぐっすりと寝てしまいました。体にはいいんだろうけどね。

ヨドバシカメラでiPad2を購入。
今日は震災後初めて実家に泊まることにした。iPad2は父の日のプレゼント。XPがまったく分からない私には接続できるのか心配であったし、また、長嶋茂雄さんと同じ年の父に使いこなせるかどうか少し心配でもあった。

結論から言えば、XPマシーンに繋ぐことと、Face Timeの為に新たにgmailでアカウントを設定するあたりに手間取ったぐらいであとは問題なく設定は完了。さらに、父親の方はちょっと教えただけで

「これは、いい。お母さん、お母さん!」

とすぐに自慢し始めた。
実に便利だ。
私のiPhone4でFace Timeでのやりとりをする。
便利便利。

設定完了を祝ってビールで乾杯。
そんなところに弟からメール。
打ち合わせもしていないのに、弟もiPad2を購入したとのことであった。
これで楽にテレビ電話ができる。

これで念願がかなって肩の荷を降ろしたのでありました。

『伝える極意』の再放送 7/7 9:55~ NHK教育テレビ

『伝える極意』の再放送のご案内です。
この回はロンドン大学の授業でも使われたということが、最近分かりました(^^)。
良かったらご覧下さい。

引用開始 ーーーーーーーーーー

「話して聞いて幸せになろう ~話し合い~」
本放送:平成23年7月 7日(木)9:55~11:10 NHK教育テレビ
再放送:平成23年7月14日(木)9:55~11:10 NHK教育テレビ

○内容
学校でよく行われる話し合い。
何かを決める時、どう話し合ったらいいのか、
京都橘大学の池田修さんが極意を教えます。
話し合うのは、熊本県阿蘇郡小国町立万成小学校の
5・6年生、全部で11人。
テーマは最近みんながやっているバレーボールについて。
「全員が楽しめるルールを作る」
これを目標に、話し合いを繰り広げます。

○池田流 話し合いの極意
・はっきりとした目標を決める
・実さいにたしかめる
・だれかのためになる意見に耳をかたむける

○感想やご意見をお聞かせ下さい。送り先は2つあります。
1)番組ホームページ
 http://www.nhk.or.jp/gokui/のご意見・お問い合わせへ
2)NHKのホムページへ
 http://www.nhk.or.jp/css/goiken/index.html にアクセスし、
「メールでのご意見・お問い合わせ」の「メールフォームはこちらへ」から書き込んで下さい。

頂いた感想やご意見は、番組の作りに活かしていきたいと思っています。
周りの方にも宣伝して下さい。
よろしくお願いします。

※この番組は、インターネットでもご覧頂けます。
番組ホームページ
http://www.nhk.or.jp/gokui/の「番組をみる」をクリックしてください。

引用終了 ーーーーーーーーーー

です。
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